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北の国なんてッ!!!
みんと
りうら、いふペアとほとけ、ないこペアに別れた4人。
4人は無事に初兎ちゃんを助けられるのか。
りうまろside
❤「あっ!まろあったよ!階段!」
💙「よし!いくぞ。」
❤「うん!」
😈「はっはっはっ…よくここまでこれたな。」
ギロッ
❤「初兎ちゃんはどこだッ」
😈「まぁまぁ落ち着け。死んではないだろう。」
チャキッ…
❤「初兎ちゃんはどこだ。早く言え。」
💙「りうら落ち着け。こいつは強い。感情だけじゃ勝てへん。」
スー…フゥー…
❤「わかってる。」
😈「そっちがその気ならこっちも全力でいかせてもらうぞ?」
ブンッブンッ…
アイツが鞭のような、伸縮する鎖のような武器を振り回している。
りうらは冷静に銃を構えている。
俺はりうらが取り乱したところを見たことがない。
りうらは負けず嫌いでいつも相手に勝つために頭をフル回転させている。
バンッ…バンバンバン
❤「あーあ、当たんないやーとでも言うと思った?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴォ
😈「何っ!?」
柱が倒れてきて、あいつの足が下敷きになっている。
❤「俺、天才だから。舐めんなよ?」
バンッ…
アイツのおでこを一発。
アイツは即死で、柱に押しつぶされている。
❤「ねぇまろ…?」
💙「ん?」
❤「これでりうらも少しは役に立てた?」
💙「あぁ。大活躍やな。」
❤「良かった。ねぇまろ?」
💙「今度はなん?」
❤「初兎ちゃん、ないむが助けてるかな?」
💙「それはわからへんけど、きっと見つけてると思うで?」
❤「ならいいや。フラッ」
💙「あっぶねぇ…」
そして、りうらはあまり体力がないので、すぐ相手を倒さないとりうらが危ない。
💙「おつかれ。」
りうらをおぶって、俺たちはないむがいるはずの地上に向かった。
ないむside
何もない…?
あれから扉の奥に向かって移動しているのに石の壁に覆われた廊下がずっと続いていて、
初兎ちゃんどころか扉一つない。
💖「ほとけっちー?」
ほとけっちは…なんかめっちゃ静かに俺の後ろを歩いている。え?ほんとにいるよね?
💖「ほとけっち…?」
💎「なに?」
💖「なんでそんなに静かなの?」
💎「探してるから。うるさいと聞こえないじゃん。」
💖「は、はぁ…」
なんか変な感じだなぁ…ほとけっちが静かなの。
💎「ん!」
💖「どうしたの?」
💎「この壁の奥、音がする。」
ピトッ
わかんない…音するの?
💎「なくなちゃった…音。」
💖「え?どうする?」
💎「ないちゃん、爆破して?」
💖「はぁ?こんなとこでしたら危ないでしょ?」
💎「いや、ちっちゃいのだよ?りうちゃんの銃のたまくらいの。」
💖「まぁそんくらいなら…」
フー…バンッ
💎「おぉ〜すごいねぇ」
💖「早く行こう」
💎「うん」
それからちょっと行ったところに、檻のような部屋があった。
その中に、手足を鎖で繋がれ、うずくまっている初兎ちゃんがいた。
さっきのように小さなたまで、入口の鍵を壊して、急いで中に入った。
💎「ないちゃんっ…」
💖「え…」
そこにいたのは、2輪のエリカを抱いて、すでに冷たくなっていた初兎ちゃんだった。
すぐに鎖を外して、二人で抱きかかえたけどもう目を開けることはなかった。
なんで音なったの?っておもうよね?次回、北の国完結!