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「俺って受け?」「お前は受け。」
もしかして、これで3作め??
どうも!毎度おなじみりつ×ゆうです~
いつの日か取り上げたすおかじの遊園地ネタをもっかい使います。
なんかごめんなさい。でもあの観覧車のネタ自分で言うのもなんだけど大好きなんです。
ゆうはー、攻めになろうとしても結局受けになってほしいです~♪
りつはー、攻めになろうとして頑張ってるゆうをにこにこしながら眺めた挙句
攻めてほしいです!!
はいッ!!それではぁ~頑張りますっ!!
リナリア様にも見ていただけたら嬉しいですっ!!!
あと…初めてのりつくん視点です、博多弁慣れてなくて難しい…
変換機能も頑張って使いこなします…
「りつ。」
「なん?」
悠が、なんだかムスッとした顔で話しかけてくる。
なんや…いつもみたいなかまってちゃんか?
「俺って受けなん?」
「うん。」
当たり前の即答。
だって、今まで俺が攻めやったし…今更変えるとかありえん。
「えぇ~…俺やって攻めやりたい…!!」
「無理、お前は受け。」
「やだっ!!」
「無理。」
そんな話のキャッチボールみたいなのが続いたのち、悠が少し声のボリュームを
上げた。
「もうええわ!今日一日俺が攻めなる!!夜もやからな?俺が上!!」
「はぁ?無理やって…__聞いとらんなこいつ。__」
自分が攻められてるのを想像してみる。
でも、一切想像がつかなすぎて逆に驚いた。
まぁ、今日はとりあえず乗っちゃるか…
「おいりつっ!あれやっ…!!」
「そうやね~」
観覧車を前にはしゃぐ悠。そんあ悠を眺めつつ、俺はニコニコしながら呟く。
顔はめパネルで遊んでる悠を撮ったり、ジェットコースターに乗ってる悠を
撮ったり…それはもうカメラロールが悠まみれになった。
…いや、もともと悠まみれだけど。
…さぁ、ついに来た。
遊びまくった悠は疲れ果てていて、放っておいたら寝てしまいそう。
でも、観覧車は遊園地に来る前から乗ると決めていたらしく、さっきから
動いたり動いたり動いたり落ち着かない。
「りつ、もう順番やってよぉ…」
「あーはいはい、悠くん起きてます〜?」
「お、起きとるっ…!」
少しからかってみると、頬がぷくーってなって、正直…ばりあいらしか…
バレない程度に狼狽えつつ、俺たちは観覧車へ乗り込んだ。
「りつ…!たかっ!あっち見て、夜景めっちゃきれー!!」
「そやね〜」
なんだかデジャヴだけど、外の景色にはしゃぐ悠。そして俺はそんな悠を眺める。
そういえば、今日は悠が攻めなんやっけ…忘れてたけど、やっぱり受けになるわけ
にはいかない。
「おっ、もう一番上!?見てみてりつっ!すご…っえ、」
―——ちゅっ
狭い箱に、小さなリップ音が響く。
目の前でみるみるうちに赤くなっていく顔。
「なっ…は、!?/////」
「ふっ…攻めなるんやなかったと? 俺には受けにしか見えんっちゃけど」
「~~~~っ…////」
声にならない声をあげながら、悠は自分のジャージの袖で顔を隠してしまった。
俺は、そんな悠の腕をどける。
「悠?そげん愛らしかとに…隠したらつまらんやろ?」
口角をあげながら、俺はもう一度…悠の唇に触れた。
俺ただ博多弁のお兄さんに愛されたいやつで草
え、本場の人ってほんとに「つまらん」って言うん!?
すげぇ、方言の違いやなこれが
「だめ」を「つまらん」って言うらしいわ
へぇ~…(感心)