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私がヒーローになるまで.二
《もくじ》
第一話 行ってきます。
第二話 先生初めまして!
第一話 行ってきます。
「私ぃ…受かったらいいなあって思って…その…」
「思って…何?」
「えっと…受かるわけないからいっかあって思って…」
「……」
「…っ……ネットで受験して受験結果を送ったの!そしたら…受かると思ってなく
って!」
「けど、受かってるでしょう?」
「母さんや俺に言えばよかっただろう?こんな急に受かったと言われて、すぐにいい
という親なんていると思うか?」
「そうね。お父さんの言う通り」
「何か、言うことがあるだろう」
「ご、ごめんなさい…」
「何に?」
「か、勝手に色々やってごめんなさいっ!」
「……もう、勝手にやらない?」
「やりませんっ」
「絶対か?」
「絶対にやりませんっ…」
「…分かった」
「!」
「だが」
「…」
「もう少しだけ話させてくれ」
「はい…」
「死神は、ヒーローになりたかったのか?」
「うん…」
「それは心の底から思ってることか?」
「うん!」
「……」
「行っちゃ…ダメ、ですか…?」
「いや、いいんだ。だかな、なんのためにやったのかが聞きたかったんだ」
「…」
「それがおふざけでやっていたことなのなら俺はすぐに辞めてもらおうと思ってた。
…だが、それが心の底から思っている事なら俺は否定はしない。行ってこい」
「! ありがとうっ、私行ってくる!」
「今日から一週間後ね…」
「うん」
「今日からは向こうに行く準備としばらく会えなくなる家族の時間だ。喧嘩なんてし
ないようにな」
「はいっ!分かりました!」
「よし、今日はもう遅い。寝なさい」
「はぁい」
“トテトテトテ”
私は母や父から怒られてしまったけどヒーローアカデミヤに入学することを認めてもらえました。
ー出発の日前日ー
「今日でしばらくあえなくなるな」
「そうね…」
「うん」
「…最後の、持ち物確認。したか?」
「まだ」
「なら明日までに一回やっとけよ」
「うん、分かった」
「明日はお弁当作ってあげるわね」
「ありがとう」
「明日、もう一回だけ持ち物確認しとけよ」
「う、うん」
「よし、解散だ!」
「か、解散って…」
「おおげさねぇ」
「あっはははははっ!」
「あはははっ」
「うふふ」
ー自分の部屋ー
「明日からしばらくお別れかー…」
「あ、持ち物確認しとかなきゃ…」
“ゴソゴソ”
「スマホ、充電器、お財布、一応家の鍵もでしょ?ハンカチ、ポケットテッシュ…後
しおりを二枚に小説三冊、ノートとペンに…」
ー数分後ー
「うん、必要なもの全部ある!オッケー」
「…寝よ」
“ボスっ”
「…………」
「ZZzzzzzzz…」
ー出発の日ー
「オッケー、ちゃんとあるね。…後十時間後に出発か…」
「よっと!」 (リュックを背負う
“ガチャ”
「あら、早いわね」
「緊張しちゃって…あんま寝れなかったんだよ」
「うっふふ。まだ時間あるわよ?」
「ゆっくり朝ご飯食べてればすぐだよ」
「そう、はい」
“カチャ…”
「わぁーい!」
「お弁当いれとくわよ」
「ふぁい」
「あらあらまぁ」 (笑
「へっふうー//」 (えっへへー//)
ー十時間後ー
「…それじゃ、行ってきますっ」
「いってらっしゃい」
「気をつけろよ」
「はい!」
“ガチャ”
「またね!!」
“タッタッタッ”
第二話 先生初めまして!
“ガタンガタン”
「…」
“ペラ…”
「…」
“ガタンガタン”
「…」
私は今電車に乗ってA県からK県まで行ってます。今は
“まもなくーG県ーG県〜”
今の通りです。あと少しで着きます。
どんな人がいるんだろーなー…怖い人いなきゃいいけど。
---
「うー!!」
「着いたー!!!」
マジで時間かかったあ…六時間半くらいかかったよ…。
「あ、あの…!」
「上行く階段どこだー?」
「あ、あの!」
「確かこっちのはず…」
「あの!!」
「おうわっ!?何!なんですかっ!?」
「てか私?!」
「そうです!!」
「あはいごめんなさいね!?」
「で…何のようですか?!」
「その…もしかして、死神?」
「え?その声…もしかして」
「零!?」
「そうだよ!なんか雰囲気が似てたから話しかけたけど…」
「よくそんな勇気あるね」
「あはは…それで、死神は何でここに?」
「私はヒーローアカデミヤに受かったから…」
「えっ?!僕もだよ!」
「…今なんて?」
「僕もヒーローアカデミヤ、受かったんだ!!」
「…え?いや、冗談およし。あんな泣き虫で?」
「う…」
「頭悪くて?」
「悪い…?」
「泣き虫な零が?」
「二回も泣き虫って言わないで!」
「それはごめん。けど、ほんとに?」
「うん、ヒーローに関する問題だったから…」
「え、私普通に数学とか国語の問題だったよ?」
「もしかして人によって違うのかな…」
「ずっる!!ヒーロー問題だったら私100点行けたのに!?」
「途中で問題を変えたのかもよ?」
「あっそっか、その可能性があったか!」
「うんうん。って!?早く行かないと時間が!!」
「マジっ!?ヤバ後一時間だよ!?ここから徒歩で二時間は最低かかるよ!?」
「ま・に・あ・わ・な・い!?」
「全力ダッシュして行くぞっ!!」
「うん!!」
““ダダダダダダダダダ””
---
「ゼェハァゼェハァ…」
「ハァ…ハァ…ハァ」
「こ、こでスゥ、合ってるよ…ね?」
「う、うん。ここであって、る。ゼェハァ…」
「よ、よかった…ゼェ、ゼェ、後五分でアウトだっ、た…」
「ギリギリセ、フ」
「ぜぇ、ゼェ、ゼェ…」
「スゥ……早く入ろ!」
「う、ん」
“テッテッテッテッテッ”
「ここかな、職員室」
「多分そうだと思う」
“ガラガラ”
「失礼します。転校する死神と」
「零です」
「「遅れてすいません」」
「あー、君達だね。よかったよかった、間に合ったね」
「ほんっと、すいません」
「間に合ったからまだいいよ。それより自分のクラスは分かるかい?」
「あっ、確認してない…」
「二人とも同じ一年A組だよ。|眠琶《ねむべ》先生」
「はぁい…」 (_ _).。o○
「また寝てたんですか?」
「そうですよ……」
「この人は|娃雑 眠琶《あいぞう ねむべ》先生、授業時以外ほとんど寝てるか
ら気づいたら起こしてあげて」
「わ、分かりました…」
「ブツブツ…」
「……」
「あの、A組は…」
「今から…一緒に行く……」
「分かりました。零、行くよ」
「ブツブツ…」
「零、零」
「ブツブツ…」
「零ちゃ〜ん?」
「僕は男だからちゃん付け止めて」
「だったら早く!」
「分かってるよ…」
「行くぞ…」
「「はい!」」
新しい学校、クラスメイト!一体どんな子がいるんだろう?まだ来たばっかでどこがどうとかも何にも知らないし、早く会いたいなあ。
どうでしたか?今日はご報告があります。明日から学校なので元々遅かった投稿頻度が前より下がってしまいます。最悪一週間に一二回とか一ヶ月に一二回とかになるかもしれません。それでも頑張って!と言う方は応援お願いします!(もしかしたら三日に一回とかになるかも…??)
それと簡単に零と娃雑先生について自己紹介!↓
名前:麗華 零 (れいか れい)
性別:男 年齢:十七(死神とは幼馴染) 性格:優しい 泣き虫(?)、知識豊富
誕生日:三月 二十一日 身長:150 体重:48.1キロ
個性:どんなものとでも話すことができる ヒーロー名:霊(れい)
好きな食べ物:甘いもの おにぎり
好きな色:緑 透明 好きな動物:ヒヨコ
好きな花:チューリップ🌷 好きな四季:秋 好きな時間帯:朝早い時間
嫌いな食べ物:辛いもの 酸っぱすぎるもの
嫌いな色:赤 嫌いな動物:なし
嫌いな花:なし 嫌いな四季:夏(暑いから) 嫌いな時間帯:深夜
顔
子供っぽい顔つき。目は完全垂れ目で色は緑、眉はふつう。
髪(前髪)
よくある普通の前髪。色は茶
髪(後ろ髪)
首まで伸びていてちょい長め。クラメイにちょいいじられ気味。色は前髪同様茶。
ヒーローコスチューム
緑をベースに白や黄緑系を混ぜて自然っぽい色、兎のような縦耳(??)がついたパーカー。普段は帽子部分は被らないがガチ戦闘時だけ被る。
武器
自身の個性が戦闘向きではないためいつも死神に予備用短剣をもらって戦っている。(負のオーラなし)自分でも何かしら使えるものを買うか作ってもらおうとは思っている。
どんなものとでも話せる個性について
この能力はその名の通りどんなものであっても話すことができる。土であろうと色であろうと壁であろうと空気であろうとなんだって話せる。少し痛みは伴うが内臓とでも話すことはできる。自身の中とは話せない。
零はこんな感じです。次は娃雑先生!↓
名前:娃雑 眠琶(あいぞう ねむべ)
性別:男 年齢:4? 性格:大人しい(?) 怒ると怖い(怖いじゃなくて恐ろしい)
誕生日:五月 六日 身長:(ちゃんと真っ直ぐ立つと)167.9(いつもの猫背だと)155.2 体重:50キロ(体細め先生)
個性:五秒間寝ると身体能力および二つ目の個性の威力が五倍になる 髪を自由自在に動かす。 ヒーロー名:覚醒(かくせい)
好きな食べ物:眠れるもの(ホットミルクとか)
好きな色:なし 好きな動物:ナマケモノ
好きな花:ラベンダー 好きな四季:なし 好きな時間帯:夜(寝れるから)
嫌いな食べ物:野菜
嫌いな色:なし 嫌いな動物:ライオン チーター トラ ヒョウ
嫌いな花:ジャスミン 嫌いな四季:冬(寒いから) 嫌いな時間:朝(特に起きる時)
顔
目はクマができていて完全ジト目、色は黒。眉は下がり眉。
髪(前髪)
前髪を伸ばして後ろ髪にしているのでないと言っても過言ではない(伸ばしかけ前髪)色は空色と黒のグラデーション。
髪(後ろ髪)
女の子みたいに長い。色は前髪同様、首下から15センチ長い。酔っ払いに女の子と間違えられる。(そうされたらぶん殴る)
ヒーローコスチューム
パーカー式ローブ。いつも帽子部分は被っている。敵との対戦時は帽子を脱ぐ。
武器
自身の髪、自由自在で鋭くして刺したりすることも単純に長くしたり短くしたりも可能。
個性の危険性
娃雑の個性は色々なことに役立つ。その反面簡単に自分の命も誰かの命も経つことができる。パーセントがあり5%出すと短くしたり長くするだけ、10%出すと鋭くしたりできる、50%出すと髪の形自体を変えられる(液状にしたりできる)、100%まで出してしまうと暴走し自分で自分を殺すことになってしまう…つまり髪(神)に殺されてしまう。周りから見ると自害したかのように見えるので事件として捉えられない。
です!(?)出来るだけヒロアカにないようなオリジナル個性を出したつもりです。もし誰かの個性とかぶっていても許してください🙇🏻♀️
おつ桜🌸