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第五話 クラブ
桜「う~ん。梅雨だね~。」
桜は窓越しに、降りしきる雨を見ていた。
澪「桜、なんかおばさんっぽくない……?」
桜「そ、そう!?」
澪「うん。」
司「今日はクラブ活動?だぞ!桜はなにクラブだ?」
桜「私は……何だろう?」
澪「桜、休んでたもんね。」
亮「俺と司は茶道クラブ入った。」
澪「えっ!?司が!?嘘だぁ~。」
司「本当だわ!」
澪と司が言い合いをしている内に、亮が何をするか教えてくれた。
桜「面白そう!私も茶道クラブ入ろう!」
澪「えっ!私も茶道クラブ入れば良かったな……。」
桜「茶道クラブ面白そうだから。」
澪「コソッそれに、司に告白するチャンスも増えるしね。」
桜「違うよ!!」
顔を真っ赤にして、桜は首を横に振り、全力で否定する。
司「なにが違うんだ?」
桜「な、何でもない……!」
クラブ活動
クラブの先生「はい!今日からお休みしていた桜さんが入ります!」
桜「さ、桜です!よろしくお願いしま……って!司と亮しかいない!?」
司「人気ないから。」
亮「俺たちしかいないんだ。」
桜「そ、そうなんだ……。」
クラブの先生「今日は、お茶を煎れてみようと思います。」
桜「楽しそう!」
司「楽勝だぜ!って、あっちぃ!」
司は指に熱湯が飛んで、指にフーフーと息を吹きかけている。
亮「水で冷やせよ!」
司「めんどい。」
桜「ふふっ……。」
もうすぐ、七月。
後九ヶ月、こんな幸せな時間が続けばいいな。
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