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霊力の強い女の子。
霊とか怖い人は気をつけて!
でもあんまり怖くない笑
れっつごーーー
私の名前は黄空 小雨(きぞら こさめ)。高等部1年生。通っている学校は中高一貫だ。
幼馴染みの甘瑠璃 苺(あまるり いちご)と、学校に向かっている。
「ねぇこーちゃ」
「何?」
「今日何限に数学あったっけ」
「1限だよ」
「あ~…数学の課題ちょっと写させてくんね?昨日ゆーらんたちとショッピングモール行ったじゃん?時間なくてさーはは…」
苺が言っているゆーらんとは、夜話由来)(よばなし ゆら)で、中学校に入ってからできた親友だ。苺と由来と私で、いつも登校している。ちなみに由来は家が違う方面だ。
「え、終わってなかったの…?」
「うん笑」
「しゃーないなー」
「ありがとうまじ神」
笑いながら登校できる、この時間が好きだ。
────────────放課後
(飛びすぎ失礼しましす)
(はぁ、今日は生徒会で遅くなった…)
私は生徒会に入っている。
門を出たとき、怪しげな気配がした。
「な、何…?」
振り返ると、そこにはキメラのような、色々な生物が合体したような姿の化け物がいた。
「えっ」
「小雨!!」
化け物の後ろ側から由来の声が聞こえた。
「ゆ……ら…?」
由来が風を吹かせた。
そのとたん、化け物がよろき、倒れた。
「小雨、大丈夫…?」
心配そうにで聞いてくる親友の顔を見て、涙がこぼれ落ちた。
「由来っ…大丈夫、ありがとっ…」
「ほんと…?良かった…」
「でも、由来、どういうことなの…?」
由来は苦笑いしてこう説明した。
「あー…私んち、祓い家の一族でさー…はは…」
ん?え?はら…い………や……?
「そ、そうだったの!?」
「うん…ごめんね…内緒にしてて……」
由来って、すごいな…
「ねぇ、由来、」
「ん?」
「私も、祓い家とか…なれないかな…?」
由来は一瞬、思考停止したかのように、ぽかんとしていた。
「えっ、なななっなんで!?」
えっ…そんな驚きますか…?
「だって…由来が私を助けてくれたみたいに、私も誰かを助けたい!!」
「…っ、確かに、そうだね」
「由来!!!」
「あ、でも、1つ聞いていい?」
「いいけど…」
「なんで霊が見えたの…?」
あ、さっきの化け物って、霊だったんだ…
「わ、わかんない…なんで見えたんだろ…」
「うーん…霊力が強いとか?」
「そう、なのかな…」
「まぁ、大丈夫でしょ!」
(由来、のんき…笑)
「じゃぁさ、小雨にプレゼント!」
きらきらとした、光のカーテンに包まれた。
「なに、これ…」
少し怖くなって、目をとじた。
「………?」
目を開けると、光のカーテンに包まれる前の風景。
「由来、これは…」
「霊が祓えるようになる力だよ」
「ちか、ら…」
私の中にあった、心のモヤモヤもさぁっと消えていった。このモヤモヤって、霊だったのかな。
そう思ったとき、横から物音が聞こえた。
──さっきの!!!─────────
「小雨」
「!由来…?」
「最初の仕事だよ」
そう言いながら、銃を投げてきた。
「うえっ!?」
じ、銃…!?よくわかんない、よくわかんないけど…
「おりゃーーー!!!!!」
撃て!とにかく撃て!自分を信じてみよう!!!
「おー!水鉄砲みたいだね!」
「みず、でっぽう、…っそうだ!」
上に銃を撃ちまくる。
「え!?小雨!?」
「どんな雨でも、小雨でもいいから、降ってくださいーー!!!!」
サアァァァ…
「小雨、だ…」
小雨が降らせた雨に撃たれた霊は、蒸発しながら消えていった。
「霊って、蒸発するんだね」
「ううん、私のときはしなかった」
「そうなんだ…」
しばらくして、雨はやみ、虹が見えた。呆然として眺めていると、足音が聞こえた。
「ゆーらん!こーちゃ!」
「「苺!?」」
「2人とも、今日カフェ行くって言ったのに遅いから…大丈夫?」
「じっ、実はね…」
────かくかくしかじか…────
「え!?そうだったの!?霊が襲ってくるとかまじやばいじゃん!」
「え、祓い家になったことは驚かないの…?」
「私が祓い家だった事も…?」
「あ、もちろん驚いたよ!でも、私も祓い家だったから…」
・・・・・・
「「えぇ″!?」」
~*~*~*~*~*~*~*~*
そんなこんなで、私たち3人は、<祓い家3人組>という名で、有名になりました!
…という夢を、苺も由来も私も、見たようです。
end
どうでしたか?今回のお題のお話!
1700文字超えたのはびっくりしました…
誤字あったらすまぬ
小説って書くの大変だね((○(>_<)○))
あと…これって二次創作になるのか?
このお話が面白いなと思ってくれたら、応援・ファンレターよろしくお願いします!!!
次回作をお楽しみに!