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もにゅの冒険 年度と不思議な転校生!?
時は2025年7月5日。前より少し時が経って、年度と蔵水は小学5年生、もにゅと赤もにゅは6歳になった。キーンコーンカーンコーン♪6時間目の終わりのチャイムだ。担任「明日、転校生が来ます。楽しみにしていてくださーい!( ̄▽ ̄)」年度「明日転校生が来るのか!家にある『友達を作る方法』もう一度読んでおかないと!♪───O(≧∇≦)O────♪」蔵水「転校生と仲良くなるのはいいけど、いきなり話しかけると緊張しちゃうかもだから気をつけて。(^^)v」年度「OK。♪───O(≧∇≦)O────♪」そして、5分後。年度は目の前のドアを開けた。年度「ただいまー!もにゅー、明日転校生来るんだって!」もにゅ「それは僕ならとっくに知ってるもにゅ!僕、とっても楽しみもにゅ!」年度「なんで転校生来るって知ってるの?もにゅってすごいね!」もにゅ「だって、僕が転校生としてくるんだから当たり前もにゅ!」年度「はーーー!?( *`ω´)そもそももにゅ、人じゃないじゃん!」赤もにゅ「説明しよう!」年度「どこから入ってきたの?」赤もにゅ「窓開いてたもにゅ!改めて説明するもにゅ!もにゅ達は、6歳になると10歳くらいの人間に変身できるもにゅ!」年度「もにゅ、学校でうまくやっていけるかな?」赤もにゅ「一応偽名で田中 もにゅって名乗ることにしてるもにゅ!」年度「それで本当にいいのか?(・・?)」年度の母「年度ー、もにゅー、ご飯よー!」
18:00。年度「お母さん、明日クラスに転校生来るんだって!」年度の母「どんな子なのかしら?」年度「(もにゅが来るなんて言えないよ…)」そして、年度は自分の部屋に行った。年度「もにゅ、本当に大丈夫なの?」もにゅ「大丈夫もにゅ!(多分大丈夫じゃないもにゅ)」年度「担任の先生怒ると怖いよ?」もにゅ「ひえー。゚(゚´Д`゚)゚。」年度「大丈夫。いい子にしてればとっても優しいから。」年度の母「もうお母さん寝るからね~」年度「来た。お母さんの謎宣言。もにゅ、もう10時だし寝ようー。」もにゅ「そうもにゅ!あ、そうそう!僕、少し遅れてくるもにゅ!」年度「OK。じゃあ、もにゅおやすみー。」もにゅ「ちょっと待つもにゅ!まだ怖いから、常夜灯つけててもにゅ!」年度「もにゅはいつまでも怖がりだなー。」
7月6日。年度「じゃあ行ってくるねー。」年度が学校に着いたあと、もにゅ(人間)がやってきた。担任「はいじゃあ田中さん、みんなに挨拶してください。」もにゅ「挨拶?簡単もにゅ!みんな、こんにちはもにゅ!」年度「早速やらかしてる!」担任「ああ、挨拶っていうのは自己紹介の方の…」もにゅ「初めましてもにゅ!田中もにゅだもにゅ!好きな食べ物はアイスクリーム!仲良くしてもにゅ!」クラスほぼ全員「あははははははは!もにゅっていう語尾なんだよwww妖精?www」担任「じゃあ家見さんの後ろ座って。」年度「私の後ろ!しかも同じ班!」蔵水「もしかして:知り合い」年度「そうそう!実は前日友達になって…」蔵水「どういう経緯?理由は?」年度「ごめん…嘘!実は、かくかくしかじかで…」蔵水「マジ!?実は、うちの赤もにゅもつい最近美人に変身できるようになって♡───O(≧∇≦)O────♡」年度「へぇー(苦笑)」そして、1時間目が始まった。担任の先生「それでは、自由に俳句を作ってください~」年度「出来た!暑すぎて 外出れないよ 夏休み もにゅは出来た?」そこには、人類全員読めないような字でこう書かれていた。「年度ちゃん 蔵水くんのこと 好きだった」年度「もにゅ!恥ずかしいからやめてよ!しかもさ、季語入ってないし!」もにゅ「ダメもにゅ?」年度「ダメに決まってんだろーーーー!」2時間目 算数 担任「田中さん、76÷0.5=?」もにゅ「わからないもにゅ!こんな意地悪な問題出さないでもにゅ!」そうもにゅが言った瞬間、空気が一瞬にして凍りついた。
中休み 年度「ダメだよもにゅ!あんな発言しちゃ!」もにゅ「だって意地悪問題出してきたもにゅ!」年度「もにゅさぁ、学校に転校してくる前に勉強してくればよかったじゃん!」もにゅ「学校楽しくないもにゅ!期待はずれもにゅ!もう帰るもにゅ!」年度「まだ授業は4回あるよ?」もにゅ「しんどいもにゅ!」年度「はあ…次の教科は…家庭科!?しかも調理実習!?さらにもにゅと同じ班だから…」蔵水「もしかして:困ってる」年度「そう…次の3・4時間目の家庭科、嫌な予感しかしない…」キーンコーンカーンコーン♪そして、家庭科が始まった。家庭科の先生「今回は味噌汁を作ります。火の扱いに十分注意してくださいね。」年度「もにゅ、大丈夫かな?」もにゅ「ちょっと!野菜の切り方違うもにゅ!火加減に気を付けろって家庭科の先生も言ってたもにゅ!」年度「もにゅ、なんで料理初めてのはずなのにこんな上手くできるの?」もにゅ「赤もにゅのところで習ってたもにゅ!」そして、班のみんなは班で作った(もにゅがほぼ作ってくれた)味噌汁を食べた。年度「うまっ!」班の人A「これ旅館に出せるな。」班の人B「もにゅ、絶対シェフ向いてる!」もにゅ「これでもまだ料理1年目もにゅ!上手くなりたいなら赤もにゅの料理教室に行くもにゅ!」班の人C「もにゅってあの紙粘土の?」もにゅ「そうもにゅ!僕も紙粘土の力で変身できるもにゅ!」年度「(これ、絶対言っちゃダメなやつ!学校行く前に10回も言ったのに!」班の人ABCD「もにゅってすげー!」年度「何故そうなる?」そして、給食の時間がやってきた。年度「もにゅ、初めての給食当番だけど大丈夫?」もにゅ「大丈夫もにゅ!」そして、年度の元に給食が運ばれてきた。年度「え!?盛り付けうま!これもまさか!」もにゅ「こらー!鶏肉の向き反対もにゅ!スープと具材の割合が偏ってる!スープ減らして!」担任「こいつ…料理の才能がある…!」そして、給食の時間が始まった。もにゅ「いただきますもにゅ!ご馳走様もにゅ!おかわりもにゅ!全部給食無くなったもにゅ!」クラスメイトA「すげー…学年の大食いの音俺 具犬の記録一瞬で更新してる!」蔵水「もしかして:世界記録」日直「ご馳走様でした!」クラスメイトB「今日のスープあんま美味しくなかったな…」もにゅ「いらないなら僕にくれもにゅ!」クラスメイトB「せんきゅー!」そして、昼休み。男子の軍団「蔵水、今日お前ん家行っていい?」蔵水「いいけど、なんで?」男子の軍団「赤もにゅさんに料理を習いたい!」蔵水「まあいいよ」男子の軍団「やったー!!!」そして、放課後。年度「暑いよ〜」もにゅ「僕も暑いと、変身が…」年度「あ!もにゅの変身が解けた!教室ではクーラーついてるからいいけど…」謎の少女「あ!もにゅだ!私のおかげで君の人気出たんだから、感謝しなよ?」もにゅ「誰もにゅ?」年度「誰?変なこと話さないで。」謎の少女「赤もにゅよ。あ・か・も・にゅ♡」年度「えーーーー!?赤もにゅってこんな美人なの!?」蔵水「俺の言った通りだろ?赤もにゅ、去年の3月くらいから変身できるようになったんだ。実は、ちょっと前からアイドルにもなってるよ。今日の夕方のオブリーで特集されるから見てみてね!バイバイ!」年度「えーーーーーー!?」赤もにゅ「そうよ。今は国民的アイドル。ラブクレーって名乗ってるわ。もしかして知らない?」年度「私、アイドルとかあまり詳しくないから…」もにゅ「え!?ラブクレーちゃんって赤もにゅ!?ファンもにゅ!」そして、年度はすぐに家に帰ってオブリーを見た。オブリーのキャスター「最近話題のラブクレー!現在、新曲がポンポン出ています!今日の夜7時、ミュージックスクエアに出る予定です!」年度「お母さん、ラブクレーって知ってる?」年度の母「ラブクレーちゃん!?知ってるわよ!年度、もしかして知らなかったの?この前街で見かけてサインもらったわよ。」年度「嘘でしょ!?」年度は、ミュージックスクエアを見て、すぐに寝た。年度「もにゅ、ラブクレーちゃんの曲すごかったね!」もにゅ「そう言えば、明日ラブクレーちゃんが転校してくるもにゅ!」年度「ええーーーーーーーーーーー!?」
7月7日。担任「えー、今日もまた転校生が来ます。」赤もにゅ(ラブクレー)「おはようございます♡ラブクレーです♡これからよろしくね♪」担任「えーーー!?俺もファンなんだけど!」クラス「俺も!私も!」年度「すごい…」そして休み時間。もにゅ「僕、アイドルオーディション受けるもにゅ!」年度「えー!?流石にやばいよ!もにゅ、そもそも受かるの?」もにゅ「受かると信じるもにゅー!」そして、翌日の放課後。もにゅ「オーディション会場行って来るもにゅー!」年度「え!?本当に受けたの?」そして1週間後。もにゅにゅにゅにゅにゅもにゅにゅにゅにゅにゅん♪もにゅのスマホが鳴った。もにゅ「もしもし!」オーディションの審査員「おめでとうございます!オーディション合格です!これでラブクレー&ピースの仲間入りですね!」もにゅ「や、や、やったもにゅー!!!!!!!!!!!そしてさらに1週間後。年度「え!?もにゅテレビに出てる!しかもラブクレーとユニット組んでるって…もにゅ!どういうことなの?」もにゅ「オーディション受かったもにゅ!」年度「えーーー!?」ピンポンピンポンピンポン♪年度「どなた?」蔵水「すごいよ年度!ラブクレーとユニット組むなんて!」もにゅ「あ、そうそう!僕、ピースクレーって名乗ってるのは、他の人には秘密もにゅ!」蔵水「今日のミュージックスクエアにも出るんだって!」年度「マジ!?有名人じゃん!」そして、1学期最後の日。クラスメイトたち「もにゅってピースクレーに似てるよなー!」もにゅ「そんなことないもにゅ!」クラスメイトたち「怪しい…」もにゅ「だから違うって!」クラスメイトたち「正直に言って???」もにゅ「そうもにゅ!」年度「あ(終わった)」クラスメイトたち「もにゅってやっぱすげー!」もにゅ「ありがともにゅ!嬉しいもにゅ!」もにゅは、放課後とてもとてもとても苦しく誰もが経験するあの夏休みの'アレ'の苦労を経験することはまだ知らない…
放課後 年度「!?も、もにゅ、今日、本当にお家帰れるの?」もにゅ「かえ…れる…もにゅ…」ドサーーーーー!もにゅがランドセルに入れていた教科書が全部落ちた。もにゅ「拾えない…もにゅ…」年度「もにゅ、荷物は定期的に持って帰らないとダメだよ?芸能活動で忙しいのかもしれないけど。」もにゅは、ランドセルを背負い、両手に大きな手提げを持ち、頭の上に夏休みの宿題を乗せ、口に机にあったぐちゃぐちゃのプリント類を咥えていたのであった…
皆さんも、荷物を持って帰る時は計画的にお持ち帰りください。(もう遅い)by29neko