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学園物語「オッドアイの茂、青春はドタバタ
2024 12月15日もうずっっっっっっっっっっっと書いてる。助けて?
2025 3月25日やっと半分よ…
2025 6月30日夏休みに頑張ってかくわ…
2025 7月25日全力で書くわ
2025 8月25日別シリーズ書き始めちった(*ノω・*)テヘ
2025 9月3日再開やで
そして本日…2025年9月11日 もうムリや…適当に俺の好きなBLで終わらすか…
キャラ設定
大和 茂(やまと しげる)
性別:男
学年:1年生 → 2年生
身長:147cm(小柄)
特徴:左右の瞳の色が違うオッドアイ
性格:大人しいが時折毒舌を吐く、不器用で繊細
頭脳:小学生レベル(勉強は苦手)
運動能力:ちょっと走っただけで息切れする
好きな食べ物:生姜焼き
苦手なこと:掃除、敬語、集団行動
最近困っていること:女の子に間違われることがある
特徴的な行動:照れたりするとすぐ赤くなる。毒舌で誤魔化すことが多い。
人間関係:わらびの親友であり、最終的に〇〇になる。
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わらび
性別:男
学年:2年生(茂と同じクラスメイト) → 卒業
性格:明るく元気、面倒見が良い、ちょっとお茶目
特徴的な行動:茂をからかうこともあるが、本心ではずっと茂の味方
人間関係:茂の親友であり、最終的に〇〇になる
特技:友達作りが上手く、誰とでも自然に仲良くなれる
その他:卒業して一度離れるが、茂が孤独な時に再会して支える存在
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この学校はクラスが学年ごとに分かれておらずみんな学年がごちゃ混ぜのハチャメチャな学校だぜ☆
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--- 本文だぜ☆ ---
春の柔らかな日差しが、私立わらび学園の校門に差し込んでいた。
小柄な少年が、制服の袖を少し握りしめながら足を踏み入れる。
名前は大和茂。身長は147cm、左右の瞳の色が違うオッドアイが特徴だ。
大人しい性格だが、時折鋭い毒舌を吐く。
頭脳は小学生レベルで、運動は少し走るだけで息切れする。掃除も敬語も苦手で、好きな食べ物は生姜焼き。
そして最近の悩みは「女の子に間違えられること」だった。
教室での自己紹介の日。
「大和茂です。よろしくお願いします。」
隣のクラスメイトが元気よく声を張る。
「よろしくな!」
茂は小声で呟いた。
「……声デカいな、カラスかと思った。」
クラス中が笑い、茂の耳は赤くなる。
その隣で笑っていたのが、明るく面倒見のいいわらびだった。自然と二人は親友になった。
初日から茂の生活は苦手だらけだった。
掃除の時間、ほうきを握ってため息をつく。
「……砂漠の砂を数える方がまだマシだな。」
体育では、100メートル走で息が上がり、途中でへたり込む。
「俺の肺、欠陥品か……」
女子たちは笑い、
「かわいい〜」「女の子みたい!」
茂は机を叩いて怒鳴る。
「俺は男だって言ってんだろ!!」
それでも、茂には小さな幸せがあった。ある日、わらびが購買で生姜焼き弁当を買ってきてくれた。
「お前、好きだろ?」
茂の目が輝く。
「……わらび、お前神か?」
普段は大人しい茂が、心から笑った瞬間だった。
秋になると文化祭の準備が始まった。
クラスはカフェを開くことになり、茂は接客係を任される。
制服にエプロンをつけるが、背が低いため完全に女の子に見える。
「かわいいウェイトレスさん!」
客から声をかけられ、茂は顔を真っ赤にする。
「俺は男だっつってんだろ!!」
わらびが笑いながらフォローする。
「うちのクラスの切り札だからな!」
結局、茂は「かわいい担当」として人気になり、店は大盛況。しかし、机の下で頭を抱える姿は変わらない。
「俺の尊厳、返してくれ……」
冬、修学旅行の夜。旅館の布団で二人は横になる。
茂は小さな声で呟く。
「……俺さ、いつも笑われてばっかだろ。オッドアイとか背とか。たまに怖くなるんだよ。」
わらびは天井を見つめ、静かに答える。
「でも、俺はお前を笑わねぇよ。俺の親友だからな。」
茂は小さく笑い、照れ隠しの毒舌を吐く。
「まあ、バカと一緒にいる俺もバカに見えるけどな。」
「お前なぁ!」
二人の笑い声が夜の旅館に響いた。
二月十四日、バレンタイン。
茂の机には女子たちからのチョコが山のように積まれていた。
「……は?」
女子たちは口々に「かわいいから♡」と笑う。
茂は額に青筋を立てる。
「俺は男だっての!!」
昼休み、わらびがそっとチョコを置いた。
「本命な。」
「なっ……!」
「冗談だよ。姉ちゃんの作った余り。」
茂は机に突っ伏し、顔を赤くした。
帰り道、ぽつりと呟く。
「……お前のチョコ、一番うまかった。」
三月十四日、ホワイトデー。
茂の机には「お返しリスト」が置かれていた。
「……俺は郵便局じゃねぇ……」
仕方なく女子たちにキャンディを配り、最後にわらびにだけ小さな包みを渡す。
中身は焦げたクッキー。チョコペンで「ワ」と書かれている。
「……うまいじゃん」
「バカ舌か?」
茂は耳まで赤くなる。
一年が過ぎ、わらびは卒業してしまった。
茂は二年生になったが、新しいクラスに馴染めず、昼休みは独りで弁当を食べる日々。
「……生姜焼き、好きなのに……」
胸の奥にぽっかり穴が開いたようだった。
ある放課後、下駄箱で靴を履こうとしたとき――
「おい、茂!」
振り返ると、そこに立っていたのはわらびだった。
「……なんで……!」
「ちょっと顔見に来ただけだよ。お前、どうしてっかなって。」
茂は俯き、震える声で言う。
「……バカ。お前いなくなってから、俺……ずっと……ひとりで……」
わらびは歩み寄り、茂の頭をそっと撫でる。
「知ってるよ。だから来たんだ。」
二人で校門を出て、夕焼けの道を歩く。
「なぁ、茂。ひとりで頑張ってたんだろ?」
「……頑張ったけど、友達できねぇ。何話せばいいかも分かんねぇ。」
わらびは茂の目を真っ直ぐ見つめ、笑った。
「友達できなくてもいいじゃん。俺がいるだろ。」
胸が跳ね、茂は小さく笑う。
「……俺も。お前がいなくて、死ぬほど寂しかった。……だから、傍にいてくれ。」
わらびはそっと茂を抱きしめ、耳元で囁く。
「約束するよ。もう、お前をひとりにしない。」
茂はわらびの胸に顔を埋め、泣き笑いする。
「バカ……でも、ありがとな。」
夕焼けに二人の影が重なる。
もはや先輩と後輩ではない。互いを選んだ、大切な「ふたり」として歩き出す。
青春はドタバタだったけれど、オッドアイの小さな少年の瞳には、確かにかけがえのない日々と、新しい幸せが映っていた。
――完。
やっっっっっっと書き終わった!
もうやだ!いっしょうかかない!
俺は小説書くの下手!
もう公開しよ…