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渡辺「 ん 」
翔太は私をベンチに座らせると 、 靴を脱がせた 。
渡辺「 うわ 、 足腫れてる 」
「 ぁ 、 ちょ 、 っ 」
靴擦れがバレないように誤魔化そうとしたけど 、 あっけなく遮られる 。
渡辺「 靴擦れしてんじゃん 、 かかと 」
渡辺「 隠してたの? 」
「 … ぅ 、 」
渡辺「 図星だな 笑 」
「 … だって心配かけちゃうんだもん 、 」
翔太はふっと立ち上がって頭を撫でた 。
渡辺「 気付けなくてごめん 」
渡辺「 絆創膏買ってくるわ 、 待ってて 」
「 ぁ 、 うん 、 」
しばらくして 、 翔太は袋を下げて帰ってきた 。
渡辺「 足出して 」
「 ぁ 、 」
渡辺「 ん 、 湿布も貼っていい? 」
「 ご 、 ごめん 、 」
翔太は無言で湿布を貼って立ち上がった 。
渡辺「 歩ける? 」
そうっと歩いてみると 、
「 ましかも 、 」
渡辺「 良かった 」
渡辺「 もう無理すんなよ 、 じゃあ行くぞ 」
「 うんっ 、 ! 」
デート終わり
「 翔太 、 今日ありがとっ 、 ! 」
渡辺「 ん 、 楽しかった? 」
「 楽しかった … ! 」
「 足もごめんね 、 」
渡辺「 別にいーよ 、 そんくらい 」
渡辺「 じゃあな 、 また今度 」
「 うんっ 、 じゃあね! 」
翔太に手を振って 、 歩き出す 。
その時だった 。
宮舘「 … あかり? 」
「 … へ 、 涼太? 」
宮舘「 デート? 」
「 … ぁ 、 うん … 」
宮舘「 へぇ 」
そう私の顔をじっと見つめる涼太の顔はなんだかいつもと違くて 、 怖い 。
「 … なんか怒ってる 、 ? 」
宮舘「 なんで? 別に怒ってないけど 」
その口調はもう完全に怒ってるよ 、 涼太 。
理由を考えてみても 、 全然わからない 。
「 … ごめん 」
宮舘「 謝んないでよ 、 怒ってないっつってんだから 」
… やっぱ怒ってる 。
宮舘「 でも翔太もダメだね 」
宮舘「 仮にも彼女なのに家にも送らないんだ? 」
涼太は勝手に翔太のことをぶつぶつ言うと 、 突然黙った 。
「 涼太 、 どうしたの 、 ? 」
宮舘「 … いーや 」
宮舘「 家帰るの? 」
「 ぁ 、 うん 、 」
宮舘「 じゃあ一緒に帰ろ 、 ついでだし 」
宮舘「 … 翔太より俺の方ができるのにね 」(ボソッ
「 なんか言った 、 ? 」
宮舘「 んーん 」
帰り道は 、 何だか気まずかった 。