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神様が、人間界で。 5寮で楽しく
上野 星華
作者「え~。前回のあらすじ説明めんどくs-」
~ぼかーん~
(ユアが作者をこっぱみじんにした音)
作者「よ、喜んで前回のあらすじの説明をさせていただきます……」
~前回のあらすじ~
天界の皆は、ある日魔族に結界を張られ、人間界に行けなくなり、困っていた。そんな事件がおこってから3日後、天界の皆は、人間界がボロボロになっていると知る。そして天界の中で、一番強いと言われる神様、八神朔とその右腕のユアが、最終手段を使い人間界に訪れる。そこで見たのは悲惨な姿をした地球だった。人間界で情報集めなどをしているといい案が!それは、
魔族をoる為の学校、あいずあ高校へ入ろう。
というものだ。2人は試験がを終え、寮へ向かう事にした。
~カチャ~
目の前にいる八神様が寮のドアを開ける。
もうすでに私たちと同じ寮の2人がいた。
「あ!八神さんと、|天川《あまかわ》さんですか?」
と、緑色の服の女子が言う。
「「はい!」」
「初めまして!フランだよっ。」
この子がフランドール・スカーレットか。
「じゃあ、緑色の服のあなたが魂魄さんですね。」
「あ、はいそうです。私が魂魄妖夢です。」
…それと、さっきから思ってたんだけど、私なにか忘れてるよーな…ああっ!
私と八神様の荷物をここに持ってこなければ!
「テ、レポートっと…」
私は重い荷物をテレポートさせた。
「あ、ユア。ありがとう。」
と八神様が言う。
「いえ」
「えーっと、俺は荷物を自分の部屋に置いてくる。」
「あ、私も八神様と同じく。」
「あ、分かりました。」
靴を脱ぎ、自分の部屋に行く。
初対面で、緊張がほぐれない。
えーっと、交流とか、して、なんとか、しよう。
さっき魂魄妖夢さんとフランさんのいたリビングから左に曲がり、手前から3番目の部屋が私の部屋と。
~どさっ~
重い荷物を置き、リビングへ戻る。
もうすでに八神様もリビングにいた。
「早速だけど、全員そろったし、自己紹介しよー!」
フランドール・スカーレットが言う。
4人がソファに座り自己紹介をすることになった。
「じゃあ、私から時計回りで自己紹介ねっ」
「「「オッケー」」」
つまり、フラン→魂魄妖夢→私→八神様
の順だ。
「私は、フランドール・スカーレット!お姉さまがAランクでレミリア・スカーレットって言うの。
私の能力は、『ありとあらゆる物を破壊する程度の能力』だよ!呼び方はフランがいいかな!寮生活とか、よろしくね!」
「「「よろしく!」」」
「私は魂魄妖夢です。能力は『剣術を扱う程度の能力』で、学園長、幽々子様の家臣です。よろしくお願いします」
「「「よろしく」」」
「私の名前は天川ユアです!八神様の右腕的存在です!能力は『大体の物を溶かして、元に戻す程度の能力』です。よろしくお願いいたします。」
「「「よろしくお願いいたします。」」」
「俺は八神朔だ。『時間を少し巻き戻す程度の能力』だ。よろしく」
「「「よろしく」」」
自己紹介が終わり沈黙の時間が流れる。
えーっと、なにか話題をー
ええい!とにかく口を動かせ―い!
「自己紹介、終わりましたねって、もう5時!?私、夕食作ります!!」
口を動かしながら、周りを見渡していると、もう5時だということに気づいた。
「私手伝いますよ」
「妖夢さん、ありがとうございます。」
私と妖夢さんはすぐにキッチンに行き、冷蔵庫を開けた。
---
「「できたー!」」
私と妖夢の前のテーブルにホカホカご飯&ゴロゴロ具材のカレーが4人分置いてある。
そして、私は2人を呼びに行く。
「八神様!フランちゃん!夕食です!」
「わーい」
と言いながらダイニングテーブルの所まで走るフランちゃん!
八神様も部屋から出てきて「ありがと」と言ってくださった。
「どーいたしまして!」
私と八神様、2人でダイニングテーブルに向かった。
そして4人がイスに座ってーー
「「「「いただきます!」」」」
カレーをスプーンですくい、口に入れる。
「「「「美味しい!!」」」」
美味しくて、パクパク食べれちゃう!!
ジャガイモが口の中でほろっと崩れる。
最高!!
口が凄く動いて、すぐに食べ終えてしまった。
「「「「ごちそうさまでした」」」」
4人で手を合わせて言う。
「はー!お腹いっぱい!」
「「私もです!」」
私と妖夢の声が合った。
「「「「ふっっ」」」」
「「あははは」」
「「ふふふふふ」」
みんなで笑って笑って笑ってー!
楽しい時間が終わってー
「おやすみ~!」
「おやすみなさい」
とフランちゃんと妖夢が言う。
「おやすみなさい」
「ああ、おやすみ」
フランちゃんと妖夢が自分の部屋に戻る。
気づいたらもう9時だった。楽しかった。
本当に楽しい時間ってこんなに一瞬なんですね…そう考えれるのも一瞬だった。
今からは本当に真剣に会話しないとならない。
フランちゃんと妖夢が寝たら、八神様と今後について話し合う、という約束をしている。
リビングのソファーに座り、話し始める。
「いつ学校を抜けて魔族をoすか。の話ですが、この時間帯、夜がいいかと。やっぱり寮の先生方がいますが、私たちなら余裕で欺くことができるかと、しかも、レイン・サーベライでここ、寮も監視できますし、なかなか優れているのではないかと思います。」
「なるほど、じゃあ、夜中か。」
「早速ですが行きましょう!」
私が立ち上がりながら言う。
「おう!」
八神様も立ち上がる。
そして、2人同時にー
「「テレポート」」
~シュン~
その後、外で消火活動をしたり、魔族をいっぱい、あっちに送りました。
12時ぐらいに八神様に「明日も学校ですからそろそろ寝ましょう。」と言い、八神様と帰ってきた。
汚い血の着いた体をシャワーで綺麗にし。
「おやすみなさい」
「ああ、おやすみ」
微笑んで言い合って私は自分の部屋に入った。
そして私は布団に転がって今日を振り返っていた。
そして、私はハッとした。八神様って、天界では退屈そうで5000年一緒にいても、あまり笑ったことがなかったけど…。
「ふふっ。八神様、今日が楽しかったようで、何よりです。」
私がポツリとつぶやく。
この寮に来て、八神様が笑顔になる回数が確実に増えた。
この寮に来て1日目ですが…………良かった。
「私は明日が楽しみです。」
そうつぶやき、深い眠りに落ちた。