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東方移動帳〜side祇園時靖〜
紅葉 ひいらぎ
世界は東方孤独霊と同じ世界、祇園時靖は平行世界から登場した感じですね。
この世界で手に入れた能力は孤独霊には引き継ぎません。
ストーリー1『幽遠街』
幽遠街、それは全てが停滞する街。
その街は姿を変えずに数百年、ことによれば数千年の歴史を持っていた。
その街の支配者、《幻想の停滞》 |祇園時靖《ぎおんじしず》。
彼女の能力でこの街は成り立っている。
目が覚めるほどに蒼い着物、それすらも凌ぐ美貌。美しき緑の瞳。そして髪。
更に彼女は美しさだけではなく強さも持っていた。
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『停滞異変』、四季が変わらず、夜が訪れぬ異変。
簡単に言うと、停滞した。
霊夢「夜が来ない...やっぱ異変よね?」
魔理沙「ああ、だろうな。どこの誰だか知らないが面倒くさいことしてくれるぜ」
沙良「早速行きませんか?早く終わらせるに越したことはないでしょう」
異変、能力を手に入れるチャンス
大体の敵であれば無効化は簡単、つまり何のリスクや害も負わずに能力を手に入れる事ができる。
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霊夢「此処から霊力が溢れてるわ。簡単に察知できるほどの強力な霊力」
たどり着いたのは霧を纏う街。幻想郷も大分発展してきたと思っていたのだが、未だこんな街があるなんて。
その街はかなり古い。幻想郷の大正初期のような建物と違い、まるで江戸辺りを思わせるようなデザイン。
だが古ぼけてはいない。何も作られたときから|変わっていない《・・・・・・・》。
霊夢「変な街ね、幻想郷とは違う、けれど幻想の物」
突如爆炎が上がった。辺り一帯を巻き込む強力な霊力。
霊夢「結界!」
魔理沙「恋符『マスタースパーク!』」
沙良「唯符『オリジナルバラージュ』!」
私の、唯一の弾幕
突如放たれた弾幕が急激に速度を落とし、停止した。
霊夢&魔理沙&沙良「「「!?」」」
???「ようこそ、幽遠街へ。そしてさようなら。愚かな客人よ」
その女性が姿を出した瞬間、なにか違和感を感じた。彼女の動きが早いような...いや、自分の動きが遅くなっているような、そんな気が。
???「私は祇園時靖。幽遠街の支配者。」
霊夢「祇園時!?あの一族か...」
どうやら霊夢さんは知っているようだが...
祇園時靖「捕獲『永遠のスネア』」
沙良「これはっ?」
体が動かない
先ほど感じた違和感はこの能力か。
霊夢「あんた...異変起こしたでしょ?」
祇園時靖「いや、そんなつもりはないんだ、だけど此処に来たからには、戦う覚悟はあるんだろ?《博麗の巫女》」
魔理沙「上等だ!」
霊夢「そうね、最初から話しが通じるとは思ってないわ」
霊夢「霊符『現し世幻想』」
魔理沙「魔符『エンドレスフォール』!」
沙良「え、えっと...」
撃つ弾幕が思い付かない。生半可な弾幕では届かない...
どうしよう...いや
沙良「模符『拘束 迫りくるスネア』!」
即席の弾幕。祇園寺の足が止まる。
この調子でいけば。
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だがそう簡単にはいかなかった。
撃った弾幕は片っ端から止められる。
だが敵の弾幕はあたってしまう。
無理か...
祇園時靖「じゃあ、一旦消えてもらおうか」
他の人のキャラを書くのは難しいです。゚(゚´Д`゚)゚。
次回に続きます
誤字ってたぁ