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誰かのお話ですわ。あててみんさい
妾は神である。
ーこれは私が生まれてからのお母さんが描いた日記。
3/20
私の天使が今日産まれたの。
誕生日花は「ハーデンベルギア」
花言葉は「出会えてよかった、運命的な出会い」らしいわ。
4/2
私の天使様が初めて歩いたの。とってもかわいかったなぁ。
4/5
とーってもかわいい私の2人娘が愛おしい…
9/2
お父さんと離婚しちゃいました、
お父さんの不倫でした
これからは女手一つでそだてていくわ。
11/22
きょうはお姉ちゃんの誕生日なの。
はっぴーばーすでー。
3/22
私の娘の5歳の誕生日です。
もっと長く生きたかったなぁ…。
末期がんなんて、なりたくなかったなぁ。
もっと、娘達のこと見守りたかったなぁ…
2人だけで生きれるかなぁ…
時は飛んで妹が10歳の時です。
お姉ちゃんの子供を誰が引き取るかで親戚の集まりが開催されたんだ。
あたしは姪っ子の4歳の女の子とあそんでたの。とってもたのしかったぁ。
えへへ。
その年に私の好きな人は死んじゃったな。
お母さんと一緒で末期がんだったんだって。
そのときに好きな人は言ってくれたの
「次…会えた時は、付き合ってくれる…?」
って言ってくれたの。その時はとっても悲しかったけど、また会えると思って頑張ったよ。
「ひとりになりたくないなぁ…」
お姉ちゃんもお母さんもお父さんも好きな人もいなくて私は1人だったの。
ーあーあ、もう、どうでもいいや。
わたし、先生目指して頑張るの。お姉ちゃんが働いてた学校目指して頑張るから、三人ともみててね。
もう、どうでもよくなっちゃった_。
わたし、お姉ちゃんとお母さんの所向かうね…?
だけど、幼馴染とのやくそくまもらなきゃ。てんせいしてきたら私の姿がわかんなくて困っちゃうかもしれない…
だからわたしは屋上から飛び降りるのをやめたの。それで正解だったかもしれない。
はぁ、バイトに勉強しなきゃだからとっても大変だったなぁ。
一回倒れちゃって入院しちゃったときあったなー。
そしてわたしはそんな人生だったけど、夢の「《《ふぁんたじーがくえん》》」に就職できたの!22歳だよぉ。
それで、その新任の先生の中に、幼馴染の転生した姿の人がいたの。記憶もあったらしいの。
えへへ。
`ーおかあさん、おねえちゃん、いまからそっちむかうね。`
だれのでしょう
わかりやすいよ