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公開中
月の幸せの価値
自「おやすみなさい...
パチッ
自「あれ、ここどこ...?
営業中? こんな真夜中_宇宙?
まぁいいや ゴクンッ ギィ
カランコロン
玲「あ! いらっしゃいませ〜 店長!初の客来ましたよ!
店長「ほんとうかい? それは嬉しい。 けど望月くん
玲「はい、
店長「客がいるところではしゃがない
玲「すみません...
自「あの、
店長「すみません、望月くん。 接客を
玲「はい、 一名ですか? ニマッ
自「はい
玲「じゃあ、カウンター席へ
自「ありがとうございます、!
玲「いえ、これくらい普通なので。
店長! パチッ
店長「あぁ。 本日のメニューを
自「ほんじつ?
店長「はい、私の満月喫茶店では、1日1日でメニューが違います
自「へぇ、今日はなんだろう、?
本日のメニュー
・月乃スープ
・月の幸せの価値
自「月の幸せの価値?
店長「ええまた、満月喫茶では食べるものに短編の小説を出させてもらってます
コト
玲「お待たせしました。 「月乃スープ」に「月の幸せの価値」です
自「ありがとうございます...
玲「満月喫茶では、失礼ですが、残しものは厳禁ですので。
全部、飲んでみてください。
自「わかりました、!
(スープ、月みたいに綺麗...、温かさそう
玲「スープ、飲めませんか?
自「いえ、! 見惚れてただけです
玲「そうですか...温かいものは早いうちににお飲みください
自「はい...
(さっそく、! ゴクンッ
自「甘い...
(美味しい、なんか懐かしい味がする。 落ち着く、なんだろう?
玲「小説もお読みになられてください
自「はい
(表紙綺麗...、表紙は綺麗でも話が面白くない時あるからな...
パラ
ビュォォォォ
自「え、
ビュォォォォ
ポン
自「...
玲「どうかされました?
自「いえ、心が軽くなりました。
玲「ニッ
自「何かを見つけたような。 私に必要なものがわかった気がします、!
玲「それはよかったです。
自「あの、会計は...
店長「会計は、望月くん...
玲「はい、 お客さん、こっち来てください
自「はい...
パタン
自「ここは、?
玲「ここは満月喫茶の工房です。
自「宇宙、?
玲「はい。 宇宙です
自「綺麗...
玲「春の時期は、見れる星はあんまりありませんが、月は綺麗に見えますよ
自「...っ!
玲「ニッ 最後に聞きます。
自「はい
玲「あなたの好きなのはなんですか?
自「私の好きなのは_ソッ
玲「答えなんて充分です。 自分の中でわかっていれば
自「いや、あのっ 手⁉︎
玲「すみません、
自「満月喫茶のおかげで幸せがあるように感じました!
玲「そうですよ。 満月喫茶はそういうものを取り扱ってます
自「え、?
玲「さぁ、太陽が呼んでますよ、
自「言いたいことがっ!
玲「満月喫茶のことは誰にも言わないでください、絶対です ギンッ
自「あ...コワイ
ギシッ
自「おはよう...
(心が軽い。 なんで心が軽いんだっけ?
えっと、なんかスープ飲んで本読んで
そこはなんて言うんだっけ?
自「今日は満月だ...久々に喫茶でも行こうかな、?