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壊れるまで貴方と
二次創作やってみました!
初めてやったのでめっちゃ下手なんですけど・・・
読んでもらえたら嬉しいです!!
ネオンが滲む夜の街を、ふらつく足で歩いていた
誰に会うでもなく、ただ彼の名前を呼びながら
都会の雑踏は冷たくて、眩しくて、わたしを簡単に飲み込んでいく
でも、その中にいる彼だけは、どうしても手放せなかった
貴方に会うたびに心が締め付けられるように感じた
貴方の言葉が薄っぺらい感情から生み出されたものだと頭では分かっていたのに
それを受け入れられなかった
貴方は本気じゃなくても私はあなたに本気だったから
貴方の紡ぐ言葉が全部愛のささやきに変換されていた
だから今日はあなたと初めて出会ったバーでお酒を飲むの
貴方の言葉が嘘だったという事実とともに
わかりかけていたあなたの嘘を受け入れなかった私
全てお酒で忘れよう?
また会えると信じて
また溺れてしまう
貴方の言葉に
その言葉で現実が見えなくなっていく
溺れてしまうの
貴方の甘いウソに
ねぇ?これって犯罪じゃない?
貴方は私のこと愛していないんでしょ?
それなのに・・・
言い出せないまま時間は流れていく
貴方の嘘に絡められたまま
貴方の嘘に心奪われ
私はここで朽ちていくんだろうか?
もう終わりにしたい
そう思うのに
口につくのは「まだ一緒に居たい」
道端に落ちていた腐った果実
私もあんな風にいつかは捨てられてしまうのかな
今日もあなたと会うためにバーに向かう
踊って騒いで
余計なことはすべて忘れよう
だって貴方はここにいるじゃない
嘘という仮面をみにつけて
また溺れてしまう
貴方の嘘が嫌いよ
だってバレバレだもの
他の女と連絡とってること
でも溺れてしまうの
貴方の甘いウソに
また溺れてしまう
貴方との日々に
現実がどんどん見えなくなっていく
溺れてしまう
貴方の嘘に
もうこのまま溺れてしまおう
貴方の嘘に
それならずっと
傍に居られるから
また貴方を求めていよう
たとえその先が破滅だとしても・・・・
瞼の裏で、またあなたの笑顔が滲んでいった。