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【東方ヤンデレ#2】妹紅編
「あなたの名前」は下の名前だけ入力してください。
・著しいキャラ崩壊(妹紅)
・東方二次創作
・ヤンデレ
・ちょっと怖い
・夢小説
注意事項は以上です。
男まさりってなんだっけ。
ヤンデレ技術はわたくし、まだまだなんですよねえ。
迷いの竹林の誇張表現がひどいです。お許しください。
同じ人が書いている上に省エネのためこのシリーズは同じような
構成続きになります…。
妹紅さんは、#あなたの一人称#が初めて幻想入りした時、初めて会った人だ。
幻想入りしたときはまず#あなたの一人称#は迷いの竹林のどこかしらに仰向けでいた。
とりあえず竹林から出るために歩いたものの、どうしてだろう。
いつまでも同じところを回っているような感覚に襲われた。
そんなところを妹紅さんは手を引いて、外まで案内してくれた。
幻想入りという概念、そういうものをたくさん教えてもらった。
不老不死というのが存在するのは、少し驚いたけれど…。
それから妹紅さんがしばらく泊めてくれた。
本当に優しいと思っていた。
にしても、最近妹紅さんの様子がおかしい。
---
妹紅「#あなたの名前#!ああ、やっと起きてくれたのか…」
#あなたの名前#「あっ…おはようございます…。」
妹紅「#あなたの名前#…?どうして、そう元気がなさそうなんだ?」
#あなたの名前#「そ、そうかな…?」
#あなたの名前#「ああ、でも少し疲れてるかも…なんて」
妹紅「そうか…どうして疲れてるんだ?まさか」
妹紅「他の奴に連れ回されたり……?」
#あなたの名前#「そ、そんなことはされてないです!#あなたの一人称#、大丈夫ですから」
妹紅「本当か?最近、よく紫と会ってるじゃないか…。」
#あなたの名前#「それは…紫さんはこの前会って、一緒にいて楽しかったから
最近話しているだけで…!!」
妹紅「本当か?いや、嘘だな。そんな都合のいいことはないはずだから…な?」
#あなたの名前#「本当なんですよ…!」
妹紅「……嘘だ、嘘だ…私は、#あなたの名前#には、私以外に関わってほしくないんだ!」
#あなたの名前#「べっ…別にいいじゃないですか!好きな人と関わったって…
幻想郷には楽しい人がたくさんいるから…!!」
妹紅「えっ…?《《好きな人》》…だって?」
#あなたの名前#「そういう意味じゃなくて…とにかく、ここ数日外に出てないんですが…」
妹紅「当たり前じゃないか、だって#あなたの名前#を逃したくないから、さ」
ふわふわと眠気が#あなたの一人称#を襲う。
どうしてだろうか、#あなたの一人称#は眠っていたようだ。
---
#あなたの名前#「…?」
目が覚めると#あなたの一人称#は、別にどこか特別な場所にいたわけではない。
場所は変わらず、妹紅さんの家だった。
だが、違和感を感じる。
起きあがろうとしたら、手が締め付けられるような感覚があった。
それに脚も固定されているようだ。
少しでも動こうとすると、カラカラと金属音が聞こえる。
妹紅「あ、#あなたの名前#!起きたのか。」
#あなたの名前#「あの…これ」
妹紅さんに気づかれた。視界に入っていないだけで、かなり近くにいたようだ。
#あなたの名前#「…その、なんか縛られ…」
妹紅「…へへ、気づいたか?」
どうやら、妹紅さんの手首と#あなたの一人称#の手首が繋がれているようだ。
どうりで動けないはずで、妹紅さんが動こうとすると、自分の腕も少し動く。
妹紅「今にも#あなたの名前#が逃げそうだったから、縛っておいたんだ。
……さあ、これから、ずっと一緒だからな。」
#あなたの名前#「そ…んな」
ベットに完全に縛られ、動けない。その状況に嫌気がさす。
どうしても出られない。紫さんに会いに行きたいというのに。
#あなたの一人称#はどうにか、この縛られている状況から脱出する方法を考えた。
だが、全く思いつかない。
そこら辺に強い人でも来てくれたらなあとか、無謀なことしか考えられなかった。
妹紅「どうして私の顔を見てくれないんだ?」
#あなたの名前#「…だって、う…」
あまり言葉が出ない。本当は面と向かって話したいのに、まともに顔すら見れない。
妹紅「大丈夫だよ、何かあったら、私が守ってあげるから。」
#あなたの名前#「………」
優しげな喋り方で、妹紅さんはそう話した。
だが、至って普通には見えなかった。
妹紅さんは自分の顔を見て欲しいのだろう。でもそんなの無理…。
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目を閉じて、半分眠っていた。
目がぱっちりと覚めたときには、妹紅さんが#あなたの一人称#に馬乗りになっていた。
妹紅「はぁ〜っ。#あなたの名前#がやっと私を見てくれた。嬉しいな」
#あなたの名前#「び、びっくりした…それより、どうして」
妹紅「#あなたの名前#が、私のことを見てくれないのが悪いんだよ
ほら、こうしたら見るしかないでしょう?」
#あなたの名前#「…」
嫌でも妹紅さんの顔が目に入ってくる。正直怖い以外の感情がない。
目を閉じれば、焼き尽くされる気がした。
偶然窓が開いていたので、外を覗いてみた。
すると、紫さんの姿が目に入った。
紫さんは藍さんと一緒に散歩をしていたようだったが、
立ち止まってこちらを見て、かなり驚いている様子だった。
手足を固定されている姿を見れば当然のことだろうか。
妹紅「ほら、ぎゅー、だよ」
#あなたの名前#「…っ!!!」
少し息苦しくて、足を軽くバタバタさせて抵抗した。
だが妹紅さんには全く伝わっていないようで、無意識に脚に力が入った。
気がつくと妹紅さんにキスをされていた。
どういうことだろうか、全く気づくことができなかった。鈍っているのだろう。
#あなたの名前#「〜っ!!!……ぅ…ぁ」
妹紅「っはぁ、っへへへ。今、幸せだよ。」
#あなたの名前#「…やめてくださいよっ」
妹紅さんは《《こんなこと》》でしか幸せを感じられなくなってしまったのだろうか。
前までの妹紅さんは、純粋で、笑顔が素敵な、かっこいい女性だったのに。
#あなたの名前#「はあ、はあ…っ」
息をするにも必死で、妹紅さんの普通ではない笑顔が垣間見える。
妹紅「…」
もう窓の向こうに紫さんはいなかった。助けの求めようはない。
もしかしたらこれから、妹紅さんの力でどうこうされるとか、
今はそういうことしか考えられない。
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喉が渇いてしまったので、すぐ横にあったコップに手を伸ばした。
相変わらず妹紅さんは#あなたの一人称#の上にいる。
喉に水が染み込む感覚を感じた。
それと同時に、頭がみなぎった。どういうことだろうか。
妹紅「…やった。引っかかった」
変な言葉が聞こえた。
#あなたの名前#「…え?」
妹紅はおもむろに鏡を取り出し、#あなたの一人称#に向けた。
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そこに映ったのは、髪が真っ白けになった#あなたの一人称#の姿だった。
妹紅「これで、永遠に一緒だから。何かあったらリザレクションしてあげようとか
思ったけれど、もうそれも必要ないかもね。大好きだからな、#あなたの名前#!」
この一言で察した。#あなたの一人称#は妹紅と同じ、蓬莱人になったということを。
その事実に、なぜか安堵感を覚える。
妹紅「大好きだからな…。」
そう言い、妹紅さんは再び#あなたの一人称#にキスをした。
それがとても嬉しかった。どうしてか、さっきの緊張感が嘘のように。
#あなたの名前#「#あなたの一人称#も妹紅さんのこと、大好きだよ」
ヤンデレ…ビミョい。
結局紫さんはなんのためにいたんだって話ですが、
妹紅さんに嫉妬される役としてすこーしだけ登場しましたね。
監禁系ヤンデレになりました。妹紅さんは監禁系だなって思ったんでね。
フランドールは監禁ではないけどとにかく引き留める系統。
妹紅さんは思いっきり物理で引き留める感じかなーと。
次回はこいし編です。お楽しみに!
こいしちゃんは何系統だろうか…?