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グランドフェス&newカラストンビ部隊3
前回の話はこちら!
https://tanpen.net/novel/a389462b-6666-43dc-b463-22d0ff6bad8d/
投稿まで遅れてごめんなさい🙏🙇
あらすじ
謎の組織sharkからの手紙。その内容はなんと、アイドルたちが誘拐されてしまった!?大切な仲間たちを取り戻すためにランはsharkのアジトに向かう。アイドルたち、ランの運命はイカに……?
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タッタッタッタッタ…
静かな道を駆けていくイカがいた。ランだ。
ブブブブブブ
胸につけた無線端末が音を立てた。
司令「こちら司令だ。聞こえるか?」
ランは見知った声を聞いてほっとした。ランでもやっぱり静かでちょっと不気味な道を通るのは心細い。
ラン「はい。司令聞こえますよ」
司令「良かった。急で悪いが今からドローンを飛ばす。そのドローンが掴んでいるモノを受け取ってくれ」
すぐにランのもとにブキチドローンが着いた。
届いたモノを見てランは首をかしげた。
ラン「司令、これって何に使うんですか?」
司令「作戦を考えた。聞いてくれ」
ゴニョゴニョゴニョゴニョ
ランはニヤッと笑った。
ラン「分かりました。任せてください」
司令「あぁ、頼んだぞ」
プツッ
無線を切ってランは沈みかけている太陽に向かって駆けていった。
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20分後……
ラン「ここがsharkのアジト…」
ランの目の前にはザ・組織のアジトって感じの倉庫のような建物が建っていた。
ラン「倉庫なら木箱とかバルーンが置いてあるかも…戦闘には持って来いね」
周りを歩き回るとすぐに入り口とおぼしきものが見つかった。
ラン「これね」
律儀にもインターホンがついていたので鳴らしてみる。誰も出ない。仕方ない、名乗り出よう
ラン「私はnewカラストンビ部隊のランよ!さぁ、アイドルたち…私の仲間を返して!」
すぐに返事は返ってきた。
?「金は持ってきたか?1人だろうな?」
ラン「ええ、1人で持ってきたわよ」
?「了解した。ランだな。入れ」
ラン(思っていたよりすんなり入れてくれるな)
スゥとスムーズに扉が開いた。ここ最近このドアを使っていたんだろうと推測できる。
警戒しながら中に入ると予想どうり木箱やバルーンがたくさん置いてあった。しかし、中には誰もいない。薄暗い中目を凝らすと目の前には拘束されたアイドル達がいた!
ラン「みんな!!」
ランが駆け寄ろうとした瞬間。
アオリ「ダメっ!」
アオリが思いっきりランに体当たりをする。
その瞬間。ランがさっきまでいた場所に電流が走った。
ラン(罠だ!)
ホタル「3号!敵は罠を仕掛けてある。仕掛けスイッチを切って!」
イイダ「仕掛けスイッチはあそこです!」
ホタルとイイダがランの位置からそう遠くない所を指す。さすがはホタルとイイダ。ばっちりサポートしてくれる。
ひとまずみんなは拘束されている以外特に被害はなさそうだ。ほっとしたラン。次の瞬間、一気に表情を引き締め、
ラン「罠?さぁて仕掛けたヒトそこにいるでしょ?」
バシュッ
いつのまに取り出したのかランの手にはラクトが握られていてある方向に向かってランは弾を打った。
?「ほう。なかなか素質はあるようだな」
さっきランを応対した声が聞こえた。
?「金を渡さなければアイドルたちは渡せない。交換条件だ」
ラン「………人の命を弄んでなにが交換条件よ。私の仲間はあんたのオモチャじゃない!!!」
いつも優しいランが珍しく怒りの感情を表に出している。
バシュン!
当たらない。なんで!?と驚愕している暇もない。
ゆらり、と背中から殺気を感じる。
ガキン!相手のシューターをランがラクトで受け止めた。このラクト、ランは好き勝手に改造したりしているので、ちっとやそっとの打撃にも耐えられる。
ラン「殺気を隠すのはまだまだ半人前ねっ!」
しかし、明らかに分が悪い。いくらヒーローの訓練を受けているとはいえ、大人のイカと少女のイカだ。広い倉庫をスイッスイッと逃げ回る。この俊敏さがランの強みなのだが…
ラン(なっ!?ついてくる?!私もかなりのスピードで移動してるはずなのに)
相手はまるでランの動きを読んでいるかのように攻撃を仕掛けてくる。予測撃ちをしてもそこに撃たれると分っているのか全く弾は当たらない。
ラン(えぇい、こうなったら)
ランは近くの壁を塗り、登ると見せかけ…イカロール!
ラン(この距離ならチャージは間に合う…いけるッ)
その瞬間。
フウカ「3号はん、危ない!」
ウツホ「そこにリッターがいるのじゃ!」
マンタロー「エイッエイ!(避けて!)」
ようやくランは自分の身体にリッターの射線が向いていることに気づいた。
ラン「マズい、やられるっ」
パァン!パリーン!
アーマー(ヒーロースーツ)がわれた音を最後にランの意識は幕を閉じた。
はい!これ以上書くとめっちゃくちゃ長くなるので一旦止めます。ごめんなさい。
投稿が遅れて本当に申し訳ありません。
何も言わずに待っていてくれてありがとうございますT^T
(次回の4はいつ投稿できるか分かりません…)
あとテンションで書き切ったのでおかしい所あるかもしれません。もしあったらご指摘してもらえますと幸いです。(矛盾点など)
日記も始めたので上げていたら読んでみてくださいね。
それじゃあバイくま〜!