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なんでお前と、、!?!?!? 同棲性活 8
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不死川実弥さんと冨岡義勇さんのBL小説です。
語彙力がないし、なんかよく分からないと思います。すみません。
翌朝、不死川は激しい頭痛と吐き気で目を覚ました。重い体を起こすと、昨夜のことが断片的に蘇る。酔って、冨岡に言いたいことを全部ぶちまけたこと、そして……。
(…は…?…俺、何やらかしたんだ…?)
昨夜の自分の行動を思い出すたびに、不死川の顔はどんどん熱くなる。しかし、肝心の「その後」の記憶が曖昧だ。
不死川 「…とりあえず、顔洗うか…」
なんとか立ち上がり、洗面所へ向かう。冷たい水で顔を洗い、鏡に映った自分を見て、不死川は固まった。
不死川 「…は、なんだこれ…」
首筋に、はっきりと残る赤いキスマーク。見覚えのない跡に、不死川は驚きと混乱で、口をパクパクとさせる。
(…はぁ?!誰だこれ、つけたの…?!俺、誰かと…?いや、でも…)
昨日、アパートに来たのは冨岡だけだ。酔っぱらって、冨岡にキスマークをつけたことまでは覚えている。でも、自分につけられた記憶はない。
不死川が混乱していると、背後から静かに声が聞こえた。
冨岡 「起きたか。朝飯、できてるぞ。」
振り返ると、そこには湯気の立つ味噌汁を前に、無言で座っている冨岡の姿があった。
不死川 「…お、お前…」
不死川は、鏡越しに冨岡の首元を見た。やはり、そこには赤いキスマークがついている。自分の仕業であることは、間違いない。
不死川は、自分の首元のキスマークを隠すように、首をすくめた。しかし、冨岡はそんな不死川の様子を見て、小さく口角を上げた。
冨岡 「……俺は、昨夜の記憶、全部ある。」
不死川は、ギクリと肩を震わせる。
不死川 「……じゃあ、俺のは…」
冨岡 「それは、俺がつけた。」
冨岡は静かにそう告げると、まっすぐに不死川を見つめた。
冨岡 「…おあいこだ。」
冨岡の言葉に、不死川は反論する言葉が見つからない。顔は真っ赤になり、恥ずかしさで口ごもる。
(…てめぇ…!いつの間に…!)
冨岡の意外な行動に、不死川はただひたすらに照れるしかなかった。
〜数時間前〜
泥酔して眠りに落ちた不死川を抱きかかえてベッドに運び、静かに布団をかけてやった冨岡は、自分の胸元につけられた赤い跡を見つめ、呆然としていた。
不死川は、本当に俺にこんなにも独占欲を抱いていたのか。
冨岡は、不死川が嫉妬していると言っていたことを思い出し、胸が熱くなるのを感じた。
(俺も、同じだ…)
誰にも取られたくない。自分のものだと、誰かに見せつけたい。普段は冷静沈着な冨岡だが、心の奥底で燃え盛る情熱を自覚した。
冨岡は、無防備な寝顔で眠る不死川をじっと見つめる。そして、ふと、ある考えが頭をよぎった。
冨岡 「…不公平だ。」
そう呟くと、冨岡は静かに不死川の首元に顔を埋めた。自分のものだと示すように、ゆっくりと、そして熱っぽくキスマークをつける。ひとつ、またひとつと、赤い跡を増やしていく。
冨岡 「…これで、おあいこだ。」
冨岡は満足そうに微笑むと、不死川の隣に横たわった。ぐっすりと眠る不死川の寝顔は、どこか穏やかで、冨岡も静かに目を閉じた。
9話目に続く!