公開中
神様が、人間界で。 9奇跡
上野 星華
9巻目です!!
1からみたい人は下にスワイプし、「神様が、人間界へ。」をまとめ読みページ というのを押してください!
1から見るほうがオススメです!!
「なるほど~大体理解できました」
魂魄妖夢がモヤモヤが晴れた顔で言ってきた。
俺、|八神 朔《やがみ さく》と俺の寮のみんなは説明会をしていた。
「まあ、そんな感じです。八神様が天界で一番強い神様で、私はそこまでなんですけど」
ため息をつきながら言う。俺の横に座っているこの女がユアだ。俺の優秀な右腕で、俺と同じ寮だ。
ユア、お前は本当にほめ上手だよなあ。
「でもユアは、俺を超えるスピードがあるだろ?スピードの神様と天界で言われてるし?」
「確か…に??まあ、そんなことはどーでもよくて」
「「「いいんだ…」」」
俺の寮の仲間のユア以外全員が突っ込んだ。
俺の寮の仲間は4人だ。
さっきも言った、ユア、俺、魂魄妖夢。そしてもう一人はフランドール・スカーレットだ。
そしたら、ユアが口を開いた。
「妖夢!フランちゃん!夜、魔族を56するの、手伝って!くださいっ!!」
「「オーケーっ!!」」
そ、即答……………………
俺もお礼ぐらい言わないとな。
「ありがとう」
「「どーいたしまして?」」
やっぱり|ここ《人間界》は楽しいな…
めちゃくちゃだし、楽しいし。
寮にいるだけで楽しい。
「って、ことで夜お願いします!」
「「はい!!」」
「…………………………………………あ、俺たちが神様だからって敬語にならないでくれ。」
「「わk」」
~バターン~(扉が勢いよく開く音)
「イエーイ!!!!!!!!!」
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「「ええっ!」」
え……………………え?ww
この572年ぶりのハイテンション。
俺はちょうどユアと目が合い、微笑み合う。
ああ、人間界。
最高だ。
何ったってー
俺の親友、優奈に再開できて、この高校に来て、寮の生活も楽しくて、そんなとこに俺たちがくるーなんて、
どんな奇跡だよ。
もはや奇跡の奇跡で苦笑いしてしまう。
「「優奈、」
優奈ちゃん、」
`「「おかえりっ!」」`
「……………………ただいま」
優奈が言うと同時に優奈は涙が出てきているように見える。
なぜか視界がぼやけているから確信はないが…………
「優奈。泣いてるぞ?」
俺は、自分のポケットからハンカチを出し、優奈に差し出した。
「いやいや、誰がハンカチ差し出してるの!!朔の方が泣いてんじゃん!!」
え。と思いつつ、自分の目の周りを指でそっと触れる。
本当だ……………………。
「やっぱ、朔の本性は昔と変わらず泣き虫だね。」
「う…るさいっ!!」
「やっぱり、八神様可愛いです!」
ユアが俺を見て……………………笑ってる。
笑い泣きまでしてるし……………………
「あ、ムスッ顔の八神様も勿論可愛いです!」
……………………はあ、
俺が大きなため息をついてから、
みんなで雑談して、笑って笑って笑ってー
---
「おきてーく・だ・さ・いいいっ!!!」
「うわっ!!」
ユアの大きな声で、俺は飛び起き上がる。
「あと10分で寮に生活指導の先生来ますよ!!」
え……………………?
ユアが放った言葉に困惑する。
え。
「ゲ……………………」
生活指導の先生…。
生活指導の先生は、生活リズムが崩れてないかチェックしにくる。
生徒は起きているか、朝食は食べたか。などなどをチェックしにくる。
それが地味に面倒くさいのだ。
「はやくしないとな…」
ってか、寝落ちしてたんだな、夜の魔族狩り忘れてた。
そうつぶやき、
今日もドタバタな朝を送った。
~キーンコーンカーンコーン~
いつものチャイムがなる。
「はあー」
そのあとはめちゃくちゃ大変だった。
勿論生活指導の先生が来る前に猛スピードで、したくをし、なんか今日から同じ寮で住むことになった優奈がハイテンションで寮の中を走りまわってたし…
なんか、うん。
天界にいた時とはちがって、カオスだった。
まあ、優奈がハイテンションなのは天界にいた時と変わらなかったけど、そこに、俺含めて4人も人がいるのだ。
カオスすぎる。本当に。
ていうか、まさか優奈がそっち側の魔族に連行されてたとは。
優奈も苦労したんだな。
「ーさん!八神さん!」
「あっ!はい!」
いけないいけない。
ちゃんと集中してないと…
「八神さん、今日日直ですよ!号令!」
「あ、すみません!!…起立!礼!着席!」
俺が急いで言う。
それにしても、こんなに楽しい人間界に来たのに、ゆっくりしてられないのは嫌だなあ。
そろそろ、家を無くした人たちが多すぎ問題が発生中。なんかいい案ないか考えておかないと。
…………………………………………あ!
いいこと思いついた。
俺はテレパシを使う。
『ユア、妖夢、フラン、優奈、あの家を無くした人たちのことについていいことを思いついた!今日、放課後に寮で集合!』
『『『『り!!!』』』』
テレパシを使えるようになった妖夢とフランと優奈、そしてユアはすぐに返事をしてくれる。
ふふふー。俺にしてはいい案かも。
ニッコリいろいろ考えてたら、また先生の話を聞いてなくて怒られることになるなんて、今の俺は知る由もなかった。
(;´д`)トホホ。
今回は結構頑張って書きました!!
少しキャラの言葉じゃなくて、それ以外の「」以外の部分を多くしてみました!!
いえーい!!
「星華(作者)さん、次で10巻目ですよ!!」
うん!そうだね!みんな、読んでくれてありがとう!って、
え?ええええええ!!ユアがあとがきの世界に来てる!
。せっかくなので、インタビューコーナーのお時間でーす★
みたいなことしよ!
ユアさん、ユアさん、好きなスイーツは何ですか??
「うーん、やっぱりケーキ。とマカロン、それにアイス!!その他にもいろいろ!」
へえーーマカロンかー。
~ぐうううう~(星華(作者)のお腹の音)
……………………あ。
「……………………あ。」
ちょっとご飯食べてくる~!
ちなみに、10巻ではユアと八神さんが出て来ないかm-
「有力のリンク!!」
むぐぐ、あ!むぐぐ、むぐぐ、じょーだ!むぐぐ、(ユア!その有力のリンクで口縛るのやめて~!さっきの冗談だから!!)
あ、解放された……………………
よかtt。
ユア様にめちゃくちゃにらまれてます!
たーすーけーてー!!
ま、そーいうことで、バイバーイ!!