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副部長からラブレター!?#2
ここからリレー漫画が途切れてしまっているので、私の妄想で書きました。とうどにもこれと同じように書くように言っておきますね。新キャラ登場疑惑…。てか僕の作品って展開早くない…?
次の日の放課後。また2人がいると思って、
「きてしまった…。」
ふじちゃんが何か言っている。
「さくら様の好きなところを言って、その数を競うのだ。会ったばかりでも、勝てるのだ!」
「そんなこと、ないよ?」
「私が先攻なのだ。先攻だといろいろと言おうとすることがかぶるから、かぶりは2回までなのだ!後攻でいいのか?」
「何言ってるの?僕の方が桜さん歴長いんだから、本当に勝てると思ってるの?」
「ふん、思ってる!」
(恥ずかしい)
何でこんなことするんだろう、まあ、いいけどさ。
いや、いいのかなぁ、
「私からスタートなのだ!」
「歳上みたいなところ!賢いところ!勉強ができるところ!可愛いところ!可愛いところ!可愛いところ!」
「ネタ切れしてる?足も速いし、成績がいいから勉強もすごくできるし、気が合うし、表情が豊かで、話しかけやすいし、何かを頼みやすいし…。」
「か、かわいいし…。」
私はその言葉を聞いて、影で崩れ落ちていた。
「僕が7個で、君が4個なんだけど。」
「何を言っているんだ!6個なのだ!『可愛いところ!』を全部数として数えろぉ!」
「分かった、数えるよ。君が6個で、僕が7個。僅差だけど、僕の勝ち。よくやるじゃん」
「か、可愛いところ!可愛いところ!二つ追加で、私が8個で僅差で勝ちだ!よくやるのだ!」
「今から追加はせこいからなし。もう僕の勝ちでいいでしょ。」
「………分かったのだ。」
その後、副部長は胸を撫で下ろして、ほっとしていた。
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そんなことよりも、後ろから何だか足音が聞こえるような…。
そして、自販機の「ピッ」と言う音と、飲み物を取り出す「ガッ」と言う音が聞こえて、再び足音が聞こえる。
そのあと、後ろから大きな声が聞こえた。
「おお!桜!フ|●《ァ》ンタあげる!仲直り、な!」
それは菊の声だった。
「あ“」
声にならない悲鳴をあげたら、ふじちゃんと副部長がこちらを向いた。
どこかで、小さな足音とカメラの音が聞こえて、4人で音のする方を向いた。
桜「き、気のせいですよね」
菊「それか、幻聴じゃない?」
ふじ 「幻聴…それはかなり無理があるのだ。」
副部長「もしかして、部長?」
桜・菊・ふじ「えっ」
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「………だな。大橋。」
前半は何を言っているかわからなかったけど、副部長を呼んでいることはわかった。
たくましい声で、陸上部部長にふさわしい声。
「久しぶりだな大橋。他の運動部が助っ人助っ人うるさいもんで。陸上部なんて久しぶりだな」
その人の姿が、あらわになった。薄い茶色のロングヘアーの女性だった。
「あ、その白髪のやつは?桜だろ、菊だろ、れんだろ。全員部員だからわかるんだが、白髪のやつは、部員か?」
そう聞くと、ふじちゃんがこう答えた。
「新しい部員なのだ。」
私が言った。
「えっと、部長。お名前は?」
《《部長》》が答える。
「|狩川睡蓮《かりかわすいれん》だ。」
「へぇ、かっこいい名前ですね」
そう言うと、《《狩川部長》》がふじちゃんにまた何か言った。
「名前は?」
「鳥城ふじ、なのだ」
「…へー」
副部長が何か言う。
「部長は、スパイみたいで、本当に何でも知ってるんだよ」
次回は、睡蓮さんのヤバめな事実が判明!