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君と会った日🌌
真里茂と花音の会った話ですー♪
花音「はあ…」
わたし_花音は電車に揺らされながらため息をついた。やっと、あのサイテーな奴らと離れて優しい叔母、叔父の元に行くことができる。嬉しい。嬉しいんだけど_。ただ一つ気になること。それはいとこのことだ。
近頃、叔母が女の子を産んだらしい。名前は_真里茂…だっけ。可愛い名前。きっとすごく可愛いんだろう。わたしなんかより。まあ仲良くできたらいいな_。血乃乃瀬島までは1時間半するのだけれど、考えてるとあっという間。すぐについた。わたしは重たいリュックを背負い、電車を出た。_人でごった返しの駅を歩いていく。普通に歩いていれば、人の波に襲われて別のホームにいっちゃいそう。魔法で人を払い除けながら歩いて行った。
駅を出た。小さな島だ。中央に真っ赤な山がある。あれが血の由来かな。
スタスタ村中を歩いていると一つ、目立つ屋敷を見つけた。あれが、叔母の家_。深呼吸をした。
吸って、吐いて…。ドアノブに手をかけ、呼び鈴を鳴らす。
ニャオニャオー
猫の声の呼び鈴がこだました。
ガチャ
ドアが緩やかに開かれる。_と。
?「よろしくー!」
中から女の子が飛び出てきた。
赤い髪。赤い瞳。可愛い声。瞳だけがわたしと一致だ。そうだ。今日からこの子はわたしの義理の妹になるのね。
花音「よろしく」
わたしと義理の妹は握手を交わした。