#5 横切る恐怖の先

🍫side --- 🦖「えと、、さん、、？」 皆んなに不審の目を向けられる でも私は負けない だって皆んな、絶対信じてくれてるはずなんだ 🍫「私が司令役」 🍫「…っていうわけじゃないの。」 🎸「え？？」 目を丸くするうり 🍫「え、、ちょ、本気で私が司令役だと思ってたの！？」 🦊「だって、ゆあんくんの言い方からしてそうとしか…」 🍗「俺が悪いです。すみません。」 秒で謝罪をするゆあんくんに少し笑ってしまう。 🍪「それで…どうしてゆあんくんを襲ったんですか？」 🍫「私の意思…ではないよ。命令というか、お願いされたの。」 👓「また裏切り者いるの！？」 🍫「ううん、違う。裏切り者は私とゆあんくんだけ。」 🍫「…裏切り者っていう言い方は嫌だな。正確には、《《使者》》かな。」 🐏「どういうこと？」 🍗「つまり、俺たちはその司令役に利用されてたってこと、？」 🍫「そう、」 しかも司令役は私の、《《私たち》》の知っている人 🍫「だるまが黒幕だとして、使者はこの2人だけしかいない…」 🍫「もう、分かったでしょ？」 皆んな少し悩んだ顔をし、そしてはっとする 🌈🍑「たっつん/さん！！」 🌷「え、でも…え、？」 🐸「全部たっつんが仕組んだこと、？」 🍪「でもだるまがいるから…」 🦖「直接、聞きに行きたいのにな…」 じゃっぴの一言で皆んなが俯く 🍫「私がゆあんくんを襲ったのも、2人を閉じ込めたのも全部たっつんに指示されたことなの。」 🍗「でも、どうしてそんな…」 🍫「長くなるんだけど、ね」 私は深呼吸をして言った 🍫「あれは、からぴちが結成してすぐの時だった。」 --- からぴち結成後 --- 🍫「はぁ…」 からぴちでの撮影はすっごく楽しい だけど、これからどうなるのかすごく不安 皆んなが凄いから本当にいて良いのか、 場違いなのではないかと色々考えてしまう 🍫「誰かに相談しようかな…」 どうせなら前からこういう活動してた人に相談したいな… 🍫「のあさんかな…」 私はのあさんに電話をしてみた 🍪『もしもし？えとさん？』 🍫「あっ、のあさん。あの…」 慣れない電話で少し言葉が詰まってしまう __🦖『ゆあんくん！！ねえ何してんのww』__ __🍗『え、そっちなの？ww』__ 🍪『ちょっと2人ともうるさいです！！…えとさん何ですか？』 電話の奥から聞こえるじゃっぴとゆあんくんの声、 どうやら3人で出かけてたみたいだった 🍫「あの…いや、活動のことで相談があったんですけど…」 🍪「そっか…ごめんね。タイミング悪くて…」 🍫「あ、いえいえ！」 🍪「たっつんさんなら家にいたと思いますよ！2時間前に電話した時繋がんなかったんですけど今ならいると思いますし！」 たっつんか… 🍫「分かった！ありがとうのあさん！」 --- たっつん…たっつん…、、 かけてみるか…、あんまり気は乗らないけど… ﾌﾟﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙ… …？長いな…どうしたんだろ、、 『おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません』 🍫「…え？」 電話から聞こえた音声はたっつんの声ではなかった 出なかった。不在着信、、 🍪『2時間前に電話した時繋がんなかったんですけど……』 のあさんはそう言っていた …2時間経っても出ない、？ そんなこと、あるわけ… 私の中で嫌な予感が頭の中を横切った 🍫「…たっつん、、！」 私は家を飛び出して、うろ覚えのたっつんの家に向かった