公開中
魔法使い組の話。(二次創作)
はい。キャラ崩壊してるかもだけど許してちょーy((許してください。 たまに変な言動してるかもです。そのへんはするーっとスルーしていただけるとうれしいです。
ある日のこと。
プププランドのすみっこにある日当たり抜群の丘で、魔法使いの4人が集まってピクニックを開いていた。
レジャーシートの真ん中に置かれているのは、タランザが気合を入れて焼いてきた特製の焼き菓子。
「フフッ、上々の出来なのね。さあ、みんなでいただくのね!」
タランザが誇らしげにティーポットを傾けると、甘い紅茶の香りがふわりと広がる。
「わあぁ! おいしそうなのサ! ボクが一番最初に食べるのサ!」
マルクは玉の乗り降りをすばやくこなしながら、身を乗り出してクッキーに手を伸ばそうとした。しかし、その手をサッと横から伸びてきた手が遮った。
「ちょっと待ってヨォ、マルク。主役のボクを差し置いて、先に手を出すなんて感心しないネェ。」
マホロアはニヤニヤしながら、ちゃっかり一番大きなお菓子をつまみ上げた。
「ちょっとマホロア! ずるいのサ! それはボクが狙っていたやつなのサ!あといつからマホロアが主役になってるのサ!」
「ハハハ、早い者勝ちというヤツダナァ。」
ギャーギャーと騒ぎ始めた2人を見て、あきれ顔のタランザが溜め息をつく。
「まったく……相変わらず落ち着きがないのね。せっかくのティータイムが台無しなのね。」
すると、それまで静かにクッキーの山を見つめていたグリルが、両手をぽんと叩いた。
「ボクちん、いいこと思いついた! 喧嘩するくらいなら、魔法でどれだけ凄いのを出せるか勝負して、勝った人が一番大きいクッキーをもらうのはどう?」
「おや、グリルにしては面白い提案ダネェ。」
マホロアはイタズラっぽく目を輝かせ、魔法の力を手に込め始めた。
「いいのサ! ボクの魔法を見せてやるのサ! ドッカンと派手に決めるのサ!」
「待つのね! ワタシの作ったお菓子を賭けて勝手に勝負を始めるんじゃないのね!」
慌てて止めに入ろうとするタランザをよそに、マルクとマホロアはすでにノリノリで魔法の準備を始めている。グリルも「ボクちんだって負けないもんね!」と言って構え出した。
「やめるのねー! 魔法は禁止なのねー!」
タランザの叫び声が響く中、賑やかな魔法使いどものピクニックは、結局いつものように大さわぎで続いていくのだった。
魔法を放とうと身構えるマホロアたちに対し、タランザはついに痺れを切らして腕をクロスさせた。
「まったく……言っても聞かないなら、ワタシにも考えがあるのね!」
タランザが魔力を込めると、糸がシュッと伸び、山盛りのクッキーのお皿をくるりと包み込んで一瞬で宙へと持ち上げました。
「ああっ!? ボクのクッキーが空中浮遊したのサ!」
マルクが目を丸くして玉の上で立ち上がる。
「おやおや、力ずくで奪い去るとは、タランザもなかなか強引ダネェ。」
マホロアは両手を広げ、浮遊するお皿に向けて魔法陣を向けた。
「これはワタシが作ったお菓子なのね! 魔法勝負なんて危険なことをするなら、このお菓子はワタシが全部回収するのね!」
「えーっ! それはズルいよ、タランザ!」
グリルが焦ってぴょんぴょん跳ねる。
「ボクちんのお腹は、もうすっかりクッキーを迎える準備ができてるんだから!」
「ハハハ! 狙いはお皿ごと奪い取ることダヨォ!」
マホロアはブラックホールを展開したせいでお菓子が吸い込まれそうになった。
「させるか打ちなのサー!」
そこへマルクが勢いよく割り込み、トリッキーな光の弾を打ち上げた。魔法と魔法が空中でぶつかり合い、パッと綺麗でカラフルな光花火が弾けた。
「わあ、綺麗……って、感心してる場合じゃないのね! お菓子が落ちるのねー!」
糸が解け、放り出されたクッキーの山が空中からハラハラと落ちてくる。
「ボクちんにまかせて!」
グリルがすかさず駆け出すと、魔法の力でふんわりとした小さな光のクッションを作り出し、落ちてくるクッキーをひとつ残らずナイスキャッチした。
「ナイスダヨォ、グリル!」
「やったのサ! 無事なのサ!」
無傷でクッションの上に乗ったクッキーを見て、4人は思わず顔を見合わせてホッと息をついた。
「はぁ……冷や冷やしたのね。……でも、グリル、見事な魔法だったのね。」
タランザが苦笑しながら糸を解くと、グリルは得意気に鼻を鳴らす。
「へへん! ボクちんの魔法はこういうときにも役立つのさ!」
「マァ、結局、誰もクッキーを傷つけずに守り切ったダネェ。全員引き分け、というところカナ。」
マホロアが納得したように頷くと、マルクも玉の上でくるりと一回転した。
「勝負はおしまいなのサ! お腹がすいたから、早く食べるのサ!」
「はいはい、わかったのね。みんなで仲良く分けるのね。」
タランザが改めて全員のお皿にクッキーを取り分けると、今度こそ静かで平和な(?)ティータイムが始まりった。
「やっぱり、みんなで食べるお菓子が一番おいしいヨォ。」
「ボクちん、おかわりもあると嬉しいなー!」
「あ!マホロアいっぱい食べてるのサ!ずるいのサ!タランザ、もっとほしいのサ!」
「これ以上ないないのねーーー!!」
青空の下、4人のにぎやかな笑い声が丘いっぱいに響き渡っていくのでした。
なんだこれ。キャラ崩壊しすぎているヨォ…。すいません。小規模過ぎるナァ…