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赤い糸。
最初から2人ともわかってた
私達に赤い糸なんて繋がれていないことを。
「元気でねばいばい」そう言った私と違って
またはないのにあなたは「またね」と
違う誰かの隣であなたを思い出して寝たふりで涙隠す
過去が今を見せてくれないってあなたのせいにして。
もし私達が同じ夢なら今も一緒にいたかなって考える
文字は泡より軽いから抱きしめなきゃわかんないよ、
初めて2人見たあの映画と今の私達が重なるね
私にくれた桃色のピアス、忘れよって海に投げたの
でも思い出だけは波も飲み込んでくれないのね
興味ないことも「あなたとならよかった」
あなたが私以外の"誰か"と溶ける瞬間が
「「本当」」の終わりだから。
心溶けた過去は消えないから戻ってきてと願っても
愛してるなんて縋ってももう戻らないけど
さようならなんてできなかった