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第2話 緊急会議
「さて…緊急で集まったわけですが」
そう言って、わたしは「心当たり、ありますか?」と言った。
三葉さん、椿ちゃん、小鳥さんのところのインコ___ミツ、ソウビ、アオ____が人化したのだ。
今回はいろはなメンバー以外に、いろはなメンバーに関わりのあるみんなに来てもらった。椅子はなんとか、全員の椅子からかき集めた。
さて、今回は三葉さんたちが主役になりそうだ。
____あれ、四葉と楓は?
「うーん…ぱっと思いつくのは…むらさくやろ」
「は?いや、わたしの奥義に 最終奥義『作者の特権』あるけど…今やってみる?最終奥義『作者の特権 インコたちがもとに戻る』」
シーン…うーん、虚しい。
それに、来てもらったインコメンバーも…
「ねえ小鳥おねーちゃん、どうしたらいい?」
「こら、そんなこと言うな!」
あー、小鳥さん、女の子だったんだ…
「っというか、むらさくのでも無理やったら…」
「…異変解決!のメンバーしか心当たりないもんね」
「そうだ〜!」
楓がすっと立ち上がった。
「悩み委員会メンバーに聞けば?」
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「あのー…俺、ここにいていいの?」
ああまあ…男女の比率、1:13だからねー…気まずくなるよねー…
「いやそれで、わたし全然知らないんだけど」
と、すかさず結花が否定する。
「僕もだ。というか、やっぱり雪女のところか異変解決のところぐらいしかないだろう。僕らはただの一般人of一般人だ」
いやですよね。
「ってことは、暦たちも怪しくないのじゃな」
「あー、歴先輩?そうですね、多分違うと思う。でも橘さんとか時空警察…違うかな。結月さんも違うと思うし…フーク…どうだろ」
「フークもちょっと怪しいよね♪」
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というわけで悩み委員会メンバーには帰ってもらい、フークに来てもらった。ついでにログと良美。
「はい!わたし、ぜんっぜん知りません!」と、選手宣誓ばりに言う良美。いやそうだけど、本命はあなたじゃないんです。
「わたしが怪しいと思っているのよね?」
「ええまあそうです」
「違うわ」
「本当?」
「罪を犯そうなら、境界の図書館も終わりよ。あと更新しなさい」
「ハイスミマセン」
フークも違うか…