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2人のひび割れ。
秋の冷たい風が吹く頃。
三人は再び校庭で顔を合わせる。
つむぎ「最近の二人、話せてる?私はすごく心配してるよ」
ひまりは目を伏せて答える。
ひまり「話しても、どうせ分かり合えないって思うから」
みつきは肩を落とし、苦しそうに言った。
みつき「私はひまりと笑いたいだけなのに…」
つむぎは胸が張り裂けそうだった。
どうすれば二人の溝を埋められるのか、答えは見つからない。
その夜、つむぎは決心する。
「私にできること、何でもする」
だけど、友情のひび割れは深く、簡単には消えなかった。