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忘我の剣 第三話
「八馬さん、ありがとうございました。さようなら。」
「あ...さようなら..」
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水野さんから渡された小さめなスーツケースと、多分お金が入った紙袋と
何かの紙。
渡してくれた時にこう言ってたっけ
「この紙には、新しい住所。就職先などが書いてあります。」
始まるのか.....わたしの新しい人生というやつが。
「明日香病院...だっけ?ありがとうございました。」
さっき病院の中でお別れの挨拶をしてきたが
院長さんやナースさんなど思ったよりたくさん集まってくれていて少し嬉しかった
頑張るか。
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紙にはこう書かれていた
≪八馬 いろさんの大事なこと一覧≫
住所 ○○県明日香市宵乃234-23
就職先 明日香ホーム____
個人情報等...
最後に、わたしの電話番号を書きます。
困ったら気軽に掛けてください、気持ち悪いと思ったら掛けなくて大丈夫です。
あなたは、わたしにとって大事な█ですからね。
〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
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「...?なんだこの黒四角」
どうやら上からペンで塗られているようだ
「誰だこんなことしたの........」
黒い四角を爪でかりかりしながら、こんなことを考える
「お母さんに会ってみたいな....」
あの記憶がもし本当に正しいのなら、きっとお母さんは優しい人なんだr
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『おぎゃあ!おぎゃー』
『あいは可愛いな....』
『ええ...本当に可愛い。』
『この子って...わたしの妹?✨』
『ええ...そうよ。』
『今日からお姉ちゃんだ、頼んだぞ!』
『やったあ!....うん!頑張る!』
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「.........はっ!」
今のは.......わたしがお姉ちゃんなのかな...?
でも、違うか......
「お父さん.....全然違かった...」
最初に見たのでは、暴力を振るってて嫌な人に見えたけど
本当は、優しい人だったのかな....
843文字!!1000文字行ってみたいな...