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第二話 狭霧山での特訓スタート
第二話です!
狭霧山の最初の山下りの場面は間違ってる部分があるかもしれないです!(特にルールとかルートとか)
梨花「ここが、狭霧山……。」
私、梨花は炭治郎についていき、狭霧山に到着した。
梨花「なんだか不思議な場所だなぁ……。」
炭治郎「初めてくる人はそう感じるだろうね。空気も薄いし霧も深いから」
梨花「私、こんなところに来るのは人生で初めて……。本当にここに人が居るの?」
炭治郎「奥の方に行ったら鱗滝さんって人が居るはずだよ。俺は方向を知ってるからついてきて!」
そう言われたから私は炭治郎について行こうとしたが、
梨花「え、速すぎない……?もうもはや残像見えてるんだけど……。」
炭治郎はやっぱり昔から鬼狩りをしてるだけあって体力もスピードも異常にあるのに加えて霧が深いので、私は炭治郎を途中で見失ってしまった。
梨花「炭治郎がいないんだけど……。あれ、もしかして私迷った?どうしよう……。山を下って確認したいところだけど、霧が深すぎて方向がよくわかんないし、酸素も薄い……。普通の町娘には無理だよ……。」
私は霧も深くて酸素も薄く、人里から離れたところにある山で迷ってしまったことに焦った。山からもし降りることができたとしても、私は元々方向音痴の極み。人里の方向がわかるわけがない。
梨花「待って、これ完全に詰んだんじゃ……。」
??「どうしたの?もしかして迷った?」
梨花「えっ!?だ、誰……?」
急に後ろから声をかけられてびっくりしたが、声をかけてくれたのは狐のお面を被った少女だった。
梨花「あなたは誰……?この山に住んでるの?私は迷っちゃったけど……。」
真菰「そうなんだ!私の名前は真菰!なんだか困ってそうだったから話しかけたの、よろしくね!」
少女は真菰という名前で優しいが、なんだか真菰の体は自然と透き通って見える気がした。
梨花「あの、鱗滝さんって人のところに連れて行かれる?というかそういう予定的なやつだったんですが、方向ってわかります……?」
私は、狭霧山にいる人ならわかるかなと思ってダメ元で聞いて見た。すると、
真菰「わかるよ!こっちこっち!逸れないようにしっかり目で追ってついてきて!」
梨花「え、ありがとう!ていうかそっちの方向だったの!?」
まさかの真菰が教えてくれた方向は私が行こうとしていた方向の真反対。普通に詰むところだった。
梨花「はぁ……、はぁ。なんかこの山結構上りにくい山な気がするけど……。」
真菰「あなたにはそう感じるかもしれないね。狭霧山は結構厳しい環境の山だからしょうがないんだけど…。」
そう言われた時に、私は本当にここにずっと住んでる人が居るなんてすごいなと思った。
梨花「こんな過酷な環境の山に住んでる人が居るんだ……。」
真菰「驚くのも無理ないよね……。あ、あそこだよ!あの山小屋の中に鱗滝さんが居るはず!炭治郎もあそこに居るはずだから早く行ってみて!」
梨花「道を教えてくれてありがとう!またね!」
真菰「こっちこそ!また会おうね!」
そう行って真菰はどこかに走っていってしまった。私はとにかくまた迷うと元も子もないので急いで山小屋まで走っていった。山小屋の中に入ってみると、そこには天狗のお面をつけたお爺さん?らしき人と炭治郎がいた。
炭治郎「あ、梨花!ごめんな、ちょっと急ぎすぎてしまったんだ。」
炭治郎が急ぐ理由がこの山の環境を見るとなんだかわかるような気がしてきた。だけど炭治郎のあの体力とスピードのことだ。多分何か別に理由があるんだろう。
炭治郎「そういえば梨花はどうやってここまで辿り着いたんだ?」
そう聞かれたから私は正直に真菰のことを伝えることにした。すると、
鱗滝さん「……真菰……。なぜ死んだものの名前や姿を知っているのだ……。」
梨花「うわっ!びっくりした!って、死んだ人?確かに真菰の体はなんか透き通ってる気もしなくはなかったような……。」
炭治郎「錆兎って人にはあわなかったのか?」
梨花「錆兎?見てないし真菰から聞いてもないけど……。」
炭治郎「そっか……。まあ、水の呼吸の訓練を始めたら自然と出てくると思うよ。」
梨花「そうなんだ!……それで、私はまず何を……?」
私はずっと気になっていたことを鱗滝さんに伝えた。すると、
鱗滝さん「まずは山下りからだ。私が仕掛けた罠が多数ある山の頂上付近にあるこの家から夜明けまでに麓まで降りることができれば次の段階に進むことを許可しよう。」
梨花「罠……?めちゃくちゃ不穏な響きがするんだけど……。」
そもそもこの狭霧山はめっちゃくちゃ霧が深い。そんな中それにプラスして罠がある状態で1人で山の麓まで?最初の試練の難易度が厳しすぎて驚いたが、化け物を殺すような仕事をする中で生き残るためにはそのくらい訓練の段階でしなければいけないんだなと理解した。
炭治郎「この訓練を達成したら、鬼殺隊士として必要最低限の基礎体力と判断力が自然に身につくんだ。これはこれからも役に立つからやっておいた方がいいぞ!」
梨花「そうだよね……。そのくらいできないと殺されちゃうもんね。よし、行ってきます!」
鱗滝さん「それでは最初の訓練スタートだ。私と炭治郎は先に山の麓の家に降りて待っている。」
そう言って炭治郎と鱗滝さんはどこかに走っていった。
梨花「よし、それじゃあ罠に気をつけて下っていけばいいんだよね……。」
そう言って私は一歩踏み出した。すると、
梨花「うわっ!?何これ……って落とし穴か……、こんなの仕掛けられてる山今更だけど怖すぎ……。」
私は丸太に毒槍、落とし穴や鈴がついた細い糸などの様々な種類の罠をなんとか避けながら、傷だらけの血まみれになってなんとか鱗滝さんと炭治郎がいる麓まで到着した。
梨花「ふぅ……。やっとついた……。迷わなかったのが奇跡というか……、なんというか……。」
私は最初の試練を達成した嬉しさよりも、体の痛みと疲労の方に精神がむいていた。だが私は小さい頃からよく活発な桃と一緒に遊んでいたから町の中では上位の体力があった。それが役に立ち、致命傷などの深い怪我は負わずに降りることができた。もうすぐで日が沈む時間帯で、かなりギリギリだったが鱗滝さんには認めてもらえた。そこから、私の呼吸の訓練が始まることとなっていくのだった。
むっず⭐️٩( ᐛ )و