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神の子と村の子 2
ミコトとうさぎ
とある村は神を求め、滅びた。そして、2人の神の子を除いた1人の村の子だけが残った。
「なんで俺らなんだ!」
「兄ちゃん...俺ら死んじゃうの?」
「大丈夫だ。お前は俺が守るからな!」
「お前たちは何を言っているんだ。神の為の宿り木となるのだぞ!喜び、神に感謝しろ!」
「はぁ?巫山戯んな!ならそっちで勝手にやってればいいだろ!」
「お前達でなければいけないんだよ。お前達は神に選ばれたのだから。」
そう言って、怪しい笑みを浮かべた村のもの達は2人の兄弟を拘束した。
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薄暗い牢の中で、2人は互いに身を寄せあっていた。
「俺ら、これからどうなるんだろう?ほんとに死んじゃうの?」
「大丈夫、大丈夫だ。俺が守るから。」
この時、兄は12才、弟は9才であった。
それから少し経った頃、兄弟は呼び出され、彼らが見たことの無いような装置の中に押し込まれた。
「何すんだ!出せ!」
必死で抵抗する。
「嫌だよ、まだ死にたくない!」
必死に、必死に。
「お前達は神に選ばれたのだ、抵抗するな!」
どれだけ怒鳴られようと。
「助けて、兄ちゃん!」
互いに手を伸ばして。
果たして、彼らの、村の者達の選択は正しかったのか。
その日、一瞬にして、この世界で1番文明が発達していた村は滅びた。
見つけてくれて、ありがとう。