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7話 準備と気掛かり
僕はキュウビ。
今、|渦野守《うずのまもる》を倒すための仲間が揃った。
|風井戸流唯《かぜいどるい》、|地風瑠奈《ちかぜるな》、|雷斗鎖《らいとくさり》、|影井炎《かげいえん》。
キュウビ「ねえ、みんなの攻撃方法って何?」
流唯「そーいや、無かったな。」
キュウビ「じゃあさ、みんなに妖術をあげよっか。」
瑠奈「え?」
パァァァァァァァァァァァ
キュウビ「はい!できた!」
鎖「これで、できるの?」
キュウビ「できるよ。多分脳内に勝手に名前とか使い方が入ってると思う。」
炎「ほんとだー!」
キュウビ「気掛かりがあるんだけどさ…」
流唯「どしたの?」
キュウビ「守、僕の妖怪の世界でも守っていう名前の妖怪がいたんだ。」
瑠奈「その妖怪は?」
キュウビ「ぬらりひょん。」
炎「じゃあ、同じだとすれば、」
流唯「すごい強大な力を持ってるってこと?」
キュウビ「そういうことになる。」
鎖「いや、流石に…」
キュウビ「容姿もほとんど同じ。」
4人「ァァァァァァァァァァァ」
キュウビ「呑気かおめえら」
4人「呑気ですが何か?」
キュウビ「開き直んな。」
流唯「とにかく!守を倒せばいいから、準備をしよう!こっちも妖術を使いこなせるようにするからさ!」
キュウビ「ありがとう。」
瑠奈「じゃあ、まずは、倒すための妖術の練習だ!」
キュウビ「…」