公開中
🌤️くんと☔くん ②
`2.両親の死とボーカル活動`
高校2年生のとき、両親が死んだ。交通事故だったらしい。僕とアメは心底うれしかった。ようやく鎖から開放されるのだと。しかし一つ問題が起こった。それは学費を出す人がいないということ。僕はアメに『僕は学校を中退するから、アメは通っていいよ』と言った。アメは『僕は、お兄ちゃんの重荷にならないなら…学校に通っていたい』と言った。そこから僕は学校を中退し、ボーカリストとして活動していた。結構人気があったので、収入は多かった。活動がないときはバトルに潜っていた。なんのブキにしようか悩んでいるとき、ブキチが『ケルビンはどうでし?絶対使いこなせるでし』と言ってくれたので使ってみた。結構相性が良かったのでそのまま潜っている。収入などはすべて弟の学費に費やした。アメは高校を卒業し、大学に行くかバトルに潜るか悩んでいた。二人で相談しているとき、バンドのメンバーから電話がかかってきた。今みんないるので来てほしいとのことだった。僕はアメに『ちょっとメンバーで集まってるっぽいから行ってくるね』と言い、家を出た。
『悪い、どうかした?』
僕はメンバーの中で一番仲が良かったYUKI(本名:ユキ)に内容を聞いた。
『あ、ハレくん来た!危なかったね〜。他のメンバーはハレくんを殺そうとしてる。』
『…え?』
『んーとね話したら長くなるんだけど…』
ユキは全部話してくれた。メンバーたちが共謀して僕を殺そうとしていたこと。ユキもその話に巻き込まれたということ。メンバーたちは僕のことを憎んでいたということを。
『今すぐ家に帰ったほうがいいな。』
『ハレくんそれはだめだよ。』
『?』
『他のメンバーたち今からハレくんの家に行くらしいよ。』
『まじか…』
『で、弟くんは今どこ…?』
『今…?家じゃないか…?』
『けっこーマズくない?』
僕は急いでアメに電話をかけた。
「アメ!今どこにいる⁉」
『え、どうしたのお兄ちゃん。普通に家だけど。』
「今すぐ逃げろ!」
『え、うん、わかった。』
電話を切ってしばらくするとアメがやってきた。
『お兄ちゃんどうしたの急に。』
『今から言うことは全て事実だ。ちゃんと聞いてくれ。』
『う、うん。』
僕とユキはメンバーたちがやろうとしていることを全て話した。
『うーん、そっかー。まぁ確かにお兄ちゃんはかっこよくて歌もうまくて家族思いだからね。妬む気持ちもまあわからなくはないかなー。でも、殺そうとしてるのはちょっと行き過ぎじゃないかなー。』
『アメくんは俺が引き取るよ。ハレくんはかばいきれない気がする…ごめん。』
『僕はここから逃げる。そしてまた帰って来る。ユキ、アメを頼む』
『あいあいさー』
そして僕は逃げまくった。そして気づくと深海メトロにいた。集合場所の近くに他のメンバーがいたとは知らずに…
こんらえる!作者のTukiraeです!
はい。挨拶変えました。らえるって誰やねんって思うでしょう。俺です。Tukiraeです。
Tukirae(つきらえ)って月弥 楽永琉(つきび らえる)の略なんです
なら挨拶にしてもいいでしょうと思いこんらえるで挨拶しました これからこれで行きます
果たしてこれがあとがきになってるが分かりませんがこれからも楽しんでくれたらうれしいです!