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先生とその教え子
リクエストでこの小説を書いていたんですが(リクエストありがとうございます!!)、内容がリクエストと微妙に食い違っていたことに気がつき「ア」となりました。
書き直します。
私、西道なな。平々凡々な高校3年生。
ただ一つ、無理やり他の人と違う所を絞り出したとすれば…、
それは、先生に恋をしている、という所だろうか。
私のクラスの担任、安藤レイ先生。30代前半くらいかな。
もうとにかく、イケメンなの。それだけじゃなくて、性格だって完璧なんだよ。
叶うわけないけどさ。
でも、恋するくらいは、この思いを抱えているくらいは、許されるよね?
***
「ななっ!おはよっ!」
朝、学校に着いて先生を探していると、友達の立花菜摘に声をかけられた。
菜摘は明るくてクラスの人気者。レイ先生ともよく冗談を言い合ってる。
そういうのを見ると、少し、いやかなり、羨ましくなってしまう。
「ん、おはよ〜。レイ先生、いる?」
私が聞くと、菜摘は不思議そうな顔をしながら答えた。
「十中八九職員室じゃない?なんか用事でもあるの?」
「ああ、うん、この間忘れた化学の提出物をね、」
さらっと嘘をついた。
レイ先生は化学を担当している。
菜摘は「なるほど」と納得したような、「でも提出物なんて忘れてたっけ?」とまだ不思議げな表情を浮かべていた。
***
「レイせんせー!」
職員室にいるレイ先生に声をかける。思いっきり可愛く見えるように。平凡な私が可愛い顔を作ったって、平凡なんだろうけど。
「どうした?なんか用か?」
もう、レイ先生も菜摘と同じようなことを聞いてきた。
「用はありませんけどー、ただ挨拶をしにきただけです!迷惑でしたか、?」
不安そうな顔を作って首を傾げ先生を見つめる。
レイ先生は「いや」と首を横に振った。
「別に迷惑じゃないけど、もうすぐホームルームだろ?教室に行かないとダメなんじゃないか?」
「あっ、そうでした!せんせー、さよならっ。」
今日は五限目が化学だ。
私はワクワクした気持ちを抑えきれないような浮かれた声を出し、職員室を後にした。
***
時は流れ、3年生の冬…。
私はもうすぐ卒業する。
レイ先生には、まだ、片思い中だ。この想いを伝えることも、諦めることもできないまま、卒業、なんて。
だから私、こう考えた。
『卒業式の後、私がもう学校の生徒じゃなくなった後に、レイ先生に告白しよう』。
私はもう、生徒じゃない。1人の女性、なんだから。
成功する可能性は、ある…かもれない。
なんて馬鹿なこと考えて、低すぎる可能性に賭けようとしている私のこと、レイ先生は好きになってくれるだろうか。
***
「ななー、ほらこっち向いてー!とるよぉ!」
早咲きの桜に囲まれ、卒業証書片手にピースして写真撮影!
私はにっこりと笑顔を浮かべる。でも内心は、ドキドキドキドキと胸を高鳴らせていた。
なぜなら、この後レイ先生に告白するから!
人生で初告白。今の時点で顔が赤くなりそうだ。
「なな、一緒に帰ろー!」
「ごめん!この後用事があって!」
「えー?そうなの?じゃあみんな一緒に帰ろー」
菜摘からの誘いを断って、私は校舎裏に向かった。先生には校舎裏に来てくださいと伝えてある。もう、ついているだろうか。
***
「れっ…レイ先生!」
私が校舎裏に着くと、レイ先生はそこに立っていた。
こちらを振り向き、「西道」と私の名前をつぶやく。
「あの…ここに来てもらったのは、理由があってっ」
「ああ、わかってる」
「そのっ!…私とっ……付き合ってくだ、さい」
最初の方はあった勢いが、最後は無くなっていった。それに比例して顔もゆるゆると俯いていく。
レイ先生はしばらく何も言わなかった。彼の表情は、俯いているからわからない。
どんな返事が待っているんだろう、と、不安・緊張・そしてほんの少しの期待が、私の肩を細かく震わす。
彼の、答えは。
***
終わります、、、(?)
彼の答えは読者の皆さんが考えていただいて、、、ハハ