エタナイ　茶番

朱鷺「やっほー！！！！」 優優、朱珠、葬香、由留「…」 朱鷺「あれ？無視？酷くなぁい？」 朱珠「見りゃわかるだろ、雑誌読んでんの」 葬香「ま、僕はやりたくてやってる訳じゃないけど。」 優優「お前ら見落としない？」 由留「ないと思う…てか寝かせて…」 朱鷺「協調性…」 葬香「欠片もないね」 朱鷺「あー…、それより、何で雑誌なんか見てるのっ？」 朱珠「…俺たちが載ってるんだよ」 優優「この雑誌の中にね」 由留「もういいでしょ…俺眠いんだけど…」 朱鷺「何言ってるのゆっくん！俺達がこの『イブヌ』に、載ってるんだよ！？『イブヌ』といえば！「載ったら絶対人気になる」で有名じゃん！！」 葬香「暑苦しいなぁ…。その噂が本当であれ嘘であれ、別にその紙面見なくても良くない？」 由留「そーだそーだぁ…」 優優「とっきん、この二人の代わりに、俺らが載ってるページ探してくれない？」 朱珠「『イブヌ』って分厚いから…探すだけでも一苦労なんだ。お願いとっきん！」 朱鷺「任して！ゆーさんやすーのお願いだし！」 葬香「健闘を祈るよ～」 由留「がんばってねぇ〜…ん…むにゃぁ…」 朱珠「早っ」 優優「さあ、見つけ出すぞ。」 朱鷺「おー！！！！！！」 優優、朱珠(うるさ…) --- 1分後… 朱鷺「見っけ！！！」 朱珠「マジか！すげぇぞ朱鷺！」 優優「どれどれ〜…？」 『新世代アーティスト！期待の新人！ 昨日、今話題の「Eternal Night」のメンバーに、話を聞いてみました。』 優優「え？お、お前ら聞かれた？」 朱珠、朱鷺「なわけ」 『今回お聞きしたのは、超人気アーティスト、Eternal Nightの中でも人気トップ2の、陽月 葬香さんと朱月 朱鷺さんです。実際にお会いしてみると、お二人共、身長がとっても高くてびっくり！お顔も小さく声も綺麗で、インタビュアーである私、｜流々佳《るるか》もメロメロになっちゃいました(笑)』 優優、朱珠「…(怒)」 朱鷺「ｱｯ…」(そーちゃん、ゆっくん逃げて…！) 葬香「終わり方古典的だな。」 ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ 由留「んぅ？なんの音…？」 優優「確信犯か？確信犯だな？」 朱珠「これはほんとに許せない」 葬香、由留「え」 ドンッ