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ハロウィンだーっ!! #2
あ、今回はほわほわ会です(
なんか…どうしてもあの遊園地が出てきてしまう…
……気にしないでくださいね!!((
**ーノアsideー**
今日は、待ちに待ったハロウィン。
いつもは家族とハロウィンパーティーをしているけれど…
今年はちょっと特別なんだ。
イール達と、遊園地に行くんだよ!
ハロウィンだから、どうせならどこか行かないかって言われて、
みんなで遊園地へ行くことに。
でも、今日はハロウィンだから、会場内にゾンビとかがいっぱいいるらしく…
そう考えただけで怖い…
私は身震いをしながら、玄関へ向かった。
もうすぐで待ち合わせの時間だから、
遊園地に出発!
---
遊園地につきました!!
今イールと合流して並んでいます。
でも…もう私、遊園地に入れなさそうだと思うんだ。
なぜなら…
もう見るからに遊園地が怖くなってるんですよ!!
チラッと見える会場内がすごくハロウィンっぽくなっており…
怖いものが苦手な私にはどうしても無理。
お化け屋敷なんて、入る勇気もないくらい。
「い、イール…もう私無理かも…」
イール「大丈夫大丈夫!作り物だし!」
「いやっ、それでも怖いって…っ」
イールは笑顔でそう言ってのける。
(でも、本当に無理だっ…!!)
私はブルブルと顔を横に振り、無理だと言うことをアピールする。
周りのみんなも大丈夫そうな人もいるけど…やっぱり無理そうな人もいる。
「な、なんでみんな大丈夫そうなの…!?」
キキ「ノアちゃん、どうしたの…?一旦落ち着こう?」
ウェズン「大丈夫だよ、多分」
「多分って何!?」
フレア「こんなもの、怖いの?(…また言えない…私だって怖いの好きじゃないのに…)」
ルナ「私は…暗いところ無理」
「ルナさんっ…!!」
初めて共感者が出てきたことで少し安心する。
フレア「…わ、私もっ__怖いの好きじゃない…っ__」
「そうなんですか!?一緒ですね!」
フレア「…うん(やっと言えた…)」
フレアさんもだったことに少し驚きつつ、
怖いものが苦手な3人で集まる。
「い、いっしょに行動しましょう…!?
みんななぜか怖いの苦手じゃないし…!!」
3人でお互いを見合わせつつ、
怖いのが苦手でない人たちの方へ一斉に向く。
アユ「いっ……何?」
「ううん、別にっ…!」
みんなは怖いの大丈夫なの凄いな…
羨ましい…!!
尊敬の目と羨ましい気持ちを込めて
じっと見ていると、シュウさんがこちらを嫌そうな目で見てきた。
シュウ「…何やってるの?もしかして馬鹿?」
そう言ってこちらを嘲笑うようにしてみてきた。
(…言い返したいけど言い返せない!!)
まあ、変な行動をしているのは本当だし…!!
複雑な心境のまま開園を待っていると、
会場内の雰囲気とは打って変わった陽気な歌が流れてきた。
そして、ゆっくり大きな門が開き、ぞろぞろと人が入ってゆく。
私たちもそれに続き、怖いのが苦手な3人は少し震えつつも会場内へ入った。
ライアン「へー、凄いな!早く行ってみたい!!」
リガ「せやな。会場内が気になるわ。」
キキ「パンフレットは……あ、ありました。みなさん、どうぞ」
ライアンさんとリガさんはキラキラと目を輝かせ、
キキさんは冷静にパンフレットを配る。
それに対して私たち3人はやっぱり少し怖い。
私はイールの後ろに隠れている。
イール「ふふ、大丈夫だよ、ノアちゃん。ウェズも小さい頃来たけど大丈夫だったでしょ?」
ウェズン「うん。そんなに怖くないで。大丈夫やって!」
「いやいや二人が大丈夫すぎだから!?」
小さい頃に来て大丈夫だったって…
私、相当ダメかも。
私達は、列に並びチケットを買って、園内に入った。
周りには、ハロウィン仕様になっているお店や、
いつもよりちょっぴり怖くなっているアトラクション乗り場、
色々な仮装をしている人たちがいた。
私たちはみんなそれぞれ仮装をしてきていて、
みんな可愛いしかっこいい。
私も仮装してきたけれど、ちゃんと似合ってるかな…?
少し心配になりながらも、最初に乗るアトラクションを決める。
「みんな、どれがいい?」
イール「うーん…私は、どれでもいいかな?」
ウェズン「絶叫系とか?」
「楽しそう!」
私は、ホラー系は無理だけど、絶叫系はいけるんだ!
なんなら、すごく好き!
その後、「ジェットコースター」「空中ブランコ」「バイキング」
「観覧車」「ゴーカート」そして、「お化け屋敷」などなど候補があがり、
最初はジェットコースター、次に空中ブランコ、バイキング、最後にお化け屋敷に行くことになった。
外でもゾンビがいるらしいし、ここは人気だから待ち時間も長いもんね。
…そして…
「「「なんでお化け屋敷が入ってるの!?」」」
私達怖いものが苦手な3人は一緒に反論の声を上げた。
でも、もう決まったことだから変えることもなく、
ジェットコースターの列へ並びに行った。
---
あれから何十分か並び、やっと私達の番が来た。
最初25分待ちって書いてあったのみた時
もうやめようかと思いましたからね??
なんなんですか25分待ちって!!
心の中で愚痴を吐きつつ、
ジェットコースターを見た。
ジェットコースターすらもハロウィン仕様になり、
真っ赤だったフォルムも今は真っ黒に塗ってある。
みんなでワクワクしながら乗ると、
スタッフさんが出てきて、アナウンスをし始めた。
スタッフ「皆さん、こんにちは!今日も楽しんでいってくださいね!いってらっしゃーい!」
そういうと、ピピピピという軽快な音が鳴り、動き始めた。
最初から坂で、上へ上へとあがり始めた。
「みんな、楽しみだね!!」
イール「そうだね!」
ウェズン「楽しそうやな!!幸い絶叫が苦手な人おらんし!」
リガ「せやな〜。あ、もうすぐ落ちるで?」
「「「え?」」」
みんなで驚き前を見ると、もう落ち始めていて…
「きゃぁぁぁぁぁぁあ!!」
私達は楽しそうな悲鳴を出しながら
真下へ落ちていった。
---
あれから他の乗り物にも乗り、
最後、お化け屋敷へやってきた。
でもみんなやっぱりお腹が空いたらしく、
今はお昼なので、ちょうどお化け屋敷の近くにあるお店で
ご飯を食べている。
ハンバーガー屋さんなので、
みんなで各々すきなハンバーガーを食べてるの。
「美味しい…お腹空いてたからよほど美味しいね…!」
マイン「そうね。凄くお腹空いてたし」
セン「うん。小さい頃ここの遊園地に来た時によく来てたから懐かしい」
「そうなの?いいな、私初めてなんだよね、ここに来たの」
私たちは仲良くおしゃべりをして、
食べ終わりお店を出た。
とうとうこの時が来ちゃった…
私は覚悟を決め、お化け屋敷を見回す。
外だけで怖いし、入りたくないけど…
せっかくなら、みんなと思い出作りしたいもんね。
怖いものが苦手な3人で手を繋ぎながらみんなでお化け屋敷に入った。
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**ーイールsideー**
ノア「きゃぁぁぁぁぁぁぁああっ!!」
何度も何度も、お化け役の人が出てきた途端に叫ぶから、
お化け役の人が逆に驚いているよ、ノアちゃん。
心の中で苦笑しながら、親友であるノアちゃんの方へ向いた。
「ノアちゃん、喉痛くなっちゃ」
ノア「わぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!待って、無理無理!!本当に…!!」
フレア「…ひっ!」
ルナ「…わっ、!?」
相変わらずノアちゃんは叫びまくり、結局は
怖くてたまらなかったらしく目を瞑りながら私の後ろについてきていた。
私はノアちゃんの手を引っ張ってあげて、
お化け屋敷の外まで出た。
外は暗くなっており、周りを見渡すと人が増えてきていた。
どうしたものかと人だかりができているところへ行くと、
ノア「ひっ!?」
ゾンビたちがチェンソーを持って荒ぶっていた。
多分、ゾンビの仮装をしたスタッフさんなんだろうけれど…
ちょっと再現度高くない?
「これ、仮装するのに何円かけてるんだろ…」
て言うか私、独特だな、考えること。
でも、これなら誰でも思う気がする。
もういろんなところにゾンビが出現し始めているらしく、
私たちの周りにもゾンビがたくさんきた。
ゾンビが近づいてくる度に小さな声で叫ぶノアちゃんが面白くて、
堪えられず笑ってしまう。
ちゃんと周りに迷惑がかからないように気をつけてるんだね、ノアちゃん。
恐怖に染まりながらもちゃんと気を配るノアちゃんに尊敬の意を示しつつ、
みんなを連れてゾンビ達のパレードが行われる場所へ向かった。
その場所へ着くともう行われていて、
壊れた人形のような仮装をした人、
思いっきり人外ぽさが出ている仮装、
吸血鬼、目から血を流している化け物などなど…
たまにちょっと怖かったものもあったけれど、
最後まで楽しく見終わることができた。
私は閉園時間が近づいてきていることを確認し、
怖がって硬直し始めるノアちゃんを連れて
遊園地の外へ出た。
---
**ーノアsideー**
みんなで遊園地の外へ出て、
貸切バスへと向かった。
なんで貸切バスかは…
お母さんたちが、『そんなに大人数で行くなら、貸切の方がいいんじゃない?遠慮せずに話せるし』
って言って、用意してくれたからなの。
帰ったらお母さんたちに感謝しないと!
「みんなー、あれが貸切バスみたいですー!」
みんな「「「はーい!」」」
ライアン「あ、あの!」
ライアンさんの方へ向く。
みんなも同じように話を聞いていた。
ライアン「お、俺、今日来れてよかったなって…!…__ありがとう…!__」
そう言いライアンさんは照れながら恥ずかしそうに鼻をかいた。
「わ、私も!!今日はありがとう!」
それでみんなでバスの中で雑談し、
家へと帰ってきた。
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「おかあさーん!」
母「ん?どうしたの?」
「今日はこんなことがあって、それでね____!」
母「そうなの。よかったわね」
そう言って優しく笑うお母さんは
やっぱり綺麗だった。
「お母さん、|happy Halloween!《ハッピーハロウィン!》」
母「ふふ、|happy Halloween!《ハッピーハロウィン!》キョンシーさん、お菓子をどうぞ!」
みんなの仮装した服、みんなの理想でどうぞ笑
ちなみにノアちゃんは、キョンシーの服を着ています!
GMに着せるなら、小悪魔の服ですかね…??
女の子キャラは、かけたらイラストを描きたいなーって思ってるので、
描いていいよって方は教えてください!
着て欲しい衣装と、名前も忘れずに!
あ、なぜ女の子キャラだけなのかは、
単純に私が男の子キャラを描けないからですね((
描きたいとは思うんですけど、どうしても髪が……
誰かコツを教えてください!!(切実)