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Day1
ニキ)お!いたいた!
ニキは、その先にいる人物らに大きく手を振った。それを見て、呆れた顔でその人物は言う。
キルシュトルテ)お前なぁ〜、いきなり3日前に誘って分厚い詳細渡されてよぉ
弐十)ま、誘ってくれてありがとだってさ
キルシュトルテ)言ってねぇよ!!
はとね)おぉ〜豪華客船だ!
目の前の船を見て目を輝かせるキルシュトルテ達の横でニキが鼻で笑った。
ニキ)ハッ、君たち、豪華客船にも乗ったことないのかい?
暇72)そりゃあ、ねぇ?
またまたニキが腹立つ笑いをみせる。
ニキ)ふっ、僕はね…
ニキ)今日が初めてさ★
弐十)こいつ置いてこーぜ
キルシュトルテ)その方が俺らのためだ。災害は置いていこう。
ニキを海に落とそうとキルシュトルテと弐十がニキを二人がかりで持ち上げようとする。めちゃくちゃ抵抗するニキを無視する二人。ニキと海の距離がだんだん近づいていく。
落ちる―。ニキの声(悲鳴)は70dBと言ったところか。後ろでせんせー、はとね、キャメロンそして18号が耳を塞ぐ。
はとね)大丈夫なの?あれ。
しろせんせー)…多分な。
ギリギリで二人の手は止まった。
弐十)おまえ声でかすぎ。耳壊れるわ。
無事降ろされたニキが、怒りの声を上げる。
ニキ)今度はお前らを落としてやるよ。
しろせんせー)やべ。ニキガチでやるつもりだ。
その後、せんせーが全力でニキを止めに行き、なんとか弐十とキルシュトルテの命は守られ、一つの事件が幕を閉じた…ところでまだ問題があることにキャメロンが気づく。
キャメロン)あれ?りぃちょくんとシードくんがいない…
18号)そういえば…
全員の口が開いたままで固まった。
キルシュトルテ)出発時間までは?
ニキ)あと15分…
時計を確認したニキの顔が顔面蒼白になる。出発準備を始めたのか、客船が汽笛を鳴らした。その汽笛でかき消されてしまったが、せんせーのスマホがかすかに振動した。慌ててせんせーはスマホを取り出す。
LINEを開くと送り主はりぃちょであることがわかった。寝坊でもしたのだろう。内容は、今からシードをこの港まで来るとのこと。だが、ここまでは車で10分以上は確実にかかる。メンバーは終わりを確信した。ニキがスマホを引っ張り出して、りぃちょに通話する。
りぃちょが出た途端、ニキは大声で画面に向かって叫んだ。
ニキ)出発まであと15分しかない!!
りぃちょ)*へ?*
電話先のりぃちょが動揺を見せる。隣にいるシードも。タクシー運転手に「急いでほしい」と訴えるシードとりぃちょの声が真っ暗な画面から聞こえた。
シード)なるべく急いでくれるらしい!じゃけぇ早くて6分後には着くはず!
だがまだ安心はできないもし渋滞にでも巻き込まれたら終わりだ。
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りぃちょ)間に合ったぁ
しろせんせー)ほんっとお前らさぁ
りぃちょ)聞いて!運転手が元レーサーで…
ニキ)早く乗るよー
結局シードとりぃちょはなんとか間に合い、乗船することができた。りぃちょによると、運転手が元レーサーで車と車の間をスルスル抜けていったらしい。㋷「超かっこよかった!」
やがて、船が出発した。ニキたちが遠ざかっていく街に大きく手をふる。
キルシュトルテ)あばよ〜
ドン
キルシュトルテ)わ
キルシュトルテ)死ぬかと思ったぁ、お前!ビビらせんなよ
ニキ)いつかの仕返しです〜
こうして、ニキたちはロストアイランドへと出航した