公開中
【小学生異世界転移】第三話
神月:__「…ここ森だよな?さっきまで学校までの近道だったはずだけど…」__
?:「こんなところに人間なんて珍しいな」
神月:「!?」
声のする方に向くと黒色の羽がついてる黒猫?がいた
神月:(猫?いや違うか…幻を見てるんだ…)
黒猫?:「幻と思っとるんか?普通の猫や」
神月:*「いやいや、普通の猫なら喋れないし羽なんて生えてないわ」*
黒猫:「え?あんさんワイの言葉わかるんか?」
神月:「そうだけど…もしかして俺幻聴も聞こえてるの?」
黒猫:「いや幻聴ちゃうわ!あんさんもしかして、さっきまでここじゃない場所にいたやろ?」
神月:「なんでわかるんだ?」
黒猫:「やっぱりか…あんさん別世界から来たみたいやな」
神月:「別世界?何その夢見たいな」
黒猫:「残念ながら現実だぜ」
神月:「つまり俺死んだってこと?」
黒猫:「ちゃうちゃう、あんさんこっちくる前黒色のフードのやつに出会ったやろ?」
神月:「確かになんか居たな」
黒猫:「そいつはこっちの世界でも問題になってる奴や」
神月:「問題になってる奴?」
黒猫:「せや、`この世界で何百人も人間・悪魔を殺しているんや`」
神月:「えぇ…犯罪やん」
黒猫:「せやで、だけどこの世界じゃ普通にやってるやつなんておる」
神月:「…一旦寝ていい?」
黒猫:「あかんわ!こんなところで寝たらゴブリンに殺されるぞ!」
神月:「ゴブリンって…緑色の?」
黒猫:「せや、あいつらは知能は少し低いけどそれでも武器やら作って人を殺す奴らや、とりあえず近くに村あるからそこに行くか」
神月:「とりあえずそうするか…」
黒猫:「軽すぎん?」
神月:「俺からすると異世界転移してるから」
黒猫:「理由になってないよ?まぁ…いっか」
そして歩き始めた
--- 歩いている途中 ---
神月:「そういえば俺お前のことどう呼んだらいいの?」
黒猫:「うーん名前はないけど、風魔法と雷魔法使えるぜ」
神月:「じゃあウィンドって呼ぶな」
ウィンド:「いいけど…どう言う意味?」
神月:「風って意味」
ウィンド:「めちゃくちゃ単純だな」
神月:「風魔法使えるって言ってたろ?」
ウィンド:「まぁそうだけど、ぁあそうそう職業はどうする?」
神月:「職業?俺子供だけど」
ウィンド:「今あんさん何歳や、ついでに名前は?」
神月:「12歳や、あと名前は鳥居神月」
ウィンド:「あ、東の国の名前なんやな」
神月:「?」
ウィンド:「いや大した事じゃないけど、東の国だけ先に苗字で次が名前なんよ」
神月:「めんどくせぇルールだな」
ウィンド:「まぁ、そこらへんは差別とかないから気にせんでええよ」
ウィンド:「で、12歳って言っとったか、5歳の時に職業と適正魔法を教会で見るから大丈夫だよ」
神月:「あ、そうなんだ、でも俺言ってないからわからんで?ウィンドをテイムしている程にするならテイマーの方がいいか?」
ウィンド:「いや、神月の設定で名前もない村生まれ育ちでゴブリンに襲われて村のみんなはタヒんで生き残った程にして魔法使いでいいんじゃない?俺はペットの程でいいと思う」
神月:「いい案だけど意外とやばいこと言ってるぞ?でもってなんで魔法使い?」
ウィンド:「魔法使いたいやろ」
神月:「まぁその通りやけど」
ウィンド:「あと普通魔獣の言葉はわからないから村とか街では喋らないようにしよう」
神月:「了解」
--- 数十分後 ---
神月:__「やっとついた…」__
赤白の巫女服の女性:「ん?こんな田舎に珍しいね。」
神月:「えっと…」
赤白の巫女服の女性:「あぁ、すまない私の名は霊 博麗、東の国出身だから正式には博麗 霊(はくれい れい)博麗家の12代目あんたは?」
神月:「俺は鳥居神月です。」
霊:「あんたも東の国出身なんだね」
神月:「はい」
霊:「ここからずいぶん遠いけど、両親は?」
神月:「名前のない村にいたんですけど…村の皆ゴブリン達に襲われて…俺と黒猫のウィンドとなんとか逃げ切れて…」
霊:「そうなのか…すまない悲しいことを思い出させてしまって」
神月:「いえ、大丈夫です。」
霊:「そういえば食事はどうしてたんだい?」
神月:「ここにくるまで自分で取ってたんですけど、無くなっちゃって」
霊:「そうか、それならせっかくだ。実はこれから家に帰って昼ごはんを食べるとこだったんだ、神月くんも食べに来な、なんならうちで住みな、めんりょしなくていいよ」
神月:「それじゃあ…お言葉に甘えて」
ウィンド:「わいもお腹空いてたからちょうどいいな『猫語:にゃんにゃにゃ』」
--- 家に移動中 ---
霊:「ところでその子はどこで出会ったんだい?」
神月:「父さんが狩りの帰りに見つけたらしくて、弱ってたからうちに連れて帰って来てからですかね。」
霊:「君のお父さんは猫好きなのか?」
神月:「はい、ていうか、うちの村は全員猫好きです。」
霊:「まぁ猫は可愛いからな」
--- 家につきました ---
霊:「ただいま〜」
霊夢:「お母さんおかえり!ところでその子は?」
霊:「鳥居神月くんだ、村がゴブリンに襲われて逃げて来たらしい」
霊夢:「そうなんだ…」
神月:「気にしなくていいっすよ。過去のことはもう気にしてないですし。」
霊:「それならよかった、そうそうこれから神月くんも住むことになった」
霊夢:「わかった!私は霊夢よろしく!呼び捨てでもいいよ」
神月:「よろしく霊夢」(元気なやつだな)
遅くなってすんません
微妙なところで終わっちまった