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なんだろうか。
本当になんだろうか…
なんだろうなんだろう。
僕はこの数分間、過去最高レベルで混乱していた。
ほんとになんでかな…
誰か来た。
#User0120#「…!」
知らない顔だな。
#User0120#「誰だよ」
こっちのセリフだ。
#User0120#「なんで俺の家にいるんだよ。」
知らない。
#User0120#「訳分かんないんだけど」
それもこっちのセリフである。
もう一度いう。
混乱している。
僕は普通の高校生だ。
朝起きて、トーストを口に頬張りながら学校へと走り、授業を受けて家に帰ってきた。
…はずだった。
なにかの手違いで僕は他人の家に乗り込んだみたいだった。
家への道だっていつもと同じ道だった。
同じ道だったっけ?
いつもの道って何だっけ?
僕、どうやって鍵もないのに乗り込んだんだ?
なんのために?
…
#User0120#「よく分からないですけど、帰っていただけません?迷惑なので。」
まずキミ誰?
ここはどこなんだい?
頭が混乱する。
本当になんだろう。
なんだろうなんだろう
なんだろうなんだろうなんだろう
なんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろうなんだろう
気がついた。
目は開かない。指一本動かない。でもなにか聞こえる。くぐもった声が…
「そんなわけがないじゃないか。」
父さんの声だ。
「残念ながらそうなんです。もとより、思考力に問題があるみたいでして…」
知らないな。
「もうすぐ完成だと思ったんだけどな。残念だ。壊しといてくれ。まだ代わりはたくさんいる。」
壊す?僕のことを?
冗談じゃない。
僕は人間だ。
…そうだっけ?
まあ、いっか。
オチは想像していただいて…