公開中
幻獣バトル#0 プロローグ ~燈守莉愛~
こちらは自主企画にて募集したオリキャ達の小説です!参加してくださった方々、ありがとうございました!もう少し募集していますので参加してくれると嬉しいd(((((((((宣伝するな
・・・気を取り直して、今回はプロローグです。参加してくれたオリキャの分だけプロローグが増えます。
「ここが・・・幻獣バトルの舞台・・・。」
私の名前は燈守莉愛、17歳の女子。ここには幻獣バトルというものに参加するために来た。
幻獣バトルは、ここ幻獣界で開催される大きな大きな大会だ。内容は、ただただバトルして、一番強い幻獣を決めるというもの。
私はこのイベントに参加するのが初めてで、緊張している。
「おい、どけ。」ボーっと立っていたら、怒られてしまった。
「あ、ごめんなさい・・・。」みんなを見ていると、どうやら受付をしないといけないようだ。
「うわ・・・。」(結構並んでる・・・。まあ我慢して並ぶか。)
---
無事に受付を済ませると、建物の中に入る。これは人間界でいう・・・何だったかな?コロッケ?みたいな感じの建物とよく似ている。
「・・・。」どうやらこの広い部屋で待つようだ。でも、外に出ている人もいるからこの建物内は自由に移動していいのだろう。
その間に、さっきもらったルールブックを開く。
~基本のルール~
・今大会は昼の部、夜の部と分かれています。どちらか一つにしか出ることはできません。但し、決勝戦のみくじでどちらかに決められます。
・今大会で負った怪我について、運営は一切責任を負いません。(但し、入院するほどの怪我を負った場合、入院費を一部負担します。)
・待機時間は外に出たりすることは可能ですが、待機時間中に攻撃魔法を使うことは禁じます。
・今大会からは、二人一組のチーム戦になります。ペアは運営によって決定します。
「・・・ん?」もう一度基本のルールを見る。
・今大会からは、《《二人一組のチーム戦》》になります。
「・・・え?」(えええええええええ!?)去年の大会までは、チーム戦などというものはなかった。
(これは・・・ペアによって勝敗が変わるかもな・・・。)
気を取り直して、次のページを見る。
~バトル中のルール~
・相手全員が場外へ行く、相手全員が魔力が尽き本来の姿に戻り、動けないほどになる、相手がどちらも降伏するという条件をどれか一つでも満たした場合、相手の負けとなります。
・如何なる場合でも観客に危害を及ぼした場合、反則で退場になります。ただし、バトルフィールド内にあるものは自由に使えます。
・相手が降伏した場合、攻撃を止めなければいけません。
他に問い合わせたいところがある場合、運営まで。
「なるほど・・・。」いつも少し大会のルールブックは雑だ。とはいえ、だいたいの事は分かった。受付締め切り時間まで、体力を温存するために少し寝ていよう・・・。
「ZZZ・・・。」
---
『大会に参加している皆様へお知らせします。受付時間が終了いたしましたので、5分後にチームを発表します。繰り返します・・・。』
「ん・・・ふわぁ・・・。」ちょうど受付時間が終了したようだ。
(チームはどうやって発表するのだろう・・・?)幻獣界の中でもトップレベルに大きい大会だ。一人一人言うのはもちろん、何かに書いて張り出すとしてもとんでもない量になる。
待っていると、スマホに着信が来た。どうやら、大会の運営とメールを繋がれたようだ。これで発表するらしい。スマホを持っていない人(?)には、スマホが貸し出されたのだろう。
~5分後~
『ピロリン♪』着信が来た。
見てみると、この建物の見取り図のようなものがあり、赤い点と青い点がある。場所からして、赤い点は私なので、青い点の人(?)がパートナーなのだろう。どうやら相手はもう動き出しているようだ。
「よし・・・。さっさと合流しますか!」
---
~数分後~
「ここら辺だと思うけど・・・。」青い点とはもうすぐ傍だ。
「ねえ!もしかしてあなたかな!?」突然、声をかけられる。
「!!??」見てみると、もう点はほぼ重なっている。この人がパートナーなのだろう。
「そうらしいですね。」
「やったー!やっと合流できた・・・!」その人は大はしゃぎしている。
(子どもかよ・・・。)
「じゃあ、これからよろしくね!あなたの名前は?」
「燈守莉愛だよ。」
「へえ・・・いい名前だね!私の名前は・・・。」
とりあえず一話書きました・・・。こんな感じで他のキャラのプロローグも書いていきます!(ただしルールの部分とかは省くかもしれません。)
読んでくださりありがとうございました!