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令嬢と月 Prologue 新学期。
ひだまりです。
一応ひだまりっていうアカウント名だけど、オルカのアカウントと一緒の人だよ〜。
#Prologue
私は螢雪学院2年、天宮遥花。
2年になって転校してきました。
実はここ、かなりの名門校らしくて、令嬢令息がたくさんいます。(らしいです。)
まぁ、私は、世界進出もしている「ハーベルグループ」の社長令嬢、遥花なんだから!
今日から通うんだけど・・・。 ちょっと不安だなぁ。
ま、いっか!!
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螢雪学院《2−3教室》
さっきの口調はあくまでオフモード!
今は、令嬢モード!
って言っているのですけれど、戻ってしまうかもしれません。
この学校は毎年クラスが変わるそうです。なのでみなさんが自己紹介されます。
私は・・・3番ですか。
驚いて大きな声を出すのは令嬢失格だ、とお母様に教わりました。
なので、私は大きい声を出さずにすみました。良かった・・・。
先生「は〜いじゃあ番号・名前・好きなもの・その他何か一つ言ってね〜。」
相田「はい!出席番号1番!相田水都です!好きなものは、ハンバーグで、サッカーやってます!よろしく!!」
元気ですわね。何故朝からこのような声が出るのでしょう?わたくしは不思議でなりません。
それに、スポーツ推薦でしょう?バカなんだから。礼儀正しい螢雪学院に相応しくはございませんね。
赤星「出席番号2番、赤星美桜です。〜〜〜〜〜(自己紹介)」
先生「次は転校生だぞ〜。」
「皆様はじめまして。出席番号3番の、天宮遥花と申します。好きなことは読書、得意なことは手芸です。これからよろしくお願いいたします。」
・・・その後も、自己紹介は続いた___。