四話

ねーちゅーやー んだよ… 結局あの爆発は何だったんだい？ あぁ… 手前､俺を騙して転ばせただろ？ そうだね！ いやぁあのときはとても滑稽だったよぉｗｗｗ あの時に立ち上がろうとしてまた転んだだろ？ あれ､ガソリンが撒かれてて滑って転んだんだわ ふぅん… じゃああの光は何か火をつけたって事？ 多分な …あそこ､そんな暗くはなかったよね 中也が気づかないなんて…？ __ｯ…__あー､きっと敵を全員倒せたと思って油断しちまってたんだろうな …ほんと馬鹿だねぇ まあ俺にもそういう事はあるんだよ そういうことしか無いの間違いでは？ まじ手前ぶん殴るぞ あはは( ´∀｀;) --- --- --- ｺﾝｺﾝ __誰かね？__ 中原中也です お話がしたく参りました __いいよ､入りなさい__ 失礼します ｶﾞﾁｬ …それで､話とは何かね？ 俺の目の件についてなんですけど… 嗚呼､あれね 既に検査は終わっているから結果を見るかい？ はい…！ --- --- …？ --- --- …矢張り､”目”なのですね うん､相当な奇跡がない限り君の目は通常には治せないと云っておくよ それでも善いなら､手術してあげるけど… 最悪の場合… 失明､だね …ｯ --- 太宰に迷惑をかけたくねぇ… --- --- でも失明したほうが迷惑をかける…ｯ --- …すぐには決めなくていいよ 別に､早く決断しなければ死ぬような物でもない いっそのこと､太宰くんに話してしまえばいいのでは？ 彼でも理解はしてくれると思うよ､ 迷惑を､かけたくないから､ だから何も云わないんです 彼奴なら気にしないかもしれない… でももしそれを話したことによって迷惑をかけてしまうのなら､ 話さないほうがいいと思います だから話さないんです…ｯ じゃあ少し考える時間をあげようか､ 太宰くんに話したくないとなったら自分で考えるしか無いだろうからね 私からは手術の提案等しかできないし… __ほんと､森さんは頼りない__ …ｯ？