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お仕事
boar1222
鬼神組
響鬼|ふわぁぁ…ねみぃぃ…
強匕|おいサボり魔。
響鬼|んぁ?
強匕|今何時かわかってんのか?
響鬼|んー…5時くらい?
強匕|10時だよバカ。
響鬼|口悪いな〜反抗期かな??
強匕|お前は怠惰期かな??
響鬼|怠惰期てwww
強匕|は?
響鬼|今日はお日柄もよく…
強匕|はぁ…というか今日が何の日かわかってんのか?
響鬼|んー…飲酒デー?
強匕|酒に溺れようとすんな。会議だ。
響鬼|会議…仕事の?
強匕|ああ。早く準備しないと遅刻するぞ。
響鬼|まぁ今回の会議はスルーでよし!!
強匕|お前今回スルーしたら8回連続サボりだぞ?
響鬼|だから?
強匕|あの人がお前に
響鬼|準備してまいります。
強匕|早くしろよー。
リアム|説霞連れてきたぞ。
説霞|酒禁止はダメじゃって!!本当に!!
強匕|響鬼には準備させてる。
リアム|ナイスだ。こいつも準備は終わった。
強匕|了解。
響鬼|ねぇ私のスーツどこ行ったか知らない?
強匕|自分で探せ。
響鬼|えー。
リアム|ここにあるぞ?
響鬼|えマジ?ちょっと着替えてくるー!!
リアム|視力0かよ。
強匕|0だな。
説霞|じゃな。
リアム|説霞は酒に関して視力0だが。
説霞|否定はできない。
強匕|少しは否定できるようになってくれ。
説霞|NOマンにはなりたくないからのぅ。
リアム|なにそのYESマンの反対みたいなの。
説霞|YESマンの反対じゃ。
リアム|本当にそうだったのかよ。
リアム|…なんか嫌な予感が
響鬼|見てー!!この酒めっちゃ美味い!!
説霞|なら妾にも味見をさせてくれ!!
強匕|おっけーお前ら殺す
響鬼|え?
リアム|証拠写真はあるぞ。
説霞|なんでカメラ持ってるんじゃ…?
強匕|連行します。
リアム|手錠の用意は完璧だ。
響鬼|いやちょ…手錠かけないで…
リアム|壊そうとしても無駄だからな。これ一時的に力弱まるやつだし。
説霞|やめ…ちょ…
強匕|おとなしく着いてこーい。
響鬼|やめて!!引きずらないで!!背中がッッ!!!
リアム|んじゃ歩け。
説霞|ハイ…
響鬼|うぅ…
強匕|ちなみに、今回の件は閻魔様にも報告するからな。
響鬼|ゑ?
リアム|そりゃそうだろ。大事な会議を8回連続サボり、鬼神としての仕事もサボる。免れないことだ。諦めろ。
説霞|嫌じゃ…許しておくれ…
強匕|きっとあの閻魔様にはさぞ叱られることでしょうな。
響鬼|嫌だ…
リアム|まぁ少なくとも4時間は説教かもな。
説霞|助けて…
強匕|さぁ、行くぞ。三途の川に。
響鬼|2つの意味で三途の川に行っちゃう…
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グリア|…どうされたんデスか?こんな時間に。
強匕|こいつらを色んな意味で三途の川に沈めようと思って。
グリア|なるほど。グレート様の場所までご案内しますので、絶対にこの人たちを離さないでくださいね。
リアム|ああ。
グリア|ではこちらへ。
響鬼|やめてぇぇ…
説霞|終わった…
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グリア|グレート様、お叱りのお時間デスよ。
グレート|お叱りのお時間…はぁ…そういうこと…わかりました。グリアはもう行っていいですよ。
グリア|かしこまりました。
グレート|それで、あなた方は…ああ、あなた達ですか。クソ不真面目責務放棄野郎かと。
強匕|ある意味こいつらもそれだけど…とりあえず、報告します。
リアム|花咲響鬼と鬼伝説霞は今回で8回連続会議をスルー。そして何回連続かも数え切れない程の仕事サボりをしております。
強匕|そして仕事をしたと思っても飲酒をしながらやっていたり、俺やリアムが仕事をしていたら邪魔をするなどの行為も。
リアム|そして更に「叱られる」と感じた時は丸1日逃亡したりも。
グレート|…なるほど。わかりました。あとはこちらでやっておきますので、強匕とリアムは会議に参加してきてください。
強匕|はい。
リアム|わかりました。
響鬼|あのぉ…閻魔様ぁ…?
説霞|お酒…飲みますか…?
グレート|あなた達とは話したいことが山盛りなんです。
響鬼|ヒェッ…
グレート|対戦、よろしくお願いします。
説霞|許して…
グレート|…まずあなた達はですね!鬼神としての尊厳というものはないんですか!?こんなんじゃあのクソ不真面目責務放棄野郎と同じですよ!?鬼神として、鬼の神として、仕事をするのは必ずと言ってもいいことであり、飲酒をしながら仕事?そんなの常識的に考えてありえません。
響鬼|いやでも…
グレート|そして仕事をしている方の邪魔など、あなた達は余程のバカなんですか?仕事を邪魔してはいけないということを知らないのですか?鬼神がどれほど重要な役割を担っているかを知らないんですか?任された責務を放棄し、いつまでもグーダラと酒を飲んで!!姉として、古代の鬼を従える者として、それはどうなんですか!?まず鬼神というのは地獄の治安を守る、そんな役割を与えられます。なのに、あなた達はむしろ治安悪くしてますよね??よく鬼に喧嘩を売って、売って、売って…ふざけてるんですか?あなた達は!!ただの鬼じゃありません!!鬼神です!!そもそも重要な会議をスルーなんてねぇ…あなた達は自分を低く見すぎなのですか?自分が鬼の神ということを自覚していないのですか?強匕とリアムを見て何も思わないんですか?あの真面目な2人を見て!!自分らだけサボって、他の方に仕事は任すんですか?そして更にあなた達がするはずだった仕事をしている方達の邪魔までして…本当に、あなた達は最悪ですね。最悪の場合、鬼神としての役目を降ろしてもいいんですよ?降ろしたらきっと今までとは違って慕われなくなるでしょうね。部下も作れなくなりますよ。だってあなた達がただの鬼になるんですから。それでもいいのなら、今私がそうしてあげますよ?どうします?まぁこれからあなた達が頑張ってくれるなら、ただの鬼になることもないですけどね。そして、治安が悪くなることによって何が起こるかを知っているんですか?まず地獄の治安が悪くなると異変を起こす者が増えます。異変が大量発生したらどうなるかは予想が着きますよね?この世界が崩壊する可能性だってある。それを起こさないために、治安を良くするという役割をあなた達に与えてるんです。それなのに鬼に喧嘩をふっかけて…そんなんじゃ鬼神とも呼べません。ただの鬼です。力が強いから?能力が強いから?だからなんですか。それを言っているだけじゃ治安は守れません。治安を悪くしている奴を倒すためにある力です。なのになぜその力を良い方向に使わないのですか?なぜ問題を起こしていない鬼と喧嘩をするのですか?異変を起こさせたいのですか?
響鬼|助けt
グレート|そしてなんといっても……
説霞|あああ…
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強匕|閻魔様。説教は終わ…
グレート|あなた達は鬼神としての…あ、強匕とリアム。お迎えですか?
リアム|はい。まだ説教が終わってないならいいんですけど…
グレート|いえ、いいですよ。もキャパオーバーしてますので。
響鬼|ああああああああ
説霞|くぁwせdrftgyふじこlp
強匕|…そっすか。説教ありがとうございました。
グレート|いえいえ。
リアム|では。
グレート|はい、また。
強匕|お前ら大丈夫か?
響鬼|無理、吐きそう。
説霞|ビニール袋ない?
リアム|はぁ…我の前では吐くなよ。吐くの見るの辛いんだ…
響鬼|嘔吐恐怖症?
リアム|多分。
説霞|んじゃ目の前で吐くか。
リアム|それしたら1ヶ月酒抜き。
説霞|申し訳ございませんでした。
強匕|お前らなぁ…
グレート様を怒らせたら言葉責めされます。
気をつけましょう。