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ファルコン魔法学園
sayuri
ここは 魔法が存在する アヴィダン王国
様々な種族が 共存している美しい国
しかし そんな国に悲劇が起こった
約1000年も 王を務めた アヴァダンが死去し
3人の子供 アベム イバン ルイーサによる
大規模な王座争いが 勃発したのだ
国は 3つに分断され 国はかつてないほどの
暗黒期を迎えていた
場所は変わり
長女 ルイーサが支配するアスマル
ここに 1人の少女が父親と2人で暮らしていた
名前は レイヴン・マシュラム
マシュラム家は 長年 王に仕えていた名家
王家の崩壊と共に
マシュラム家は廃れていった
仕事がなくなった一家は
農業をして暮らしていた
レイヴン「お父様」
ラリベル「どうした? レイヴン」
レイヴン「ファルコン魔法学園から 手紙が届いています」
ララベル「…読んでみろ」
親愛なる レイヴン・マシュラム様
貴方は ファルコン魔法学園の
新入生に選ばれました
職員がそちらに向かいますのでご用意ください
教頭 アメラン・シュシュ
ララベル「ついにこの時が来たか…」
レイヴン「…どういうことでしょうか」
ララベル「お前も学園で
魔法を学ぶのだ 私のように」
レイヴン「…」
ララベル「…怖いか?」
レイヴン「…私はずっと
王宮で暮らしておりましたので
どうしても浮いてしまうと思います…」
ララベル「…大丈夫だ
お前にもちゃんと仲間ができる」
レイヴン「…」
ララベル「…まあ とにかく準備だ」
一ヶ月後
トントントン
ガチャ
職員「こんばんは
レイヴン様のお迎えに参りました」
ララベル「さぁ 行きなさい」
レイヴン「…」
ララベル「大丈夫 心配するな」
レイヴン「……行ってきます」
職員「…学園生活は
きっと楽しいものになるので
安心してください レイヴンさん」
レイヴン「…はい」
職員「テレポーテーション」
パッッッ
レイヴン「…っ」
職員「さ 着きましたよ」
レイヴン「……!?」
深い霧が一気に晴れる
目の前には巨木に埋まった城があった
門の前には新入生らしき人々が
たくさん集まっていた
レイヴン「ここが…」
職員「はい ファルコン魔法学園です」
レイヴン「…うわぁ」
職員「そういえば 自己紹介がまだでしたね
私は マリア・アンダーソー 先生です」
レイヴン「よろしくお願いします」
マリア「よろしくね」
アメラン「新入生の皆さん
こんばんは 教頭のアメランです
魔法能力テストを行うので
応接間にお集まりください」
ギギギギギギギ
門が開く
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