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証 明 書
⚠︎御本人様方には一切関係ございません⚠︎
・CP 瑞紫
・キャラ崩壊あるかも
⇒地雷さん、純粋さんは回れ右!
読みたい人だけお進み下さい^ ^
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紫side___
玄関の扉が開く音がした。
瑞『 いやー、今日も疲れたな〜笑 』
紫「 また派手にやりやがって...( 呆 」
瑞『 こうしないと面白くないやろ? 』
紫「 ほら、早く来い。手当てするから。 」
今日もこさめは血だらけになって帰ってきた。
俺もこさめも“殺し屋”を仕事としている。
こさめは、人の絶望した顔が好きらしい。だから、敢えて自分が痛めつけられてから、敵をフルボッコにするらしい。そのせいで、いつも傷を増やして帰ってくる。
瑞『 ぅう...まにき、痛いよぉ! 』
紫「 消毒くらい我慢しろ。 」
「 もともとはお前のせいだろ。 」
瑞『 そっか、、ふふっ笑 』
紫「 何笑ってんの、 」
瑞『 んーん♪なんでもないよ〜ん♪ 』
こさめは不思議な奴だ。何で俺の元へいつも帰ってくるのか。傷の手当てだけでもこんなに楽しそうなのか。疑問しかない。
--- *** ---
紫「 早く寝るぞ、こさめ。 」
瑞『 はーい! 』
コストカットの為、ダブルベッドで一緒に寝ている。狭くはないので特に気にしてはいない。
この生活も、早5年くらいは続いている。
瑞『 ね、今日はキスしないの? 』
『 いつもしてるやろ? 』
紫「 はぁ? 」
「 、、、勝手にしろ...// 」
静かになったと思えば、キスをねだってきた。急にそんな事を言われたら心臓に悪い。
別に俺らは恋人でも何でもない。ただの仕事仲間なだけ。それでも、こさめはよくキスをねだってくる。何がしたいんだか、、、
瑞『 ふふっ笑 じゃ失礼して( チュッ 』
紫「 んぅ、// 」
瑞『 今日もありがとう!おやすみ 』
紫「 、おやすみ 」
軽い接吻をして、眠りについた。
--- ・・・ ---
瑞side___
紫『 おい、こさめ。ウロチョロするな。 』
瑞「 えー!初めて来た場所だよ!? 」
「 楽しまなくてどうするの? 」
紫『 はー、なんでお前とペアなんだか... 』
今は、いるまくんと任務中。普段、行かない様な場所に来たため絶賛ワクワク中です。
それはさておき。いるまくんは、こさめの行動にイライラしているみたい。
瑞「 また、そう言ってぇ〜 」
「 どうせ内心嬉しいんでしょっ! 」
紫『 は? な訳ねぇだろ。 』
瑞「 もう、素直じゃないなぁ〜 」
そんな他愛の無い会話をしながら、建物の内部まで潜入していく。どんどん人の気配に近づいていっている。手配された地図を見ても、そろそろみたいだ。
紫『 この扉の奥だな。 』
『 プランBだ。お前は反対側へ行け。 』
瑞「 オーキードーキードーキー 」
紫『 そんな軽くて大丈夫か? 』
瑞「 任せんしゃい! 」
そう言って、いるまくんと別れた。
--- *** ---
いるまくんと今生の別れ(大嘘)をし、一人通路を歩いている。不思議なことに、一度も警備員や敵に出会っていない為、違和感を覚えた。
無事、こさめ側の敵はあらかた片付け、後はいるまくんの元に戻るだけ。
今日も傷だらけになったな、と自身の体を見ながら嬉しく思う。ドMという訳ではなく、いるまくんに手当てしてもらえるのが単に嬉しいだけ。見た目は高圧的な彼だけど、根は優しい。
瑞「 そんな所が好きなんよな...( 呟 」
--- *** ---
瑞「 あ、いるまく〜ん!! 」
予定地に居たため、探すのには困らなかった。
しかし、いるまくんの様子が変だ。遠くから見た感じでしかないが、いるまくんらしくない棒立ちで何もせず立っている。それに、返事が無い。聞こえていないのかも、と思い再度呼んでみることにする。
瑞「 いーるーまーくーn ((( 」
紫『 ! こさめ来るな!!! 』
その後、大きな衝撃音が走った。
--- ・・・ ---
紫「 こさめ... 」
貴方の名前を呼んでも、
可愛らしい返事はない。
ただ、棺の中で眠っているだけ。
貴方の死が、俺の孤独が
|貴方《こさめ》を愛した証明書
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ここまで読んで頂きありがとうございます🙇♀️
他のお話もぜひぜひ!