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青斗の過去
妾である
ー君が何度も転生した後でも俺は何度でも転生するよ。
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おれはおかあさんたちにたたかれたりなぐられたりしてたんだ。よくおとなりのいえのひとがおまわりさんをよぶけどおかあさんはなにもないってうそついておまわりさんをかえらせてるんだぁ。
ーもう、どうでもいいや。
おれはそうおもったの。なにもかもどうでもいいって、だからべんきょうもできなかったし、まいにちきずやあざだらけでとってもいたかったな。それにちゃんとことばがしゃべれなかったんだぁ。
「…ぁ、や、やめてほしい…です…」
おかあさんにはいつもけいごだったなぁ…ふつうにしゃべっただけでもなぐられるんだけどね。
ーずっと待ってた。
おれはしょうがっこうににゅうがくしたんだけど、そこでもあざやきずがあったり、べんきょうができなかったりしてみんなにいじめられたりさけられたりしてたなぁ。
でもひとり、みなはおれにはなしかけてくれたの。それでおれはひとめぼれしたんだぁ。
そのこはとってもかわいくてやさしくて…
「 __いえに、かえりたくないなぁ…__」
そうおれがつぶやいたら、みながはなしかけてきたの。
「いえにかえりたくないんでしょ?あたしのいえくる?」
っていってくれたんだぁ。そのときとってもうれしかった。だからおれはおかあさんにばれないようにいえにいったの。
みなのいえはとってもごうていでめいどさんまでいたなぁ。みんなやさしくてうらやましいなぁ。
おれはずっとこれがつづけばいいのにっておもったんだ。
みなやみなのおにいちゃんやおねぇちゃんのみゆやみどりもとってもやさしくしてくれたの。
なのに、俺が中学校に入学した時、とってもかなしいことがおこったんだ。
おれとみなで下校している時、おっきなくるまにひかれちゃったんだ。
「あお!しなないで…あたしを、ひとりにしないで…」
ってみながいってくれたのはおぼえてるなぁ…ずーっとみなのことがすきだったのになぁ…。
「さいごに、みなにいいたいことがあるんだぁ…ずっと、すきだったんだ…つぎあったときは、つきあってください…」
って、そしたらみなはおっけーしてくれたんだ…しにたくなかったなぁ。
ー必ずまた会える。
もう、あえないのかなぁ。
青斗の過去どう!?結構壮絶じゃないか!?