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神の子、/wrwrd
誤字脱字等は見逃してください。
ATTENTION!!
この話は随分とよくわからないものとなっています。読み終わったら日記を読んでいただけると少しはわかるかな?と思います!
今、2xxx年。
俺はここから何千年か前に生まれた。
博士 は俺のことを未来の希望と言った。
何の意味かはよくわからないが、世界を救うためにいつか必要になるらしい。
kn「博士、俺はいつになったら役目が来るんですか?」
hk「まだだな。」
kn「そうですか。」
hk「お前は嫌か?」
kn「何がでしょう。」
hk「自分が何もできずに、世界が滅ぶのをただ見つめるだけなのは」
kn「…どうでもいいですかね」
hk「そうか。近頃、この王国とWR国が戦争をするらしい。だから、お前はあの地下室に入れておく。どうか悪く思わないでくれ。」
kn「博士が正しいと思うことは絶対ですから」
hk「だが、お前も私以外に従うべき人を見つけたら、その人のために戦うんだぞ」
kn「はい」
---
それから、1週間が経った。
博士の言っていた通り戦争が始まり、俺は地下室に入れられた。
爆発音に銃声、そして悲鳴。
どれをとっても最悪なものしか聞こえない。
ふと、話し声が聞こえた。
??『アレはどこにおるんや?』
??『…何もお答えできません』
博士…と誰の声だろうか。わからない
??『殺されたいん?』
hk「なら、場所を教えます。けど、私を殺すかわりに彼は殺さないでください。
彼を仲間にしてあげてください。」
??『わかった。まぁとりあえず上の奴は了承すると思うけど聞いてみるわ』
hk「ありがとうございます。」
kn「博士が、死ぬ?」
hk「ここです。では、私の役目もここまでですので。ごめんな。No.055」
博士と一緒にいたのはフードを深く被った男だった。
暗殺者だろうか。
kn「俺を殺しに来たんですか」
??「ん〜とりあえず俺は上に戻る。多分後でまた人が来るから。じゃね〜」
kn「名前…行っちゃった」
目の前には、赤い液体を流し倒れている博士がいる。
kn「人は死んだらこんな臭いがするんだ…」
??「やあ。君かな?No.055よ」
kn「貴方は?」
gr「私はグルッペン。WR国の総統だ。
君を我々の国に連れ帰るためだ。」
kn「…?」
gr「話は聞こえていたんじゃないか?
博士は、自分が死ぬ代わりに君を助けてあげてくれと」
kn「…でも、俺は何の役にも立ちません。」
gr「いや、君は人間じゃない。ある一族の末裔なんだ。君は神の子だ。」
kn「神…の、子?どうして俺が?」
gr「私はそこまで詳しくはないが、軍に詳しい奴がいる。だから我々の国、軍に来ないか?」
博士。俺は神の子なのですか?
なぜ、教えてくれなかったんですか?
俺は、幸せ者なのですか?
わからない。
kn「行きます」
gr「その答えを求めていた。では行くぞ。」
kn「仰せのままに。」
---
gr「エミさん!連れて帰ってきたゾ!!」
em「おお、おかえりなさい!と、こんにちは。私はエーミールと申します!」
kn「No.055です。呼び方はなんでも大丈夫です」
gr「うむ…055と呼ぶのもあれだな。少しお前を観察してから名前を決めよう」
kn「名前…?」
gr「そうだ。名前をお前にやる。来年の、この日に。」
kn「…勿体ないものです。俺に名前など」
gr「いや。いいんだ。私がつけたいからな!」
em「グルッペンさんらしいですね」
gr「まぁ、兎に角来年まで楽しみにしておけ!」
kn「…」
gr「それと、他の幹部の奴らに挨拶してきたらどうだ?もう大体は居るけど」
俺はグルッペンの後ろを覗いた。
後ろには、彼がいう幹部の人たちが沢山いた。
見たことあるような……なんとも言えない。
kn「こんにちは。No.055と申します」
あれ、皆固まってる…?
俺何かしたかな?悪いことしたかな?あれ…?
??「ちょ、誰あれ、顔良すぎな???」
??「お人形さんみたいめぅ…」
??「穴ぶっこんでいいかな?」
??「アウト。」
??「えまたイケメン増えた」
??「よろしゅうな〜」
rb「わいはロボロっちゅうねん。あんさんはまだ名前が無いんやっけ?」
kn「あ、はい。よろしくお願いします」
rb「おん。ほんならまず敬語外すとこからせんにゃこりゃムズいやろうな」
zm「俺はゾムって言うで!!
お前なんか得意なこととかあるん?」
kn「特にない。今日が初めて外に出た日だから」
zm「…」
si「まぁまぁ。こんにちは。俺はこの軍の専属の医師のしんぺい神って言うよ」
rb「コイツガチホモって言ってな、誰でも襲おうとするねんな…」
si「ロボロ〜?後でちょーーっとお話しあるなぁ…」
kn「…ほも?」
tn「お前ら変な言葉覚えさせんなよ。
あ、トントンやで。お前は多分まだここでみるものは初めてやろうからどんどん覚えていけば大丈夫やで」
kn「わかった。」
tn「ん。」
そういった後、トントンは俺の胸の辺りをとん、と拳を押し付けてきた。
kn「…何してるの?」
tn「頑張れよって意味」
kn「ふ〜ん…」
ht「俺はひとらんらんって言うよ。よく外で動物たちの世話とかしてるから興味があったらおいでよ!」
kn「動物…?わかった」
os「俺はオスマンめぅ!一回でいいから甘い物を食べてほしいめぅ。そしたら一緒に御茶会しようめぅ!」
kn「御茶会?」
os「そうめぅ!」
syp「ショッピと申します。貴方とは…一度だけお会いしたような…いえ。なんでもありません。」
kn「?」
ci「は〜い、俺はチーノって言います!!
そういえば目の下の涙みたいな柄ってなんなの?」
kn「これは、生まれた時からついてた」
em「きっと神の子だからでしょうね。神の子にもいろいろな柄があるんですよ。特に涙のような柄は上位の方でしてね」
gr「なるほどな。そういえばシャオロンとか大先生は?」
ut「ごめぇ〜ん寝てた〜今とんちに叩き起こされて背中痛いんよ」
sha「俺は武器の手入れしてただけやし」
ut「あ!新しい子?僕は鬱って言うよ〜鬱先生とか、大先生とか気軽に呼んじゃっていいよ〜」
sha「俺はシャオロン!この国で1番の人気者なんやで。」
tn「んふ、よう言うわ不人気のくせに」
sha「は???」
なんとかなりそうな雰囲気のこの軍に来てよかったとは思う。が、まだ博士が死んでしまったことに関しては少し悔しい気持ちというか悲しい気持ちが心の奥底に溜まっている。
gr「この軍はどうだ?」
kn「…楽しそう」
gr「そうか。お前は、あの博士の元へ行きたいか?」
俺は静かに首を振る。耳につけていた小さなアパタイトが顔を見せる。
このアパタイトは昔博士が言っていた。
アパタイトは、「騙す」という意味がある。
お前がもしも人に目をつけられ、危険だと思ったら、そいつを欺き倒せ、と。
kn「今となっちゃいらない物かなぁ…」
gr「しかし、お前の髪は本当真っ白だな。お前の瞳がより輝いて見える。」
kn「…そう」
gr「お前は本当に神の子なのか?」
kn「さぁ。俺にもわからない」
gr「お前は自分が神の子だと思うか?」
kn「さぁ」
gr「じゃあ仮にお前が神の子だとする。」
kn「うん。」
gr「神の"子"ではなく」
gr「"神"だったらお前はどうする?」
kn「…死んだ世界をやり直す」
gr「もしも、あいつらもお前と同じ思いだったら?」
kn「よくわからない」
gr「神の子が、呪われている、という意味だったら?」
kn「わからない」
gr「その呪いがもしも、同じ時を繰り返すだったら?」
kn「…」
gr「図星か?」
kn「……」
gr「図星のようだな。」
kn「………」
gr「お前はもうこんなことにならないよう、この時間軸の自分を完全に消滅させようとした。そして、消滅させるために、俺たちを殺してお前が絶望して、死んで、そして俺たちを別の時間軸に|ロード《召 喚》させるんだろ?」
gr「お前が死ぬためには、絶望するしかないんだろ?」
kn「……お見通しかよ。そう。
俺は神の子でも、神でも呪われた子でもない
ただの魔女の末裔。勘違いしているだけだ」
kn「死ぬためには絶望をするか、大切なものを壊すしかないんだ。大切なものがあれば、俺はいくら致死量並みの痛みを味わおうと死なない。不死身だから」
gr「だから私たちが大切だから私たちを殺して死のうと?」
kn「せやで。」
gr「それは我々が許さないな。」
kn「その言葉も、何回も聞いてきた。その度に死んでいった。」
gr「なら、お前がどんなことが起こるか教えてくれればいい。」
kn「それも試したけどダメやったから俺は今ここでまた繰り返しとる」
gr「じゃあ私から話す。それならいいだろう?」
kn「どうせは戦争と内ゲバで死ぬんや」
gr「お前が止めればいいじゃないか」
kn「止められなかったんや。俺は非力なんや」
gr「それと大事なことを聞き忘れていた。
なぜ魔女は生きてはいけない?」
kn「汚れているからや」
gr「汚れ?」
一気に場の緊張感がますます高まる。
kn「かつての魔女は言った。
この世界をよりよくしようと。だが、人間は反対した。そう言って壊すんだろって。だから汚れてるんや」
gr「おかしな話だな」
kn「まあ、俺たちはどうせ殺される運命だったから。」
kn「てことでタイムリミットや。じゃあな」
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心地よい風が吹いている。
「ーーーー!!」
「ーーッーン!」
「ーーさん!」
「グルさん!!」
gr「っ…?」
tn「あー起きたほんまよかった…」
sha「ほら!"シッマ"!起きたで!」
紛れもなく、目の前にいたのは、
黒く、醜く、酷く、荒れ果てた、彼だった。
みんなには普通に見えるらしい。
gr「あ、あぁ」
kn「どしタん?まだどっカ体調デモわるインか?」
gr「いや、大丈夫だ」
今日もまた、見なかったフリをしよう
これはマジで説明要りますよねごめんなさい
日記に書くます!!!