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だって私は
私は歩いていた
歩いていた
ずっと
歩いていた
寒くても
そのまま
どうしたいのかもわからない
未来も変わらない
そんな冬
雪は降って手は冷えてしまった。
いつかの冬
私は知っていた
あの雪の中、一人で歌った歌も
あの雪の積もった、雪だるまを作った時も
夜になってもずっと雪の降る中ずっと泣いていた自分も
知っていた。
家出しちゃった私を。
赤いエビのぬいぐるみを握りしめて
温かくなろうとしても無駄。
手袋をつけても無駄。
凍える頭ではなにも考えられない。
でも、私は気づいていたはずだ。
大好きだったあの家を。
大好きなあの家を。
戻ろう。
暗闇の中 はっきり見えたのは明るい少女だった。
冬は疾風吹きますね、なんてね(笑)
めっちゃ冬っぽくない...
ちなみにノンフィクションです。
少し盛ってますけどね。