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貴方と殺し屋
ごめん 母さん オレ、、」
俺は小学二年生の時「殺し屋の嬢王」と呼ばれた母親を父さんの命令で射殺した
そして俺は父が社長の殺し屋グループ、「hated」に入れられた。
そこでは「嬢王の子供」とは思えない扱いだった。
「此奴 、 こんなヒョロヒョロなのに嬢王を殺したんだって」
「嬢王も弱いんだな」
いつも通りこんな話を聞かされながら殴られる
やり返したらめんどくさくなるから何も抵抗はしなかった
小学三年生の時、耐えられなくなり、一人の男をナイフで殺した
そこから中学になるまで俺は周りから怖がられた。
そして今高校生になった俺は父の前に立たされている、、
「葵。お前に重要な仕事を頼みたい。」
「ええ、父さん 、 俺ですか?」
絶対に嫌だ。父さんが「重要」とつく仕事だけは絶対にやりたくない。といっても自分から断れば、何されるかがわからない。
多分次の発言は「はい」の二文字しか許されないだろう。
「葵 、 頼めるよな」
「はい 、」
こういうしかない。父さんのは頼みじゃなく、命令だ
「崎い 、 また神崎さんの押し付け受けたの?? まあはいしか言えねえよな」
「ほんとな次の仕事、やりたくねえ」
此奴は、俺の数少ない友人。俺のこと崎と呼ぶ変な奴
「え?どんな仕事?」
「同い年のお嬢様を殺せだの」
「げえ、どうやって?」
「執事になって潜入、」
「だるw」
こう軽く言うが本当に苦手だ。
まず敬語ができない。スーツを着る大体のものぶかぶかだし、
そもそも中学二年生の小柄な俺に執事をさせるかあ?普通。
『大丈夫だよ。ただの付き添いをして隙があれば殺すだけだ』
とはいうけれど、その付き添いというのが無理なんだよ、
「神崎 葵様 、ご主人様が「そろそろ行くぞ」っと、」
「ああ。もう行く」
父さんのメイド、使えるが感情がわからなくて少し怖い。
「ひいっ、葵様を連れて行けば家族は解放していただけるのですねっ、」
「うん そうだよ葵を売るようにふるまってくれたまえ」
これが殺し屋のやることかはわからない。
ぼーっとしながら俺は車に入れられた。