公開中
そんなに君に、心を奪われた
あッ、あの__
体が溶けそうな季節に変わって、白い息を吐く。
真冬の空は青くて、寂しそうに揺れた。
「はぁ。」
そんな小さなため息が、寂しい冬空に雲を生む。
ため息をつけば幸せが逃げるというが、俺にはもう何も残っていないんだ。
赤いマフラーに猫耳のニット帽が、自分の心の寒さに温もりを与えていた。
「あッ、あの。」
小さい声が、この寒さの中の俺を動かした。
驚きながらも後ろを向くと、青い髪の若い青年がこちらを向いていた。
「なんでしょうか。」
「これッ落としてましたよ…」
青年は、小さな黒猫のキーホルダーを指してそう言った。
「本当だ、ありがとうございます。」
「いえいえ…」
ざっと見た目は、大学生ぐらいの高身長の男。
俺は黒猫のキーホルダーを受け取ると、足早に去っていった。
木の枝が揺れる。
吐息が真っ白に変わってゆく。
顔がみるみる熱くなる。
俺はあの人に“一目惚れ“してしまったのかもしれない…
ど〜でしたか〜!?
はつBL作品一話目!!
上手く書けたんじゃないんでしょーか!?
次回をお楽しみに😆