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彼女に憑いた物。
「憑き物!?」
つ、憑き物に憑かれた人に出会うのは初めてだ……
ドキドキする
「彼女の名前は綾小路明華さん。とても重い病気とストレスを抱えているわ……ッ。これは本当に早く助けないと死んでしまう!」
死!?
ど、どうしよう、
でも。。。
目の前の命を見捨てたら
きっと後悔する
「リ、リリさん」
「貴方は手伝ってくれないんでしょう?大丈夫よ、私一人でもッ」
「違います!!!わた、私、てつだいます!手伝わせてください!」
「カ、茅乃ちゃぁぁぁぁん(´;ω;`) 」
そ、そんなに!?
「そうなったらとりあえず綾小路さんを起こさないとね」
あ、そっか・・・
「綾小路さん」
中々起きないので少し揺すってみる
「ん、、、うぅ・・・」
起きた!!!
「綾小路さん!」
「あ、貴方は・・ゴホ・・どうして私の名前を、、、」
あっ
「困っていることがありませんか?」
「・・・は?」
単刀直入すぎだよリリさん~!!
「あ、ありますけれど、、、っ
、、、な、なんなんですか貴方たち!ッゴホ」
あ、やばい
怒らせちゃった
「あの2人みたいなことをするなら潰します。絶対に!」
「、、、あの二人、、?」
そう私がつぶやくと彼女はゆっくりと頷いた
「父上は素敵な方だった。私を一生懸命に守っていたのにあの2人は!!!」
!
もしかして・・・・
いや、本人の口から聞いた方がいいかな
「兄上と母上は、私の父上を殺害いたしました」
は!?
「か、家族なのに、、、、、っ」
「私はあの方々を家族となんて思っていません!」
あまりにも
まっすぐな言葉
私がすくんで立っていたら
「ッ。私にあのことを思い出させないでくださいよ・・・っゴホ!」
「綾小路さん!?」
何…この霧・・・
「カヤノ!!!!霧を吸っちゃダメ!」
「リリ!?どーゆーこと!?」
ぱにっくw