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vol.4
「っ!先輩、、、先輩にはそんなこと言う必要ありません!何なんですか?嫌がらせなんですか?本当、やめてください!朝陽先輩に何をしたいんですか?」
「あなたには関係のない話としか言えないわね。邪魔よ。そこをどいて」
「無理です。この状況でそんなことっ!」
「いいから!どきなさいよ。そこを。そうでないと戦うこととなるけれど?」
「はぁ?わけがわからない!雫先輩に、そんなこと決める権利なんかないですよ!」
「そうね。もういいわ。朝陽はあなたたちのもとに預けるから。**3人**で戦ってなさい。勝手にして。もう気にかけないから。」
っ!そんな、訳のわからない方法で、無理に決まってるよ、3人でなんて。
「何故預けるのですか?」「そうね。朝陽、迷惑をかけないでね?もういいわ。帰る。朝陽をどっちかの家に居候でもさせれば?」
バタンと音をさせて帰ってっちゃった。
感じが悪いな。どうして。
「朝陽先輩?大丈夫ですか?」
私が朝陽先輩に言った。
「絢葉さん、ありがとうね。英愛ちゃんも、訳のわからないことに巻き込んじゃったよね。」
「何なんですか?雫先輩は。」「何があったらああなっちゃうの?酷いと思います。」
「酷い?そんなことないよ。普通だよ。おねえ、、、雫はっ、私が嫌いだからね。あと、もうずっとあの調子だよ。」
?あの、調子!?
そんなの、ありゃしないよ。
酷すぎる、私は絶句した。先輩。
私は、朝陽先輩以上に頑張って見せるから。
安心してて欲しいな。
「朝陽先輩、私!がんばります!朝陽先輩の分も」
まだ、何もわかんないけど、これは命懸けで戦うことだけは私も理解してる。
今日は帰ろう。
「帰っていい?絢葉ちゃん」「待て待て?朝陽先輩どーすんの?」
「え、どうするって普通に家に帰るけど、、、?」「え、アレと一緒に過ごすのきついでしょ?だからさ、どっちかの家に、、、」「え!いいわよ、、、迷惑かかるし。」
「んー。うちならいけるかも!」「英愛ん家?朝陽先輩いいですか?」「え、いいよ!別に、、」
「「だめなんですっ!」」
2人で押し切った。これから3人で都市伝説退治か〜。
まぁがんばろっ!
「んで、いいのかしら、、?」「いいんです!私の家今日親が旅行で留守なんで!来ちゃってください!」
「んー、、これを断ったら、信用を失うから、、いいよ。本当にありがとう!ご飯は私が作るよ」
「よっしゃ!じゃねー!英愛!朝陽先輩!」「うん!」
少しいい気分がする。
朝陽先輩、あなたのためなら、いつか、いつか、**願い事を叶えて見せます。**