公開中
夜空の星より君を見たい
北斗は、風の噂で楓佳が湊に告白されたと聞いて驚いた。急にソワソワしてきた。教室に茜と入って来た楓佳に聞いた。
---
楓佳「北斗、おはよ。最近元気ないね。どうしたん?」
北斗「お前、湊に告白されたんだろ。なのに何で俺に話しかけてくる」
楓佳「確かに湊くんに告白されたよ。でも断った。」
北斗「なんでだよ。良いやつじゃないか。」
楓佳「そうかもしれないけど、私には好きな人がいるの。だから断ったの。」
北斗「そうだったのか・・・心配して損したわ。俺は友達のとこに行ってくる。」
楓佳「心配して損した??なんで北斗が心配しないといけないのよ。それに早く気づいて欲しいのに・・・」
茜「なんか北斗さ、楓佳の事明らかに心配してたよね。」
楓佳「ね。北斗って好きな人いるのかな。」
茜「聞いてみようか?」
楓佳「いいよ。自分で聞くし。」
茜「ムキにならなくても良いじゃん。まあ分かった。なんかあったら言ってよ?手伝うから。」
楓佳「ありがとう、茜。」
---
こうして、楓佳と北斗はお互いの気持ちに気付かないまま花火大会は終わり、クリスマスに近づいていった。
---
教室中では、クリぼっち(クリスマスぼっち)になるかで凄い話してた。ただ、楓佳たちのクラス中でも付き合ってるカップルは2割ぐらいいた。