公開中
輪廻転生!干支神様になった俺〜消えた出雲から消えた十二支を探し出せ〜
第1章:干支様との出逢い
「さあ、輪廻転生をしましょう。
選択肢は「神様」、「妖怪」、「人間以外の生物」、「人間」の4択です。」
なぜ、こうなったのか、時を遡って見てみよう。
---
1時間ぐらい前
俺はいつも通り、高校に向かっていたが…
目の前に轢かれそうな女性がいた。
俺は咄嗟に彼女の背中を押し、代わりに死んだわけだが…
「なんで神、妖、生物の3択なんですか…」
目の前にいる神様はただ選択肢の答えが来るまで笑っているだけ…
妖怪ってなんか怖いし…人間以外の生物って言ってもたくさんいるから怖いし…
人間にやっぱ戻りたいかな…でも神様って何するんだろう?
神様って言ってもたくさんの種類がいそうな…
「あの、神様ってどのくらい種類がいるんですか?」
「…(笑顔)」
あ、これ答えを出すまで何も言わないつもりか…
神様も気になるけど…人間に戻りたい…
天秤にかけるとしたら…うーん…
「神様になりたいです。」
そう答えたら目の前の神様はすっと手を差し伸べ
「いいでしょう。それでは一度あなたの家に戻します。
消えた十二支と、充実した高校生活を送ってください」
といい、視界は真っ白に光ると…目の前はいつの間にか玄関の前だった。
「…夢…なのかな?」
俺は気の所為だと思い、普通に学校に行くと…
やっぱり異変は特に無い…ということでもなかった。
異世界転生のようなステータス画面が出るが…
そこはステータス画面ではなく、「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」と書いてあった。
「干支…?」
担任の先生が来て、今日の時間割が変更されて…
1限目数学Ⅱ2限目数学Ⅱ3限目数学Ⅱ4限目数学Ⅱ5限目数学Ⅱ6限目数学Ⅱ
となった。いや全部数学Ⅱってどういう事?
神様もこれみたらびっくりするよ…
そしてやすい時間になり、数学Ⅱの準備をしていつも通り友だちと話していると…
「そういえば【「俺」の名前】って確か部活入ってないよな」
と聞かれた。確かに部活なんて考えたこともなかった。
「そうだなぁ〜…やるとしたらバドミントンぐらい?
それ以外の運動もやったこともないし、
文芸部には入るなって親から言われてるしね。」
と答えた。やっぱり高校になっても部活入らない人はあんま、って感じだよな。
そして数学Ⅱが終わり…俺は先生のもとにいき、部活動入部届を貰いに来た。
「バドミントン部…かな…この学校珍しいことに
男女わかれてなくて混同だけど、人数は少ないって聞いてるし…」
そして2限目が始まる前に部活動入部届けを提出し、席に戻ろうとしたら、
先生に止められ、「羊里めめにこのプリントを渡してくれ」とプリントを渡された。
羊里めめという人の名前を聞くのは初めてだ。もしかしたら後輩かもしれない。
同級生にも、先輩にも聞いたこと無いからね。だとしたら俺に渡さないでほしかったけどね⋯
---
一日が終わり、羊里めめさんの家にプリントを渡したいが…
部活動に入ったので、仕方なく部活動を優先することに。
それに初めてだからサボったら絶対後に悪いこと起きるし…
アップをした後、自分たちのラケットを手にしてラリーをする。
部活を始めてから30分ぐらい。そういえば指示をする人が1人しかいないな…
あの人は確か…副部長って言ってたよな…じゃあ部長はどこに……
そんなよそ見をしてたらラリーが途切れてしまった。
「ご、ごめんなさい!!!!!」
向こう側の人は軽く笑ってくれてたけど、内心はブチギレ暴走マッタナシかもしれない。
そして部活動が終わり、解散をした後、羊里めめさんの家を探し、
知り合いの後輩にも聞いた所…この一軒家らしい。
ピンポーン…ピンポーン…
反応がない。なぜだろう?留守とかしてるのかな?
でも中でなにかあったら…と思い、ドアを開こうとすると…
「えっ鍵が空いてる…本当に死んでるとかやめてくれよ…?」
家を探索すると…何もなく、あとはここが最後だった。
「ん?なにか音がする?」と思い、耳を済ませると…
すぅ…すぅ…すぅ…にゃぁ…すぅ…すぅ…
「1つ変なの混じってたけど…多分この先にいるよね…」
ガチャ…
すると部屋の中は驚くほど冷房が効いていて、
ベッドの上にはモコモコした大きな毛布の塊。
「え、えっと…羊里めめさんですか…?」
と近寄ると…
毛布の塊がもぞりと動き、中から薄着のパジャマを着た美少女がいた。
「うぅ…君…誰…?」
「えっと俺は、【「俺」の名前】っていうんだけど…」
「何しに来たの?」
「えっと、プリントを渡しに…」
眠そうに目をこする彼女はプリントを受け取る手をして
渡した。するとベッドの中からもぞもぞがまだあり…
「にゃー!」元気な猫が出てきた!?
「こら、にゃんこ、落ち着いて」
「えっとなんで猫を…?」
「猫、可哀想。渡し、たまたま見つけたから飼ってる…」
といい、再び寝てしまった。
するとステータス画面みたいなやつがひかり…
「未様を自分の家につれていき、保護してください。」
と出た。いや保護って何?
---
俺は指示に従わないとなんか殺すとか言われそうなので
めめさんをとりあえずおぶって家につれていくことに…
「絵面だけで見たら完全に誘拐&変態だからね…」
猫も理解しているのか、足元をこすりながらついてくる。
っていうか…なんでさっきまで晴れてたのに急に雨が降ってるんだ…
そうしてやっと家につき、寝室に寝かせると、ステータス画面に
「お疲れ様です。明日の朝、忘却者がいるようなので、助けてあげてください^^」
と表記された。忘却者って何…?
―――――――――――――――
今日の国語辞典
忘却者【ぼうきゃくしゃ】
①物事をすっかり忘れてしまう人
②記憶をなくした人
―――――――――――――――
なんか新コーナーみたいな今日の国語辞典ってあるし…
とりあえずめめさんは寝かしてお風呂入って俺も寝るか…
コンコンコン…
インターホン使わないで玄関の扉を叩いてる…
どうしたんだろう…?今、雨も降ってるし、困ってるのかもしれない。
扉を開けると…雨で濡れた髪に俺より背が低く涙をこらえてる様子だった
「だ、大丈夫?!」
「あ、あの1日だけ住まわせてください」と土下座をしてきたので、
流石に1日住まわせることに…彼女の名前は「戌前和音」っていうようだ。
「ふわぁぁぁ…スッキリしたぁ…」と和音さんがお風呂からあがったようだ。
和音さんに寝室で寝るように言って、俺もお風呂に入る。
(…干支…干支…羊里…戌前…もしかして干支神が擬人化して
この世界に馴染んでる…?)
すると脳裏にあの言葉がよぎる。
「いいでしょう。それでは一度あなたの家に戻します。
"消えた十二支と、充実した高校生活を送ってください"」
(もしかして…干支神は全員消えたってのは本当で…)
そんな考え事をしていたらめめさんがお風呂に入ってきた!?
「ちょちょちょ…何入ってきてるの!!!!!」
と咄嗟に手で目を隠した。
「だってお風呂入らないと汚い…」
と普通に清潔感を気にしていた。俺は急いでお風呂から出てパジャマに着替える…
「はぁ…とんだ災難だった…」といい、リビングのTVをつけると
ドッ◯リGPがやっていたので見終えたらソファでそのまま寝るつもりだ。
---
朝になると…和音さんが目の前に!?
「起きたぁ?ぎゅーして!」とオレにおねだりをしてきた。
「いやいやいやできるわけないって!!!!」
と拒否ると、あっちからハグをしてきた!?
「顔、赤いよ」
そりゃあ顔赤くなるだろ!!!!!
―――
朝のハプニングから1時間後…
羊里めめさんと戌前和音さんは1個したで後輩だった。
なんで登校までついてくるんだって思ったら同じ学校だったのかよ…
「そういえば、今日は忘却者の人が現れるって…」
ザッ…パァン!!!!!
真横になにか通った気が…
「チッ外したか…」という声が聞こえ、後ろを向くと…誰もいなかった。
「な、なんだったんだ…」と思い、教室に向かうと…
学校が大騒ぎしている!?
なんでも「美少女が2人も後輩に現れた」と言っている。
そんなのあり得ないと思い、無視をしていたが…
その美少女が今この教室に向かっていると噂を聞き、
もしかしてと思うと…
「【「俺」の名前】ー!!!!!」とめめと和音が俺に抱きついてきた!?
「もしかしてお前らが美少女の後輩って噂されてるの?」
「私は別に…【「俺」の名前】しか興味ない⋯」
というと…後輩の男子が俺を睨んでる気がするのは気のせいだろうか…
---
今日は部活動が休みなので家に帰ると…
めめと和音が寝室ですやすやと寝ていた。
すると猫がこちらに来て…「にゃー」とまるでおかえりと言ってるように鳴いた。
今日の夜、安倍透先輩に呼ばれたから行かなきゃとお風呂とご飯を済ませ、
キャットフードもしっかり用意し、2人の夕食を用意したら家を出た。
―移動中―移動中―移動中―
それにしても先輩がオレに何の用だろう…
「あ、きたきた。こんな時間にごめんね、君にこれを渡したくて」
すると、手で隠しながらオレの手のひらに何かを渡してきた。
そして安倍先輩が手を離すと…何かの御札に見えた。
「これは君が本当に大事なときに使ってね。」といい、背を向き歩いていった。
俺は少し困惑しながらも家に帰り、お風呂から音がするので2人がお風呂入ったことを
確認とり、屋根裏で布団を用意し眠りについた。
朝になり、俺は1階にいくと…2人が涙目に抱きついてきた。
「どうしたどうした!?」
と聞くと家中探したけど見つからなかったから寂しかったって…
お前らはヤンデレかよ。
学校に行くと、不可解な噂が流れていた。
「昨日からなんでも忘れる人が増えてる」という噂があった。
まさか、忘却者って…
急いで教室に向かうと…ボロボロの黒い僧衣の着物を来て
手には托鉢用の鉢を持っており、頭は水飴やローションが
塗ってあるかのように、常に不自然なほどヌルヌル・テカテカと光るハゲ頭
「いやはやこんにちは…私の名前は『忘頭』(ぼうず)と申します。」
---
「いやはやこんにちは…私は妖怪「忘頭」と申します。
この托鉢用の鈴で心臓をつき破り…
そして抜いたらその人の記憶をなくすという能力でございます。」
といい、托鉢用の鈴をリン!と鳴らす。
なんていう残酷な能力発動の仕方なんだ…!!!!
―――――――
今日の国語辞典
托鉢
①仏教などの出家者が、生活に必要な食糧や金銭を乞う(お布施を受ける)
ために、鉢を持って街や家々を巡る大切な修行の一つ。
―――――――
「それでは…あなたの記憶もいただきますよ!!!!」
といい、托鉢用の鈴をこちらにつきてきたが…避けた…
(しかし…避けてばかりじゃ退治はできない…
昨日もらった御札はまだ使っちゃいけない気がするし…)
「邪魔なんだけど?」
後ろから声がすると思うと…ヤンキーと噂の
寅見紅さんがいる!?
「邪魔。殺すよ?」というので通すと…
「お前誰。」と忘頭にいうと…
「私は妖怪です。あなたの記憶を取る…妖怪です!!!!」
と攻撃してきたが…紅さんは托鉢用の鈴を受け取り、折った!?
「わ、私の…武器が…!!!!」
「お前の武器はどうでもいい。」といい、
忘頭を持ち上げ、どっかに放り投げた。
そして次の瞬間、全員の記憶が戻った。
すると寅見さんが近寄って…
「今日からお前の家に行くからよろしく」と言ってきた
---
この3階建て+屋根裏に4人+1匹住めるかな…
俺は屋根裏で過ごすようになると…
「カァ!カァ!!!
吾輩の名前は『知ったか鴉』!
雑学やうんちくを言ってやろう!」
と鴉が布団の上にいる…
「だ、誰お前…」
「吾輩は妖怪『知ったか鴉』!
全世界の雑学やうんちくを知り尽くした鴉だ!」
―学校の屋上にて―
「…酒呑童子…いつか俺の手でぶっ殺す
お前が酒呑童子だと気づくまで…泳がせてあげるよ。」
―夕食団らん―
今日はみんなですき焼きを食べることに。
めめはずーっとあーんして食べれないし…
寅見はずっと肉ばっかり食うし…
「和音は何してんだ!!!」
「いや〜ちょっとつまみ食いしただけで…」
「いやつまみ食いするなよ!!!」
猫はキャットフードを食べ、謎の鴉は肉を取りまくるし…
一体どうなってんだよ…
「やるせねぇよ…」
「ん?今なんか声したか?」
と思ったが、3人は?な感じだったので気の所為だと思い
そのまますき焼きを食べた。
「やるせねぇよ………!!!!」
気が向いたら執筆します。